ミハイル・ブルガーコフの作品一覧
「ミハイル・ブルガーコフ」の「犬の心臓・運命の卵」「巨匠とマルガリータ(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ミハイル・ブルガーコフ」の「犬の心臓・運命の卵」「巨匠とマルガリータ(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
猫の絵のカバーが愛らしく、手に取る。
物語は1930年代のモスクワと、「ナザレの人」がポンディオ・ピラト総督によって処刑される、約2000年前を描きながら進む。それがラストには交錯し、綺麗に混ざり合って終わる。
壮大なファンタジーの中に、ユーモアから神学論までが散りばめられている。
悪魔が現れ、その手下の、表紙のような可愛らしい猫ではなく、太った嘘つき猫が活躍し……タイトルの巨匠が現れるのは読み出してからかなり先で、マルガリータが現れるのは第二部まで待たなければならない。
それでも人がどんどん消えていく場面などは、スターリン時代の旧ソ連を暗示するようで、ただのファンタジーとは読めない。笑える
Posted by ブクログ
注訳がとても良かったです。
ブルガーコフのいたソ連はめまぐるしく変わり、革命に内戦等、街や建物も次々と代わる時代だったそうで、内容もバタバタしてます。
犬の心臓はまず倫理に反する内容だし、痛烈過ぎて胸が痛かったです。
可愛いボロボロの犬が、下品な悪党になるなんて...。
めまぐるしく変わる母国を皮肉りながらも、戯曲の要素もあり色々と知れたし楽しめました。
なかなかマニアックな内容でした。
運命の卵はパニック小説でした。
犬の心臓の後だから結構後味悪いです。
大量のカエルと鶏と人が死に、カエルが可哀想でした。
何だかんだと言って、ブルガーコフは動物愛護主義者だったように思えます。
犬の気持
Posted by ブクログ
これまで知らなかったが、ウクライナの作家による有名な作品とのことである。
『巨匠とマルガリータ』の題の通り、「巨匠」とマルガリータが再会し共に暮らすようになるまでを描いているが、その過程でウォーランドとその配下の悪魔たちが街を引っ掻き回しめちゃくちゃにするエピソードが複数描かれる。「巨匠」とマルガリータの登場も、序盤から暫く待たねばならず、個人的にはこの過程が本当に必要なのか疑問に感じてはいたが、このエピソード(段階)の要不要などどうでも良くなるくらい物語が面白く引き込まれた。翻訳メモに曰く、この作品が長い時間をかけて書かれたために物語に矛盾が生じているとのことだが、それも気にならなかったほど
Posted by ブクログ
『犬の心臓』
1924年。野良犬のコロは、医師プレオブラジェンスキー教授とその助手ボルメンタール博士によって、人間の睾丸と下垂体を移植される。やがてコロは徐々に人間化し、言葉を話すようになり、共産主義思想に染まり、教授や博士のようなブルジョワ階級を嫌悪するようになる。そして「コロフ氏」として市民権を得るのだった。
共産主義者となったコロフ氏は、自分こそがこの家、この国の主役だとばかりに傲慢になり、女性を騙して結婚しようとしたり、それを止められると医師たちを当局に密告しようとしたりする。そんな彼にうんざりした教授と博士は――。
語り口が少し不思議で、最初は犬の視点で物語が進み、やがて手術のあ