作品一覧

ユーザーレビュー

  • アイウィットネス 時代を目撃したカメラマン

    sun

    購入済み

    戦後日本を振り返りたい人に

    戦後日本の激動をレンズで切り取った写真家たちの回顧録。
    土門拳、奈良原一高、細江英公ら巨匠が自らの代表作や時代との対峙を振り返る。
    モノクロの強烈な一枚一枚に、焼け跡の復興、学生運動、安保闘争、沖縄返還の空気が凝縮されている。
    技術論よりも「なぜ撮ったか」が中心で、カメラマンが時代とどう向き合ったかが痛切に伝わる。
    特に土門の「絶対写真」への執念や、細江の「薔薇十字架」裏話は胸を打つ。歴史を追体験できる貴重な一冊。
    写真愛好家だけでなく、戦後日本を振り返りたい人にも強く薦めたい。

    0
    2025年12月24日
  • アイウィットネス 時代を目撃したカメラマン

    Posted by ブクログ

    『キャパになれなかったカメラマン ベトナム戦争の語り部たち』で
    ヴェトナム戦争を取材したメディアの人々の群像を描き、『ハート
    ブレイク・ホテル』では日本人記者たちに「あなかたにとってあの
    戦争(ヴェトナム)は何だったのか?」と問いかけ、自らもその答え
    を模索した。

    そんな著者の3作品目はヴェトナム戦争以降の回想録だ。アメリカ
    の3大ネットワークのひとつ、ABCのニュース・カメラマンとして世界
    各地で目撃した出来事を時系列で綴っている。

    レバノンの戦乱から東西冷戦の終結、アメリカ大統領選挙の随行
    取材、そして最年長のカメラマンとして走り回った9.11アメリカ同時
    多発テロ

    0
    2017年08月21日
  • キャパになれなかったカメラマン ベトナム戦争の語り部たち<下>

    Posted by ブクログ

    ベトナム戦争を報道したTVジャーナリスト列伝。
    いくつかのエピソードが別の章で重複して語られているのはご愛敬としても、その内容にはぐいぐいと引きこまれてしまう。作り話ではない事実の持つ重みをひしと感じる。
    唯一物足りないものをあげるとすれば、著者がなぜ戦争報道にそれほどまでにのめり込んだのかがハッキリと語られていないことか。

    0
    2012年05月25日
  • アイウィットネス 時代を目撃したカメラマン

    Posted by ブクログ

    ベトナム戦争から9.11までを前線で取材した報道カメラマンの自伝

    報道されない前線の話が生々しいのです。

    0
    2013年12月23日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!