作品一覧

  • メアリー・ポピンズ
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東風にのって、バンクスさんの家にやってきた子守さんの名前は、メアリー・ポピンズ。魔法のような力でふしぎな世界を見せてくれるメアリー・ポピンズのことが、子どもたちは大すき! ところが、風がかわったある日……。子ども時代の愛読書『メアリー・ポピンズ』がきっかけで作家になった富安陽子が、思いをこめて作品を再構成。ふしぎがいっぱいのメアリー・ポピンズの深い魅力を、たくみなストーリーテリングで描き出します。
  • 公園のメアリー・ポピンズ
    4.2
    独特のさわやかな雰囲気を味わわせてくれる「メアリー・ポピンズ」の4冊目。バンクス家を3度訪れた彼女のまわりで起きたふしぎなできごとで、これまでの3冊に書かれていないことを、6つの短編にして集めました。

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  • とびらをあけるメアリー・ポピンズ
    4.2
    バンクス家の子どもたちが待ちに待っていたメアリー・ポピンズが、やっと帰ってきました。しかも、打ち上げ花火の星にのって! 子どもたちは、メアリー・ポピンズの不思議な魔法の世界に、すぐにでも、そしていつまでもひたっていたい気持ちでいっぱいです。さあ、マザーグースや神話の世界へ、楽しい冒険旅行のはじまりです。[改版]

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  • 風にのってきたメアリー・ポピンズ
    4.0
    東風の吹く日に、こうもり傘につかまって、空からバンクス家にやってきた、ちょっと風変わりな保母の物語。彼女が語るお話は、子どもたちをふしぎな冒険の世界へと導きます。ユーモアと笑いのかげに人生の深みをのぞかせているこの作品は、『ピーター・パン』や『クマのプーさん』とならぶ、空想物語の代表作です。

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  • 帰ってきたメアリー・ポピンズ
    4.7
    メアリー・ポピンズが西風にのってバンクス家を去ってしまってから、子どもたちは彼女の帰ってくる日を心待ちにしていた。ある日、公園でタコあげをしていると、糸の先になつかしい彼女の姿が現れた。ふだんはきびしいナース(保母)のミス・ポピンズだが、彼女が語る物語は、子どもたちを不思議な冒険へとみちびいてゆく。

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ユーザーレビュー

  • 風にのってきたメアリー・ポピンズ

    Posted by ブクログ

    訳のうまさに驚いてしまった。しかも訳者は男性、財政学の先生。二重の驚きだ。
    再読するきっかけとなったのは、新井潤美著『不機嫌なメアリー・ポピンズ』(平凡社新書)。なぜポピンズがツンとしていて不機嫌なのか、その理由が書いてあった。そうか、ナニーはそういう存在だったのか。半分納得したが、それでもポピンズの不機嫌さは度を越えている。
    映画やミュージカルのメアリー・ポピンズは、この原作とはかなり違っている。思いっきりアメリカ的脚色、明るいメアリー・ポピンズ。でも、原作のように不機嫌なポピンズのほうが何倍もおもしろい。(2013年公開の映画『ウォルト・ディズニーの約束』は、メアリー・ポピンズの原作とディ

    0
    2025年05月05日
  • 風にのってきたメアリー・ポピンズ

    Posted by ブクログ

     この世界と異世界?とのハザマにいて、風とともに時空を超えて旅するメアリー・ポピンズさんの物語です。思ってもみなかったです、メアリーさんは「時空の旅人さん」でした!
     おもしろかったです!裏表紙に「小学4・5以上」とあります。小学生のわたしには難しかったかも、いま読めてよかったです。

     物語は12篇の連作短編の形式です。わたしは特に「10 満月」がよかったです。「みんなおなじ」のメッセージが響きました。「みんな」とは何で、「おなじ」とはどんなことかを読んでいただきたいです。
     宇宙の歴史を俯瞰するような内容もあり、感動しました。

     メアリー・ポピンズさんは、バンクスさんちの4人の子どもの世

    0
    2025年03月05日
  • とびらをあけるメアリー・ポピンズ

    Posted by ブクログ

    十一月五日のガイ・フォークスのお祭りの日に、打ち上げ花火の星に乗ってやってきたメアリー・ポピンズ。
    いつものように、じゅうたん製のバックとオウムの頭のついたこうもりがさを持って。
    メアリー・ポピンズの言葉は辛辣で、子どもたちを決してほめたりはしないけれど、なぜか彼女の魅力に引き込まれてしまいます。

    ジェインとマイケルは、メアリー・ポピンズがつれていってくれるおとぎの世界についても、深く聞かないことにしています。
    それは、世の中には、説明できることもあるけれど、説明できないこともあるとちゃんとわかっているからなのです。
    自分だけが知っている夢の世界。
    それは簡単に人に話すと意味のないことになっ

    0
    2024年10月12日
  • 帰ってきたメアリー・ポピンズ

    Posted by ブクログ

    あのメアリー・ポピンズが、凧に乗ってバンクス家の子供たちのもとに帰ってきた。
    彼女の持っているじゅうたん製のバッグには、ただひとつ大きな体温計が入っているだけ。

    ムクドリや赤ちゃんとお話ができたり、子供たちに不思議な体験をさせてくれるメアリー・ポピンズ。
    ふだんは決して笑わないし、優しさや親切の押し売りもしないけれど、彼女が巻き起こす独特なファンタジーの世界はとっても楽しく、わくわくの連続です。

    ショーウインドウに映った自分の姿にうっとりするメアリー・ポピンズが愛らしくて、こちらもついつい笑ってしまいます。

    彼女と過ごす楽しい時間は、永久に続くことはないけれど、心の中できらめく星のように

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    2024年08月04日
  • 風にのってきたメアリー・ポピンズ

    Posted by ブクログ

    東風の吹く寒い日に、4人の子どもたちのお世話係としてバンクス家にやってきたメアリー・ポピンズ。
    彼女はちょっと風変わりで、無愛想でこわそうだけれど、どこか人をひきつける魅力があるようです。

    翻訳独特の言いまわしが小学生の頃には難しくて、ほとんど内容を覚えていなかったのですが、最近になってディズニーの「メリー・ポピンズ」2作を観て、映像を頭の中で再現しながら、物語を楽しむことができました。

    柄のところがオウムの頭になっている傘を持ってお出かけをし、往来に絵を描いているバートと一緒に、絵の中に入ってお茶をしたり、ジェインとマイケルを連れて、笑いじょうごのウイッグさんを訪ねたり。

    双子のジョン

    0
    2024年06月08日

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