作品一覧

  • 問いの技法 明晰な思考と円滑なコミュニケーションのために
    4.5
    1巻2,640円 (税込)
    教育での「問う力」、ビジネスでの「質問力」や「聞き方」など、問いは様々なシーンで重要視されています。私たちは会話や文章、プレゼンなどで日常的に多くの問いを立てて質問し、問いにうまく答えようとすることでコミュニケーションを成り立たせています。 「いつ東京に来たの?」「食後にコーヒーを飲むのはなぜ?」という日常会話、「あのプロジェクトはうまくいったの?」「売り上げが落ちたのはなぜ?」という仕事のやりとり、「国会はこの法律を成立させるか否か」という社会的な問い――。 本書では、実体験から問いの立て方を紹介するのではなく、「問いの理論」に基づいて「そもそも問いとは何か」をひもとき、多様な問いの分類整理からそれぞれの技術の説明、そして人工知能と問いというアクチュアルな問題までを射程に収めて解説します。 高校生や大学生が「いい問い」を立てるヒントが詰まっているのはもちろん、社会人のリスキリング(学び直し)としても役立つユニークな問いの教科書です。
  • HTML+CSSデザイン|基本原則、これだけ。【HTML5&CSS3対応版】
    4.0
    【移り変わりの激しい現在だからこそ、ゆるぎない基本を身に付ける。】 HTML+CSSを利用してコーディングとデザインを進めていくうえで「これだけは知っておかなくてはならない」という基礎となる知識と技術をまとめた解説書。ウェブデザインとHTML+CSSの基本を皮切りに、レイアウト、ビジュアルデザイン、ナビゲーションやフォームといった実践的なコーディングのポイントも解説していますので、ウェブ制作の現場で役立つ情報が凝縮されています。知識があいまいな初心者の方はもちろん、「いまのコーディング」を再学習する必要性を感じているウェブデザイナーの方にも役立つ一冊です。
  • 新しい就活 自己分析はやめる! 15万人にキャリア指導してきたプロが伝授する内定獲得メソッド
    3.7
    1巻1,540円 (税込)
    「自己分析」も「学歴」も「経験」もいまや評価されない!?古い就活で失敗しないために、ハーバード大学でも講義した就活のプロが教える「今、企業に求められる学生」と就活最前線。
  • ルールの科学 方法を評価するための社会学
    3.5
    1巻3,300円 (税込)
    ルールを作る、ルールを守る、ルールを破る、ルールに違反する――。行動の不確実性を少なくして、社会を秩序立てるために、私たちの社会にはルールがある。人々にとってルールは「常識」とも言えるかもしれないが、ルールを言語化・可視化して体系的に整備して知識として蓄積することはいかに可能なのか。 自然法則を対象とする自然科学に対して、社会学は規則=ルールを対象にする学問であると位置づけ、私たちの日常生活や所属する組織にある細かな規則から社会全体のルールまでを評価する視点やその意義を描き出す。 本書はルールとゲームの関係性など、基本的な視点を身近な事例から確認したうえで、規範理論や機能主義、構築主義、エスノメソドロジーなどの社会学の理論と本書の「ルールの科学」を突き合わせて丁寧に検証する。さらに、差別論や社会学それ自体にこれまでの議論を応用して、ルールの科学の射程を明らかにする。
  • ルールリテラシ― 共働のための技術
    -
    1巻1,584円 (税込)
    ペナルティではルールを守らせることはできない! 社会にはルール違反が溢れています。学校なら遅刻、職場ならさぼりなど、ルールを作る立場に立てば罰を強化してでも違反は減らしたくなるでしょう。しかし、著者によれば、その方法はルールを罰と報酬のゲームと捉える誤解にもとづいており、ルールが持つ可能性を損ねるというのです。賞罰や道徳で誘導する方法を離れ、ルールとは他者と協力するための技術であるという認識に立ち、ルールを維持する/あえて破るなどの実践を分析すると、ルールを活かし運用する能力=ルールリテラシーが見えてきます。いじめから解釈改憲まで、ルール観を一新する実践志向の社会学書です。 【目次】 第1章 ルールとゲーム ―ルールリテラシーの大前提 第2章 ルールとペナルティ ―ペナルティでルールを守らせることができるのか 第3章 ルールの論理 ―なぜルールは守らなくてはならないのか コラム1 ゲーム理論とルール 第4章 ルールの参照可能性 ―私たちはルールに縛られているのか 第5章 ルール違反と排除 ―ルールを破るとどうなるのか 第6章 免責・排除・赦し ―ルールはどうすれば維持できるのか 第7章 ルールとペナルティ2 ―ルールによる統制とペナルティによる統制はどのように違うのか コラム2 言語ゲームと志向性 第8章 直接ルールと間接ルール ―命令に従っていればそれでいいのか 第9章 禁止と強制 ―「してはならないこと」にだけ気をつけていればよいのか 第10章 ルールの破り方 ―ルールに縛られないためにはどうすればいいか コラム3 ルールの破り方の事例としての「解釈改憲」 最終章 ルールとは何か おわりに―ルールリテラシーとは何か 付録 ルールリテラシーの原則一覧 【著者】 佐藤 裕 富山大学人文学部教授

