作品一覧

  • 会社員のためのCSR経営入門
    -
    1巻1,320円 (税込)
    経営戦略としての「CSR経営」について、基本から実践までを解説。今、企業には経営課題としてCSRを実践することが求められている。CSRを牽引する著名な学者・専門家・企業実務家たちが、最新の動向を踏まえて、CSR経営の本質を熱く論じる。

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  • 競争戦略としてのグローバルルール 世界市場で勝つ企業の秘訣
    4.6
    1巻1,584円 (税込)
    製品や知財の競争力で勝っても、ルール変更で市場から排除される日本企業。スポーツの世界でいえば、スキーや柔道やF1などで味わった苦い経験が今、グローバルビジネスの前線で再現されている。 国際的なルールづくりの主導権をとるためにはどうすればよいのだろうか? 電気自動車、携帯電話、ナノテク、国際会計基準、環境問題、キャラクタービジネス、著作権ルールの変更、などのルールをめぐる企業と国家の攻防を制するのは、異質なプレイヤーとの思考方法や世界観の競争である。 日本企業やビジネスマンが世界で戦うために必要なのは、英語や会計知識にも増して、競争相手の思考方法を理解することであり、みずからの世界観を持つことである。政府代表トレードネゴシエーターとして日本の対EUロビイストの草分けであり、かつWTOルール交渉の主席交渉官をつとめ、国際経済戦争の最前線で紛争解決にあたってきた現役の経産官僚が示した、国際経済交渉の力学と日本企業がとるべき新しい戦い方。
  • ロビイングのバイブル
    3.3
    1巻1,650円 (税込)
    ロビーとは企業から公共性を持って発せられた声を出発点とし、公正に、オープンなやり方で社会をよくしていくためのものである。 ロビーの負のイメージを取り除き、ロビー活動の始め方を解説。欧米と日本のケーススタディも紹介。 【著者紹介】 株式会社ベクトル パブリックアフェアーズ事業部 1993年にプロモーションを主軸とする会社としてスタート。2000年よりPR事業を中心とした体制に移行。独立系PR会社として業界トップレベルの地位にのぼりつめ、2012年3月に東証マザーズに上場し、2014年11月に東証一部へ市場変更。 現在、中国(上海、北京)、香港、シンガポール、インドネシア、タイ、ベトナムに現地法人を設立し、成長市場であるアジア・ASEAN主要国へ積極的に展開。アジア全域におけるPRグループの形成を目指し、事業を拡大している。 また2012年にパブリックアフェアーズ事業部を設立し、PR手法やロビイストを活用して企業や団体の政府渉外活動を支援している。 藤井敏彦(ふじい・としひこ) 経済産業研究所コンサルティングフェロー・多摩大学ルール形成戦略研究所客員教授。 主著に「競争戦略としてのグローバルルール」(東洋経済新報社)、「ヨーロッパのCSRと日本のCSR」(日科技連出版)等がある。 岩本隆(いわもと・たかし)慶應義塾大学大学院経営管理研究科特任教授。 「技術」・「戦略」・「政策」を融合させた「産業プロデュース論」を専門領域として、さまざまな分野の新産業創出に携わる。 【目次より】 ◆1 これがロビイング戦略だ ◆2 ロビイストの歩み ◆3 日本でロビーが遅れた理由 ◆4 ロビー活動の始め方 ◆5 欧米のロビーケーススタディ ◆6 日本のロビーケーススタディ ◆鼎談「世界で勝つ企業、世界で負ける企業」 西江肇司/岩本隆/藤井敏彦

ユーザーレビュー

  • 競争戦略としてのグローバルルール 世界市場で勝つ企業の秘訣

    Posted by ブクログ

    日本の国際ルール戦略を牽引してきた方。
    日本は技術を確立してから、ルールを作ろうとするが、欧米は技術ができそうになったら、ルールを作る。
    日本はルールは守るべきもの、国の理想と考えるが欧米はルールは場合により変えていくもの。
    日本も国際ルール戦略+技術の両輪で考えないと勝負にならないと警鐘を鳴らしている。

    土俵に立って相撲を取るのではなく、土俵、ルールからデザインして相撲を取るというイメージだろうか。
    スポーツもそうだが、日本が強くなったものはルールがよく変わっている印象を持つ。
    そして、敗戦国なんかにトップを取らせたくないという欧米の方の本音を耳にしたこともある。
    そういう考え方も有るんだ

    0
    2024年01月26日
  • 競争戦略としてのグローバルルール 世界市場で勝つ企業の秘訣

    Posted by ブクログ

    久々に毛色の違う本を読んだ。
    グローバルにビジネスをする事の解説だけでなく、ロビイング、米国だけでなく欧州の特徴、グローバル時代に日本という国を意識する事の意義など、具体例をふんだんに盛り込んだ良書。

    0
    2013年01月13日
  • 競争戦略としてのグローバルルール 世界市場で勝つ企業の秘訣

    Posted by ブクログ

    目標や方向性としてのルール、という考え方は全く初耳だったし、そうした考え方をする背景にある「理念」の重要性もこの本で学ぶことができた。
    では具体的に明日からどのようにビジネスで実践できるかというと、下っ端社員にはなかなか難しいのは確かだが、世界水準の考え方に触れ、知識とできただけでも良しとし、いずれ国際舞台でバリバリ働くときのために「憂国の情」だけは持ち続けたい。

    0
    2012年08月26日
  • 競争戦略としてのグローバルルール 世界市場で勝つ企業の秘訣

    Posted by ブクログ

    スタンダードに対する考え方が、日本と海外では違うことを例を上げて説明している。たとえば、日本人はスタンダードとしてルールが決まれば杓子定規に守ろうとするが、海外では到達目標ととらえているということである。
    最低限守らなければならないルールについては、日本人と海外との間に違いはないと思うが、守れなければ守らなくていい、だけどこの方向を目指そうねというという類のルールは誤解するととんでもないことになってしまう。
    ルールを作ることは理想を作ること。この考えはとても良い。ルールを守れなくても、少なくとも現状維持できる。なんとプラス思考なんだろう。

    0
    2012年06月17日
  • 競争戦略としてのグローバルルール 世界市場で勝つ企業の秘訣

    Posted by ブクログ

    これは良書!!筆者の問題意識と私の問題意識が一致した。前職では東南アジア諸国の法整備支援関連を行っていたが、これはルールを輸出するひじょうによい試みだろう。
    ・大学の統計の先生が、あなたは・・をすべきだと思いますか、などという規範を問うアンケートは意味なし。唯一意味あるのは、過去に・・したことがありますか、という事実を問う質問
    ★全く同意。
    ●グローバルルールの作成までには、
    最初に理念、次いでアジェンダ設定、そしてモデル作り、最後にルールに至る流れ。被虐趣味はよろしくなく、海外のルールが日本にとってまずいときがあるのは、そもそも理念を共有できなかったことが多い。
    ・モデルとしては、省エネのト

    0
    2012年04月29日

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