作品一覧

  • 強い日本を残す 円安と闘った男がすべてを語る
    5.0
    1巻2,640円 (税込)
    【世界で戦う「宇宙人」の素顔】 財務省で国際金融や為替政策を担当する次官級ポストの財務官を務め、世界を股にかけて活躍した神田眞人氏。約24年ぶりとなる円買い為替介入を指揮したことでも注目を集め、ユニークな発想と博覧強記は多くの人が知るところだ。本書は、リーマン・ショック対応、大蔵・財務省改革、投機筋との闘い、大学改革、企業統治改革などにどのような戦略を立てて臨んだのかを初めて明らかにする関係者必読の書。 【目次】 第1章 これが「円安との戦い」の全内幕だ 第2章 2003年の「円高との格闘」を振り返る 第3章 ウクライナ情勢で奔走、IMF出資比率2位も死守 第4章 危機と対峙する――リーマン・ショック、東日本大震災時の原発事故、コロナ危機 第5章 改革に挑む――大蔵・財務省改革、大学改革、企業統治改革 第6章 国際収支から見えた日本復活への処方箋 第7章 世界で戦う「宇宙人」の素顔
  • マイナス金利解除でどう変わる
    3.5
    1巻990円 (税込)
    ●異次元金融緩和が終わり、日銀は17年ぶりの利上げ―― なぜこのタイミングで動いたのか、金利はどこまで上がるか、住宅ローンへの影響は、日銀が株の売り手に転じる意味合いは――。何が決まり、どう変わったのかを、日銀ウォッチのプロがこれまでの政策の変化も踏まえてわかりやすく解説。ファイナンシャルプランナーの視点も加え、インフレへの転換にどう備えるかを示す。
  • 植田日銀 こう動く・こう変わる
    5.0
    1巻990円 (税込)
    経済学者として初めて日銀総裁に就いた植田和男氏。日銀・財務省OBではないしがらみののない立場で、異次元金融緩和の修正・正常化にどう取り組むかが注目されています。植田日銀は何を引き継いだのか、新体制のシグナルはどのように読めばよいのか、住宅ローンにはどのような影響があるのか。日銀ウオッチャーとして定評があり、ファイナンシャルプランナー資格も持つ日本経済新聞編集委員が、新総裁の横顔から政策と生活への影響までをわかりやすく解説しました。景気の先行きを読むための必読書です。
  • 通貨・租税外交 協調と攻防の真実
    3.0
    1巻2,420円 (税込)
    ◆「日本の通貨マフィア」財務官を史上最長期間務めた著者が、重大局面とどのように向き合い、動いたかを語る回想録。 ◆トランプ政権の登場、理由が不明のまま対応に追われた人民元急落、中国が主導するアジアインフラ銀行への参加問題、デジタル課税など国際課税ルールづくりに奔走といった内部者ならではの視点を盛り込みながら、通貨・国際経済・租税の世界のダイナミズムを明らかにする。 とくにトランプ政権とどのように関係構築を図ったかや、人民元の国際通貨化や一帯一路経済構想を進める中国との協調と攻防、OECD租税委員長にアジア人として初めて就き取り組んだ「二重非課税」問題などが初めて明かされる。 ◆清水功哉日本経済新聞編集委員が聞き手として、読者が理解しやすいよう背景をわかりやすく説明したり、あるときは本当はどのようなやりとりがあったのか著者に鋭い質問を投げかけるなど、興味深く読み進められる対談方式。 ◆最終章では著者がアジア開発銀行総裁として、コロナ問題にどう立ち向かおうとしているのかについても語られる。
  • 緊急解説 マイナス金利
    3.7
    1巻979円 (税込)
    お金を貸す方が利子を払い、借りる方が利息を受け取る--そんな「異常」な世界に、通貨の番人といわれる日銀がついに足を踏み入れた。金融商品、資産運用に何が起きるのか? 政策・マーケットを熟知した日本経済新聞記者が明快に解説。不安を解消し、誤解を解く!

ユーザーレビュー

  • 強い日本を残す 円安と闘った男がすべてを語る

    Posted by ブクログ

    シンプルに面白かった。
    現ADB総裁、前財務官の神田氏が、聞き手である日経の編集委員の質問に答えていく形式。
    よって、聞き手の質問が大事だが、神田氏がこの著書を出そうと決めたのは、聞き手が決め手だったらしい。
    確かに、長年にわたる丁寧な取材にもとづいた的確な尋ね方だなと随所で感じた。

    神田氏は、ずいぶんいろんな仕事をされたことがわかる。
    記憶に新しいのは、為替介入。
    リーマンショックの時は世銀で世界金融危機対応に、東日本大震災の時は経産省や東電などと対応を図っている。そんなことはこの本を読むまで知らなかった。

    相当いっぱい仕事をしているはずなのに、ものすごい読書家で、旅が好きで、いろんな世

    0
    2025年11月27日
  • 植田日銀 こう動く・こう変わる

    Posted by ブクログ

    植田総裁の人物像やこれまでの功績、そして今後の展望について知りたいと思い、本屋で購入。
    2000年8月のゼロ金利政策解除に反対票を投じたことからも、学者出身者として理論を重んじる姿勢が滲み出る。学者としての意見発信と、セントラルバンカーとしての判断の違いを認識しながら、着実に的確な政策を進めていく新総裁に今後も期待したい。
    過去の金融政策の歴史を振り返っている箇所があるが、かなり分かりやすいと思うので、初心者でも読み通せるはず。

    0
    2023年08月01日
  • マイナス金利解除でどう変わる

    Posted by ブクログ

    直近の経済状況について述べられているのはありがたい。
    総裁交代前後から目にする機会の多かった日銀の動向について、解像度としては高まった。

    0
    2024年07月28日
  • 緊急解説 マイナス金利

    Posted by ブクログ

    ⚫️一般的に、投資家がリスク選好的になると円建ての負債が膨らみ円安が進行。リスク回避的になると円建ての負債を売却し円高に進む。
    ⚫️金融緩和策は、レベル1→ゼロ金利政策、レベル2→量的緩和(国債を買い取る)、レベル3→質的緩和(ETFなども買い取る)、レベル4→両質緩和、レベル5→マイナス金利政策の5段階となる。
    ⚫️マイナス金利は、日銀の当座預金に新たに預ける金利に0.1%のマイナス金利を付すもの。おおむね10〜30兆円程度で効果は限定的。
    ざっくりとした概要はつかめました!

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    2023年05月14日
  • 緊急解説 マイナス金利

    Posted by ブクログ

    緊急解説 マイナス金利
    (日経プレミアシリーズ)2016/3/29
    著:清水 功哉

    著者は、日本経済新聞編集委員。金融政策、為替・金融市場・資産運用について取材を重ねている。

    2016年2月16日にスタートした「マイナス金利付き量的・質的緩和政策」
    日銀が銀行から受け入れる預金の金利をマイナス0.1%に下げる。マイナス金利は銀行が新たに預ける一部に適用されるだけ。政策の導入当初は、預金全体のうち約10兆円にとどまるという。

    本書は、そんな日本が初めて直面するマイナス金利について以下の5章により解説されている。
    ①円高圧力を消せ
    ②経済刺激どこまで
    ③予想外の円高・株安
    ④劇薬に7つの副

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    2016年05月01日

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