作品一覧

  • 会計学の誕生 複式簿記が変えた世界
    4.0
    1巻858円 (税込)
    会計――現代の必須スキルの一つと言われながらもついつい敬遠してしまう。そこで本書は中世イタリアの商人たちの帳簿、近世オランダや近代イギリスの簿記書を紹介しながら、財務諸表の誕生とその本質を探る。複式簿記から、貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書まで、八〇〇年にわたる会計の世界へようこそ。

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  • 重金属のはなし 鉄、水銀、レアメタル
    4.0
    1巻968円 (税込)
    重金属と人類とのつきあいは古くて新しい。IT産業にはレアメタルが欠かせず、私たちの体にも釘一本分の鉄が含まれている。一方で、調味料として鉛が利用されたローマ時代には中毒が多発し、水銀やカドミウムの汚染は今や全世界を覆っている。ビッグバンに始まる重金属の歴史、その特徴、利用法を解説。さらに、メリットとリスクを同時にもたらす重金属と人間の関係を水俣病などの事例に学び、つきあい方を再考する。

ユーザーレビュー

  • 会計学の誕生 複式簿記が変えた世界

    Posted by ブクログ

     「会計学って学問なの?手段・ツールじゃないの?」という評者の固定観念を,根底から打ち破ってくれた本。本書の言葉を借用すると,「日々の取引を正確に記録し,利益を計算する行為」は簿記であり,会計は,「その結果を受けて,企業成果を外部の利害関係者である株主や債権者に報告するシステム」(126頁)である。すなわち,会計は,株式会社の登場によって,損益や資産状況を記した簿記の情報が株主に正確に開示されることを以て,初めて意味を成す。評者の固定観念には,簿記と会計の相違を理解していなかった点に大きな問題が存在していたわけである。
     本書の目的は,書名どおり「会計学の誕生」を辿ることにあるのだが,いきなり

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    2019年01月24日
  • 重金属のはなし 鉄、水銀、レアメタル

    Posted by ブクログ

    前半は重金属の紹介。物理、歴史、人文などの幅広い知識に裏付けられた文章に、感服しました。
    後半は重金属による環境汚染の話し。珠玉の前半を踏まえての、被害者の立場に立った考え方は、非常に納得性がありました。

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    2013年03月04日
  • 重金属のはなし 鉄、水銀、レアメタル

    Posted by ブクログ

    重金属類とそれに付随して引き起こされた様々な公害問題,近年のEU諸国を中心とする新たな規制的手法に至るまで,極めて網羅的に書かれており,とても勉強になります.

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    2012年11月02日
  • 重金属のはなし 鉄、水銀、レアメタル

    Posted by ブクログ

    重金属の産業や生命での利用、そして環境に与える悪影響が記されている。製造業に携わるなら覚えておきたい話だった。

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    2023年05月06日
  • 会計学の誕生 複式簿記が変えた世界

    Posted by ブクログ

    会計学の成り立ちについて。
    ある程度会計を知らないとつまらないと思う。

    前半は複式簿記の誕生からキャッシュフロー計算書に至るまでの歴史が詳しく説明される。

    終章は途端に著者の主張が強くなり、近年の未来志向の公正価値重視の財務会計への批判が繰り返し述べられる。
    信頼性から有用性へ財務諸表に求められることが変化してきている。普段我々の作っている財務諸表の数値というのは一体なんなのだろうという感じ。DCFとか包括利益とかやっているわけだけれど…

    「会計が経営の意思決定に役立つ情報をすべて提供できるという思い過ごしをしないことが大切」という言葉がとても印象的だった。

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    2022年08月09日

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