作品一覧

  • シリーズ日本近現代史 1 幕末・維新
    完結
    4.1
    全10巻946~1,100円 (税込)
    黒船来航から,明治維新へ──激しく揺れ動いた幕末・維新とはどういう時代だったのか.東アジア世界に視点をすえ,開国から西南戦争までを最新の研究成果に基づいて描く新しい通史.従来から「屈服」したと言われてきた幕末外交システムを再評価し,それが維新政府に継承されていく過程を明らかにする.シリーズ第1冊.

    試し読み

    フォロー
  • 田中角栄--最後の秘書が語る情と智恵の政治家
    -
    1巻1,386円 (税込)
    総理大臣を務めた田中角栄の最後の秘書である朝賀昭に、角栄の人となりを聞き出して書籍化したもの。角栄が自民党の政調会長であった頃から亡くなるまで、お庭番として仕えた朝賀にしか分からない逸話が満載。

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • シリーズ日本近現代史 7 占領と改革

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    学校の歴史では、近代、現代をほとんど教えない。
    過去の失敗を繰り返さないという意味での歴史の役割が断絶している。

    本書は、学校で教えなかった歴史をつなごうという意味で有用だ。

    0
    2012年08月22日
  • シリーズ日本近現代史 7 占領と改革

    Posted by ブクログ

    前半は占領行なわれなくても、戦後改革はありえた、とする野心的な論考だったが、後半に勢いがなくなった感がする。GHQは絶えず強権的ではなかったのだな。

    ・無条件降伏モデルは、国家として戦争責任取らせなかったことが致命的。
    ・改革以前に戦前戦時中に学校運営に父母が多大に関わっていた事実。
    ・憲法体制が確立するのは55年
    ・天皇とリーダーは戦争責任を取る下地が十分にあった。

    0
    2014年04月07日
  • シリーズ日本近現代史 7 占領と改革

    Posted by ブクログ

    総力戦体制と戦後体制を連続したものと捉え、総力戦体制をある意味完成させたのはGHQによる改革であったする、従来の戦中・戦後解釈に一石を投じる内容の研究書。新書ながらも、内容は新鮮であり知的刺激に溢れている。

    0
    2011年12月31日
  • シリーズ日本近現代史 7 占領と改革

    Posted by ブクログ

    ▼「あいまいな」私たちや「無責任の構造」を作り出してしまった原因の一つは、「神」を創造してしまったことにあるのではないか。
    このきっかけは1930年代にまで遡らなければならない(世界情勢という観点からは世界恐慌が勃発した1929年とした方が正確かもしらないが)。
    ▼一応の「日本人」が形成された時期は明治時代のことである(戸籍の作成と日本人の策定)。そして、国家をまとめるためにシンボルが必要とされたこともまた、事実である。この理屈からすれば、戦後の「国體(国体)護持」の理念さえ合理性を有し得ることになる。
    ▼現行憲法は「押し付け」であるとは言えないが、自らの手で作り出したとも言いきれない。それを

    0
    2011年09月20日
  • シリーズ日本近現代史 7 占領と改革

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    新憲法の制定、婦人参政権、教育の民主化、農地改革、財閥解体など一連の戦後改革は、占領政策によるものとされてきたが、本当にそうなのだろうか。
    改革の原点は占領政策ではなく、総力戦時代の社会から継承したものの中にあった。
    占領開始から五五年体制成立までの戦後一〇年を斬新な視点で描きだす。

    [ 目次 ]
    第1章 戦後国際体制の形成と日本の敗戦
    第2章 非軍事化と民主化
    第3章 新憲法の形成へ
    第4章 政党勢力と大衆運動
    第5章 中道内閣の展開と自由主義派の結集
    第6章 戦後体制の形成

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆

    0
    2011年04月28日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!