【感想・ネタバレ】緊急解説 マイナス金利のレビュー

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Posted by ブクログ

⚫️一般的に、投資家がリスク選好的になると円建ての負債が膨らみ円安が進行。リスク回避的になると円建ての負債を売却し円高に進む。
⚫️金融緩和策は、レベル1→ゼロ金利政策、レベル2→量的緩和(国債を買い取る)、レベル3→質的緩和(ETFなども買い取る)、レベル4→両質緩和、レベル5→マイナス金利政策の5段階となる。
⚫️マイナス金利は、日銀の当座預金に新たに預ける金利に0.1%のマイナス金利を付すもの。おおむね10〜30兆円程度で効果は限定的。
ざっくりとした概要はつかめました!

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2023年05月14日

Posted by ブクログ

緊急解説 マイナス金利
(日経プレミアシリーズ)2016/3/29
著:清水 功哉

著者は、日本経済新聞編集委員。金融政策、為替・金融市場・資産運用について取材を重ねている。

2016年2月16日にスタートした「マイナス金利付き量的・質的緩和政策」
日銀が銀行から受け入れる預金の金利をマイナス0.1%に下げる。マイナス金利は銀行が新たに預ける一部に適用されるだけ。政策の導入当初は、預金全体のうち約10兆円にとどまるという。

本書は、そんな日本が初めて直面するマイナス金利について以下の5章により解説されている。
①円高圧力を消せ
②経済刺激どこまで
③予想外の円高・株安
④劇薬に7つの副作用の懸念
⑤資産運用どう変える

マイナス金利政策
確実に数年後にこの政策は正解だったのか不正解だったのか
そんな特集が組まれることは確かである。
今現在ではそれがどちらに転ぶのかはわからない。
日本銀行も目先の利益だけではなく、数年後数十年後もしかしたら100年後の日本のことを考慮してこの政策を手掛けたのかもしれない。

しかし、現場サイドはまずは今日明日、数か月後の短いスパンでの影響について説明できるなければいけない。
よくわからない。数ヶ月先もどう動くのかもわからない。どう動かしたいのかも私自身よくわかっていない。

明確な答えをもってマイナス金利に対して応じていくのは難しい。
たらればや予想・予測を持ち柔軟に大局を見ながら自分の考えを肉付けしていくしか本政策関連のことを理解するのは難しい。

だれもが初めて直面することだから当たり前のことかもしれない。
それを理解し学び続けよう。

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2016年05月01日

Posted by ブクログ

日銀が導入したマイナス金利解説書。これまでの一連の緩和の経緯とか効果や副作用なんかも網羅的に説明してるのはいい◎最後の資産運用の話は余計。

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2016年07月13日

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