二井將光の作品一覧
「二井將光」の「生命を支えるATPエネルギー メカニズムから医療への応用まで」「科学的探究の喜び」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「二井將光」の「生命を支えるATPエネルギー メカニズムから医療への応用まで」「科学的探究の喜び」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
高校生の頃、生物は割と好きな科目であったこともあり、ATPにはそれなりに馴染みがあった。始めの方には「クエン酸回路」などの懐かしいワードも登場。
興味深かったのは、ATP合成酵素の立体構造が説明されているところであり、今はここまで明らかになっているのか、という驚きがあった。この酵素の高速回転を利用したナノマシンの可能性まで説明されている。
ただ、それ以降の部分は、理解しながら読むという感じにならず、やや流し読みっぽくなってしまった。
医療分野での応用についても、部分的には興味を惹かれたところがあり、改めて勉強してみたい気持ちもあるが、この本の積ん読期間でさえ6年くらいあったので、はてさて、いつ
Posted by ブクログ
薬学の紹介導入本。初学者にもたいへん分かりやすく、幅広い視点で書かれていると思います。
内容は、医薬だけでなく毒薬や麻薬もふくめた薬の違い、薬の発見から創薬の歴史、アスピリン・モルヒネ・ペニシリン、薬事法概要、感染症、薬の投与と代謝、薬剤師など。
メモ
・半数致死量(投与された半数が死ぬ)から毒薬、劇薬、普通薬に分類。
・アスピリン=アセチルサリチル酸。痛みや炎症の基になるプロスタグランジンを作る酵素のはたらきを抑える。
・ペニシリンは最初の抗生物質。病原菌に有用な物質を微生物に作らせる。
・スルファミンの抗菌作用。葉酸の合成を阻害するので細菌が増殖しない。
・ボツリヌス毒素は神経性。筋肉が