作品一覧

  • 世界最強の女帝 メルケルの謎

    世界最強の女帝 メルケルの謎

    小説・文芸

    3.9
    1巻815円 (税込)
    東ドイツ出身の地味な物理学者は、 いかにしてドイツ初の女性宰相という地位を得たのか。 東ドイツの秘密警察との関係は? 外遊先で、また閣議中に流した涙のわけ。 恩人コール首相を追い落とした権力闘争、 オバマ、プーチン、サルコジとの駆け引き…… ヨーロッパの頂点に位置する「ドイツ帝国」最高権力者の 知られざる実像に、熟練ジャーナリストが挑む。
  • ドナルド・トランプ 劇画化するアメリカと世界の悪夢

    ドナルド・トランプ 劇画化するアメリカと世界の悪夢

    小説・文芸

    3.5
    1巻815円 (税込)
    空虚なポピュリストか? それともアメリカの歴史に残る大統領 レーガンの再来か? 現実味を帯びてきた「トランプ米大統領」の誕生。 異端視される彼の孤立主義・反知性主義も、実は米国の“国是”であることを明らかにする。 【おもな目次】 <序章 トランプとレーガン> 道化師から本命候補へ/リアリティショー/生来の演技力 など <第1章 トランプ家創業者はドイツ貧農> ルーツ隠し/ゴールドラッシュ/故郷に錦を飾る など <第2章 トランプをつくった男> 上昇志向を飢え付ける/鬼気迫るケチの哲学/人種差別の系譜 など <第3章 トランプはやはり問題児だった> 教師を殴る/軍隊式学校へ/徴兵逃れ疑惑 など <第4章 トランプの結婚> 婚前契約/ゲレンデの決闘/夫婦間レイプ疑惑?/根底に女性不信 など <第5章 トランプのビジネス> 命懸けの家賃取立て/親の七光り/「無視よりも悪評がよい」 など <第6章 政治家トランプの肖像> 「死刑復活」煽る/「黒人になりたい」/選挙戦で金儲け? など <第7章 トランプと「怒りの時代精神」> 白人の反乱/アメリカの自虐史観/「逆差別」に不満 など <第8章 トランプの宗教戦争> 行き過ぎたPCに反感/イスラモフォビアを梃子に/日系人強制収容は正しい? など <第9章 福音派とトランプ> 動き始めた福音派/トランプの信仰/カトリックの謎 など <第10章 「封じ込めドクトリン」> 「ネオ棍棒外交」の一面?/「トランプ政権」を願う中国 など <あとがきに代えて 二一世紀の「アメリカ問題」> 壁を崩す人、築く人/ヒトラーとトランプ/トランピズムの来襲 など
  • 反グローバリゼーションとポピュリズム~「トランプ化」する世界 マル激トーク・オン・ディマンドvol. 11~

    反グローバリゼーションとポピュリズム~「トランプ化」する世界 マル激トーク・オン・ディマンドvol. 11~

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,210円 (税込)
    トランプ政権の誕生で、世界はどう変わるのか? グローバリゼーションの波が逆戻りし、自国主義が世界を覆うのか? 人々の不満を吸収したポピュリズム政権が広がるのか――? アメリカ政治、思想研究、憲法学者、国際ジャーナリストなど米国の動向に精通する論客らと共に、米大統領選以降の世界情勢と未来予想図を語り尽くす。神保哲生が主宰するビデオニュース「マル激トーク・オン・ディマンド」シリーズ、待望の新刊!

ユーザーレビュー

  • 世界最強の女帝 メルケルの謎

    Posted by ブクログ

    世界最強の女帝 メルケルの謎
    著:佐藤 伸行
    文春新書 1067

    ビスマルク、そして、メルケル、その時々の危機によくもわるくも、ドイツは、ヨーロッパの盟主を世に送っている

    本書は、メルケルとはどういう政治家であるかを語ってくれる

    ■アンゲラ・メルケル(1954.07.17~)とは

    ・メルケルは演説がうまいわけでもなく、聴衆に情熱的に訴えかけるタイプではない
    ・メルケルは、カリスマ性とは無縁であり、ドイツの大宰相でありながら、派手なところはなく地味な印象を与える女性である
    ・ムーティー(お母ちゃん)というニックネームをもっている。メルケルに子供はいないが、ドイツの国母と言う意味に転化されている
    ・欧州で一番危険な指導者で、その危険度は、ヒットラー以来である
    ・ドイツ初の女性宰相である。
    ・ハンブルク生まれであるが、生後まもなく東ドイツに移住する
    ・離婚歴があり、メルケルとは、前の夫のファミリーネームである
    ・メルケルには、1/4 ポーランドの血がながれているが、ポーランドにそのことで大きな反響があった
     ポーランドも、メルケルに強いドイツを夢見ているのだ
    ・メルケルは、物理学者であるが、ベルリンの壁崩壊後に政治家に転職した
    ・メルケルは、ロシア語達人であり、英語も堪能である

    ■政治家をめざすメルケル

    ・1989 ベルリンの壁崩壊後 DA(民主的出発)のメンバーに
      DAの事務所で広報の仕事を始めた
    ・1990 東ドイツ・キリスト教民主同盟(CDU)が、DAを吸収、東ドイツ最後のデメジエール内閣
      副報道官に就任 卓抜したロシア語で、重宝される
    ・1990.10.03 ドイツ統一 東ドイツ消滅
      ドイツ連邦新聞情報庁に就職
    ・1990.12 総選挙で初当選 第4次コール政権で女性・青少年問題相に抜擢
    ・1991.12 CDU党大会で、副党首に就任
    <1991.12 マーストリヒト条約合意、EC設立、通貨統合、政治統合>
    ・1998.11 CDU党大会で、党幹事長に就任
    ・1999.11 コールの不正献金スキャンダル発覚、愛娘とおもわれたメルケルが、内部告発し、コール政権崩壊
    ・2000.04 CDU党大会で、党首に
    ・2002 総選挙は、メルケルは出馬見送り

