つかいまことの作品一覧
「つかいまこと」の「棄種たちの冬」「世界の涯ての夏」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「つかいまこと」の「棄種たちの冬」「世界の涯ての夏」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
Posted by ブクログ
なんとも表現し難い、というのが率直な感想。
ひとつの結末を迎えたといえばそのとおりなのだが、何の出来事も起こっていないとも言える。
気に入らなかった部分を先に挙げてしまうとすると、まずは文体。
「〜だった」という過去形が多すぎて、リズム感が悪い。
二つ目は構成。
この作品は、少年と少女のパート、老人が懐古するパート、ゲームクリエイターのパートの3つから成り、場面転換が多い。
それがやや苦痛だった。
私はゲームクリエイターのパートは不要なのではないかと思う。
書き方次第で、他の2つに集約できるはずだ。
良かったのは、少年と少女のパートで、子供らしいワクワクとか、ドキドキが伝わってきたところ。
それだけに、素直なボーイミーツガールが読みたかった。
結末は、始まったのに終わってない感じ。
それに、私は過去を思い出すことも美しいことの一つだと考えているので、ラストは人間の尊厳が奪われているような印象が強い。
ロマンチックSFかと思ったら、結構怖い話だった。
そうか、そう考えたら、あのラストで終わっていいのかもしれない。