ユーザーレビュー

  • 問いの技法 明晰な思考と円滑なコミュニケーションのために

    Posted by ブクログ

    この情報、要らないのにな。
    夫の発言にそう思うことがよくあって、それならただ聞き流せばいいだけなのに、何故かもやもやした気持ちが残ることが多かった。
    その理由が「問いの先取り」ということを知ったことで分かった気がした。
    夫がその情報を私に伝えたのは、私がその情報を欲していると思ったからで、私としては私がその情報を欲していると夫に思われたことが心外だったのだと。

    もうひとつ。
    夫からの問いに「なんて答えるのが正解なの?」と質問で返してしまうこともよくあった。
    何を問うているのか分からないから、問いの目的を先に聞き出そうとしてしまっていたのだな、と気付いた。
    夫は私の答えに不足を感じたら問いを重

    0
    2025年07月08日
  • 問いの技法 明晰な思考と円滑なコミュニケーションのために

    Posted by ブクログ

    生徒の「問い」を立てる力を培いたい、と常々思っているが、その「問い」自体がなんなのかをここまで考えたことはなかったし、学問的にもまだ研究が進んでいないと知って驚いた。

    問いは答えの選択だ。その答えの選択範囲を決めるためには「問いの語彙」が重要で、聞きたい/得たい答えをもらうためには、問いを明晰にしなければならない。インタビューや会話で、「それを聞いているのではないんだけどな……」と感じることがあるのは、相手に質問の意図が正確に通じていないからかもしれない。

    私たちのコミュニケーションは、問いとその答えが大半を担っているので、この本を読んで、聞きたいことを明晰にできれば、円滑なコミュニケーシ

    0
    2025年11月01日
  • ルールの科学 方法を評価するための社会学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    社会学についての本は初めてだったんだけど、結構楽しめた。

    確かに大学生時代を振り返ると「社会学部」って特に何をしているかよく分からない学部だった(一番は国際コミュニケーション学部だったけど)。
    「学」である以上、学問であり、なにか社会に貢献しなければならない。まぁ別にしなくてもいいんだけど、お金を貰っている以上何かしらの結果は必要なわけだ。
    ただ、「社会学」はその部分が曖昧で、グランドセオリーなるものすら無いというのはちょっと驚いた。つまり共通目的が無いんだな。おいおい……。

    筆者はここに「ルールの評価」を目的としていて、個人的にはだいぶ賛成できた。ルールが作られるのは「目的」のためであり

    0
    2023年06月11日
  • 新しい就活 自己分析はやめる! 15万人にキャリア指導してきたプロが伝授する内定獲得メソッド

    Posted by ブクログ

    この本では就活でよくある
    面接のテクニックはほとんどなく、
    素の人間力を鍛えるべしといった内容だった

    大学の先生も同じ事を言っていたが
    多様化/流動化が進む現代社会において
    自分には何が出来るかは非常に大切であり
    就活の本質であることがわかった

    0
    2020年07月23日
  • 新しい就活 自己分析はやめる! 15万人にキャリア指導してきたプロが伝授する内定獲得メソッド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    子供が就活なので、せっかくだからいろいろ読んでみることにしたら、けっこう自分にも役に立った。コロナ後はどういう風にやっていくか、定年!までとそれからをどうするか。とはいえ、今採用するかどうかを決めているのはおじさんたちなんだよね。その辺、若い人だと見えにくいか。

    0
    2020年05月03日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!