    ■メルケル政権

    第1次 2005年11月22日から2009年10月27日
    第2次 2009年10月28日から2013年12月17日
    第3次 2005年11月22日から2018年03月14日
    第4次 2018年03月14日から2021年12月08日

    ■メルケル外交

    対中 中国とは良好、中国に独産業が進出、VWの中国進出
    対日 第1次世界大戦以来、日本には距離をおく、第2次世界大戦の枢軸はむしろ例外
    対米 メルケル携帯盗聴事件、ナチスの過去ゆえに、人権問題に敏感な独国民は、イラク戦争で、米への親和感は揺らいだ
    対仏 EUの超大国、第1次世界大戦後にハイパーインフレを経験している独は、経済対策のリスクには極めて慎重
    対露 プーチンはドイツ語、ロシア語ともに、通訳なしで話をすることができる
       リベラルのメルケルは、KGBのプーチンとはうまがあわない
       経済政策は、天然ガスのパイプライン同盟、どこをパイプラインを通すか
       レーベンスラウム、ウクライナはソ連だけでなく、ナチスドイツでも、生存圏

    ■ドイツの欧州における位置

    ・欧州統一と、ドイツ統一は、コインの裏と表
    ・中央銀行は、通貨の番人
    ・半覇権国家 ドイツは、欧州で覇権を握るには小さすぎ、バランスをとるための重石に使うには重すぎる
     半覇権のバランスをとってきたビスマルクの去った欧州はドイツの強さゆえに、大きな大戦が幾度も起きている
    ・ナチスドイツの責任、メルケルは、強い指導力で、難民をドイツに受け入れた

    ■長考の政治家メルケル

    ・政治的決断を下すためには、情報収集を徹底的に行う
    ・メルケルの理解力は群を抜いている。その上に綿密な準備を行うので、国際会議では最後の一線がどこなのか
     を知り抜いた上で、メルケルは会議に出席している
    ・象のような巨大な記憶力
    ・厳しい決断には、必ず、タイミングがある、遅すぎても、早過ぎてもいけない
    ・機が熟すまさにその時に、メルケルは、政治的判断をくだす それを「時と恵のしたたり」という
    ・問題解決には、問題を分割せよ、下部問題群に再構築し、個別に解いていく

    目次
    はじめに―「危険な女帝」か「聖女」か
    1 培養基の東ドイツ
    2 メルケル立つ
    3 統一宰相の「お嬢ちゃん」
    4 魔女メルケルの「父親殺し」
    5 独中ユーラシア提携の衝撃
    6 メルケルを盗聴するアメリカ
    7 ロシア愛憎
    8 メルケル化した欧州
    9 リケジョのマキャベリスト
    あとがきに代えて―中韓の術中に嵌まるなかれ

    ISBN:9784166610679
    出版社:文藝春秋
    判型:新書
    ページ数:256ページ
    定価:780円(本体)
    2016年02月20日第1刷発行

    0
    2024年07月23日
  • 世界最強の女帝 メルケルの謎

    Posted by ブクログ

    ドイツの首相メルケル。

    メルケルのことをほとんど知らなかったので、新書で簡潔に色々知ることができて、全編興味深く読めた。

    東ドイツ出身でロシア語に堪能。
    もともとは学者なのにある時期から政治に興味を抱き、政界に。

    メルケルを支援した政治家たちは失脚していくが、それに康応するようにメルケルは力をどんどんつけ、ヨーロッパを代表する、唯一無二の存在になっていく。

    流石に色々多様な側面を持ち、一筋縄ではいかない柔軟さ、タフさが垣間見える。

    メルケルは最初の夫の名字というのも知らなかった。

    0
    2019年05月04日
  • 世界最強の女帝 メルケルの謎

    Posted by ブクログ

    [読めぬ思惑,曲げぬ思念]第8代ドイツ連邦共和国首相として,2005年からその座を守り続けるアンゲラ・メルケル。謎に包まれた彼女の生い立ちと思考に迫りながら,外政を中心とした近年のドイツ政治を概観した作品です。著者は,ベルリンやハンブルク支局で時事通信社の記者として働いた経験を持つ佐藤伸行。

    その影響力に比してあまり日本では伝えられないメルケル首相の横顔が簡潔にまとめられているだけでも大満足。そして,「メルケルとは◯◯である。」と竹を割ったような解説をしておらず,多面的な評価を与えている点にも好感が持てました。タイトルからはなんとなくゴシップ感が漂ってきますが,内容はしっかりとしたものですので念のため。

    〜誰かが言っていたが,「メルケルには誰もたどりつけない島がある」。〜

    今年に選挙が控えているということもあり☆5つ

    0
    2017年03月15日
  • 世界最強の女帝 メルケルの謎

    Posted by ブクログ

    ドイツで長いこと首相を務めるメルケルについて書いた本。
    2016年出版。

    東ドイツ出身でリケジョという異色の肩書きながら、今やEUの大統領みたいな位置づけの彼女について知ることができた。

    0
    2019年07月06日
  • 世界最強の女帝 メルケルの謎

    Posted by ブクログ

    メルケルという人物をもっと知りたくて手にしたが、やはり「良くわからない」。,謎の東ドイツ時代・物理学者から突然政治への鞍替え・中国との蜜月関係など、メルケルへの興味が、読書をする前よりも読書後の方が持つことができた。

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    2018年10月11日

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