棄種たちの冬

棄種たちの冬

880円 (税込)

4pt

3.4

災厄による滅亡を免れるため、人類が演算空間に移住した遠未来。棄てられた物理世界で生きる旧人類のシロとサエとショータは、黒のクランの暴力的な支配に怯えていた。一方、クーは安全な演算世界で倦んでいた。蓄積された体験を代謝する時間は、生きていると言えるのか。緩やかに滅びゆく世界で、生と死を問う

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棄種たちの冬 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    献本でいただきました
    初めて読む作家さんです。
    棄種と呼ばれる人達が住む世界は
    ナウシカの世界をイメージすると近いかも
    彼らが住む世界と、演算世界(こちらはマトリクスとかアバターなかんじ)
    この2つの世界がどう絡むのか
    「生きる」とはどんな意味があるのか

    もう少し長いお話になってもよかった

    0
    2017年04月07日

    Posted by ブクログ

    データ世界に移行した人類を描くSFは一つの定番ではありますが、そこから取り残された人々を描くSFはあまり見ない気がします。
    死ぬこと、そして命を継承すること、普遍的なテーマですね。

    0
    2017年01月28日

    Posted by ブクログ

    SF。
    演算世界と物理世界。生と死。
    世界観的にも文章的にも、暗い雰囲気が漂う。
    一章の物理世界での冒険譚が、読みやすく面白い。
    物理世界と演算世界のリンクが分かるシーンもなかなか良い。
    ラストの三章にはあまり魅力を感じなかった。
    テーマであると思われる、生と死の意味についても、わりとありきたりな回

    0
    2020年06月27日

    Posted by ブクログ

    最初の設定や前半の展開は面白かったが、途中からだれてきてしまった。もう少し短めの話になっていたら、良かったかも。。。

    0
    2017年04月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    20200507_棄種たちの冬

    「魂にパターンが読み取れるのなら、やつには……、計算された知性には俺たちの行く末もわかるんじゃないのか?生きるとは、生命とは最終的に何であるのかがわかって、その答えをもう出してしまったんじゃないのか?」
    (中略)
    「作られた知性は答えを得て、生命の行き着く先の、その

    0
    2020年05月07日

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