作品一覧
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-1~2巻770円 (税込)ゴールがどこにあるのか誰も知らない、そんな道をバイクとライダーたちは走り続ける。 『グッバイエバーグリーン』『恋ヶ窪ワークス』の大森しんや・せきはんがミスターバイク誌上で描いた物語に仕事場から発掘されたコミックス未収録作品、合計67ページを収録して発進!
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4.4全1巻660円 (税込)女子高校生の翼がバイクの免許をとった。祖父が工房に遺した古いYAMAHAを再び走らせるために。少女とバイクと忘れられない夏の物語――かつて伝説のバイク専門誌『RIDE』に連載された名作が、ついに一冊の本にまとまる。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
バイクでのツーリングは、車や電車での旅行には無い、独特な雰囲気があります。
雨の日は冷たく、そしてさみしく。荷物は積めず。風は強く。快適性からほど遠いために「なぜ乗るのか?」と問われると、バイクほど答えに窮するものはないでしょう。
しかし、何気ない道に心躍ること、雨のにおいに不安を煽られること、道端の花に心奪われること、自分だけのお気に入りスポットに満足すること……いろんなこと「ちょっとした満足感」が今でもバイクに乗り続ける原動力になっていると、私はそう思います。
「グッバイエバーグリーン」は、そういった日常のささやかな幸せや、不便さに魅力を感じる瞬間というものを繊細に描き切った素晴らし -
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購入済み
祝脱皮 大森しんやに幸あれ
ミスターバイク誌の呪縛を振り払った、作者の新境地がうかがえる作品っす。ほんとにおめでたい。ファン(と言うほどでもないが、作品は全部持ってる)としても嬉しい。以前の主戦場が主戦場だけに仕方のないところではありましたが、オートバイへの思い入れたっぷりに語るハードボイルドやノスタルジー、ロマンチズムはこの人の作品には合ってませんでした。万歳ハイウェイにも750ライダーにも遥かに及ばない、中途半端なカラーが拭いきれませんでした。この新たな門出を読者としてお祝いします。とはいえ、隅っこにカブくらい描いてくれると嬉しいと思うのは、単車好きの矛盾した心理です。続刊に期待します。
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