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Posted by ブクログ 2019年01月24日
「会計学って学問なの?手段・ツールじゃないの?」という評者の固定観念を,根底から打ち破ってくれた本。本書の言葉を借用すると,「日々の取引を正確に記録し,利益を計算する行為」は簿記であり,会計は,「その結果を受けて,企業成果を外部の利害関係者である株主や債権者に報告するシステム」(126頁)である。...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月09日
会計学の成り立ちについて。
ある程度会計を知らないとつまらないと思う。
前半は複式簿記の誕生からキャッシュフロー計算書に至るまでの歴史が詳しく説明される。
終章は途端に著者の主張が強くなり、近年の未来志向の公正価値重視の財務会計への批判が繰り返し述べられる。
信頼性から有用性へ財務諸表に求められ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月29日
東芝の会計不祥事等、会計の信頼性を揺るがす事件を目の当たりにし、今一度会計の役割とは何かを問うべく、複式簿記の生成・発展の歴史を辿った本書。
本書では冒頭において複式簿記の本質を、
“継続記録によるフローの側面からの損益計算と有高計算によるストックの側面からの損益計算の二重計算にあり...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月27日
商業の発展に伴って財産や売買の記録の仕方も変化する必要が生じ、その要求から簿記が誕生・進化していく様子が記載されている。
自分の資産や利益を知りたいと思ったとき、単純には棚卸しをして在庫(ストック)を計上すれば良いように思われるが、その結果の正しさ(途中で不正に商品が横流しとかされていないか?)を証...続きを読む
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