作品一覧

  • コハルノートへおかえり
    3.0
    1~2巻572~792円 (税込)
    高校に進学して早々、親友とのトラブルで悩んでいた小梅がたどりついたのは、ハーブのお店「コハルノート」。そこで店主の朝霧にアドバイスをもらった小梅は……。ハーブと香りが答えを導く、やさしい謎解き物語。 ※本書は第1回角川文庫キャラクター小説大賞にて奨励賞を受賞した作品です。
  • 川越仲人処のおむすびさん
    -
    1巻704円 (税込)
    川越仲人処に勤める桐野絲生は仕事に悩む3年目社員。あるとき処長の久世から「この方の面倒を見て」と託されたのは、何故か白ウサギで!? 神様見習いと悩み多き人間の凹凹コンビが貴方のご縁を結びます!
  • 知らない記憶を聴かせてあげる。
    4.0
    1巻704円 (税込)
    反訳(はんやく)とは記録媒体に吹き込まれた音声や動画を、文字に書き起こす「テープ起こし」の作業を指す。清澄白河にある音谷反訳事務所の店主・久呼(ひさこ)は、仕事の腕は超一流だが「個人宛てのテープは起こさない」という信条を持っていた。ところが新たな依頼は、トラウマを抱える青年・陽向の亡き叔父の遺稿を起こしてほしいというものだった。吹き込まれた声の裏にある本当に伝えたい想いとは――記憶(こえ)がつなぐ絆と再生のお仕事小説!
  • あけびさんちの朝ごはん
    4.0
    1巻792円 (税込)
    結婚直前で婚約破棄をされてしまい、職と家と恋人のすべてを失ってしまった明日彼方(あけび・かなた)。 幼なじみの家に居候中の彼方だったが、ある日親しくしていた従姉の訃報を受ける。 そして葬儀で親戚中の心ない言葉にさらされている従姉の忘れ形見であるきょうだいの姿を見て、 彼方は思わず「一緒においで」と声をかけてしまう。 勢いで連れ帰ったものの、兄は警戒心MAX妹は甘えたいさかりで、彼方の生活リズムは一変! きょうだいとの関係を深めるために、彼方はぎこちないながらも朝ごはんをつくりはじめて――!? おいしいご飯がつないでくれる、不器用な家族の絆の物語。
  • 23時の豆皿ごはん
    3.9
    1巻836円 (税込)
    始発出勤・深夜安行の激務をこなす小鳥遊静(たかなし・しず)は、美味しいごはんを食べることが大好き。 ただし生来の小食のせいで残してしまうことにコンプレックスがあり、外食や人前での食事が苦手。 ある日、隣室に住む大学院生・一之瀬開を助けたことから、お礼としてごはんに招かれる。 恐る恐るお呼ばれに応じた静を出迎えてくれたのは、水引模様や七宝つなぎの華やかな豆皿と、厚焼き玉子やよだれ鶏などいろとりどりの料理だった。 「好きなものを、好きなだけ食べてください」と言ってくれる開に、静はトラウマ克服のためのごはん会をお願いして……。 限界小食OL×大食い系お料理大学院生の、美味しいごはんと癒しの物語。

ユーザーレビュー

  • 23時の豆皿ごはん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    癒されます!

    思っていたよりも恋愛の描写が多かったです。
    「お料理×癒し」を想定して読み始めた私としては、ちょっと意外でした。
    でも、恋愛ものも好きな私には、嬉しいサプライズでした!

    少食で、人前ではご飯を食べられない静ちゃんと、お料理上手な好青年の一之瀬くん。
    ふたりの距離が徐々に近づいていく様子が、じれったくて、きゅんきゅんしました!

    あと、静ちゃんの後輩・芹澤さんがお気に入りです。可愛らしくてお仕事ができて、ちょっとツンデレっぽい。静ちゃんに対する気持ちがいじらしいです。こんな後輩、ほしいなぁ〜!

    一之瀬くんの、爽やかで人懐っこい人柄にも癒されました。最初のほうはちょっと強引にも

    0
    2025年09月21日
  • 23時の豆皿ごはん

    Posted by ブクログ

    みんなそんなに気にしてないようなことも、本人にとっては気になることで、心配なことで。
    どっちの立場に立っても共感できる。
    一之瀬くんも小鳥遊さんも素敵な人で不器用な人。
    ラストシーンは本当に絵になるような終わりで、自然と笑みが溢れた。
    永遠に幸せで。

    0
    2025年09月18日
  • あけびさんちの朝ごはん

    Posted by ブクログ

    23時の豆皿ごはんが面白かったので読んでみた。

    寿退社をしたその日に婚約者に浮気をされていた事を知り、家なし仕事なしになってしまった女性と両親が他界してしまった兄妹が歪ながらも同じ家で生きる同志から歪ながらも家族として生きる3人の話。

    食事は生きるための栄養を摂取する行為でもあるが、その時の楽しかった記憶、悲しかった記憶も食事には結びついていて生きる為意外にも心の栄養にもなっていくんだなと感じた。

    どんなに辛くても食べて生きて前に進むんだと思えた。

    0
    2025年08月14日
  • 23時の豆皿ごはん

    Posted by ブクログ

    かなり可愛い物語だった

    私は食いしん坊
    おそらく年や齢性別の割に
    たくさん食べる部類の人だから
    そんな悩みがある人が 世の中にいるのか?
    と、まず驚いた

    食事を楽しむ、器を楽しむ
    誰かとの食事を楽しむ

    大事よねー

    カンタンな作り置きを作っておいて
    母や娘が作ってくれたものと 合わせて食べる
    しかも 仕事終わりが遅いので
    台所で キッチンスツールの上で
    というのが、定番の夕食の食べ方

    ついつい、鍋から直につまんだり
    作り置きのタッパーのまま 食べたり
    とか、しがち( ̄▽ ̄;)

    ちゃんと器に盛って 味わって食べる
    たまには やらなきゃね

    話の展開は 途中から予想できるけど
    飽きたりも

    0
    2025年08月04日
  • あけびさんちの朝ごはん

    Posted by ブクログ

    コミュニケーションって難しい…
    本作は、お互い見知らぬ人から急に家族になったということもありよけいに難しく感じました。

    主人公が子どものためにと考えていることと、子どもが主人公のためにこうした方が…と考えていることがすれ違っているところに心がぎゅっとなる…

    でも、つどつどお互い自分の気持ちと、今の状況をすりあわせて話し合いを続けていくことで家族に一歩ずつ進んでいくところに私も嬉しくなりました!

    家族になるまでの部分に焦点のお話なのですが、友人、仕事相手、恋人…あらゆる関係の基本になってくる部分だなぁと感じました。

    0
    2025年01月28日

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