【感想・ネタバレ】キャパになれなかったカメラマン ベトナム戦争の語り部たち<下>のレビュー

あらすじ

「ジャーナリストのせいでアメリカは負けた」とまで言われたベトナム戦争。大阪の毎日放送を退社し、単身ベトナムへ。米ABC放送のTVカメラマンとなり、以降1975年にサイゴンが陥落するまでの10年間、ベトナム戦争を取材し続けた著者による、生身の記録。戦争報道の光と影を描き切る。 (講談社文庫)

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Posted by ブクログ

ベトナム戦争を報道したTVジャーナリスト列伝。
いくつかのエピソードが別の章で重複して語られているのはご愛敬としても、その内容にはぐいぐいと引きこまれてしまう。作り話ではない事実の持つ重みをひしと感じる。
唯一物足りないものをあげるとすれば、著者がなぜ戦争報道にそれほどまでにのめり込んだのかがハッキリと語られていないことか。

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2012年05月25日

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