レオ・ペルッツの作品一覧

「レオ・ペルッツ」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 第三の魔弾
    読み始めるとあっという間に惹き込まれ、読むのが止まらなかった。
    じつは買ってから1年近く積んでいた。以前読んだ『アンチクリストの誕生』は短編集で気楽だったのに対して『第三の魔弾』の厚さに手を出しかねていたのが阿呆らしい。ペルッツの他の本も買わねば。

    クロースターカッツ(修道院の猫という意味。美食家...続きを読む
  • テュルリュパン ――ある運命の話
    20世紀前半にウィーンで活躍したユダヤ系作家
    レオ・ペルッツ(1882-1957)の(わりと短い)長編小説。
    舞台は17世紀のフランス、
    目障りな貴族を一掃しようと目論んだリシュリュー公爵こと
    ルイ13世の宰相アルマン・ジャン・デュ・プレシーの企てを
    阻止せんとした(?)謎の人物を巡る物語。

    空想...続きを読む
  • 第三の魔弾
    時は16世紀。
    ラインの「暴れ伯爵」と渾名されるグルムバッハは、
    聖職者の俗権への介入を厭い、
    抵抗して、神聖ローマ帝国皇帝から追放処分を受け、
    スペイン人未入植地で農業に従事しようというドイツ人たちのリーダーとなって、
    フェルディナンディナ島(キューバ)へ。
    後にコンキスタドール(Conquist...続きを読む
  • 第三の魔弾
    読み終わってしばし、呆然。
    突如、時系列が断ち切られて
    別の時系列に繋がる、映画的な手法が
    とられているから。

    キリスト教や世界史の知識があれば
    さらによく分かるんだろうなと
    思いつつ、血なまぐさいストーリーの
    中から浮かび上がる登場人物たちの
    個性的なキャラ力のおかげで、
    一息に読めた。

    「巨...続きを読む

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