藤井敏彦のレビュー一覧

  • 競争戦略としてのグローバルルール 世界市場で勝つ企業の秘訣

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    日本の国際ルール戦略を牽引してきた方。
    日本は技術を確立してから、ルールを作ろうとするが、欧米は技術ができそうになったら、ルールを作る。
    日本はルールは守るべきもの、国の理想と考えるが欧米はルールは場合により変えていくもの。
    日本も国際ルール戦略+技術の両輪で考えないと勝負にならないと警鐘を鳴らしている。

    土俵に立って相撲を取るのではなく、土俵、ルールからデザインして相撲を取るというイメージだろうか。
    スポーツもそうだが、日本が強くなったものはルールがよく変わっている印象を持つ。
    そして、敗戦国なんかにトップを取らせたくないという欧米の方の本音を耳にしたこともある。
    そういう考え方も有るんだ

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    2024年01月26日
  • 競争戦略としてのグローバルルール 世界市場で勝つ企業の秘訣

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    久々に毛色の違う本を読んだ。
    グローバルにビジネスをする事の解説だけでなく、ロビイング、米国だけでなく欧州の特徴、グローバル時代に日本という国を意識する事の意義など、具体例をふんだんに盛り込んだ良書。

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    2013年01月13日
  • 競争戦略としてのグローバルルール 世界市場で勝つ企業の秘訣

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    目標や方向性としてのルール、という考え方は全く初耳だったし、そうした考え方をする背景にある「理念」の重要性もこの本で学ぶことができた。
    では具体的に明日からどのようにビジネスで実践できるかというと、下っ端社員にはなかなか難しいのは確かだが、世界水準の考え方に触れ、知識とできただけでも良しとし、いずれ国際舞台でバリバリ働くときのために「憂国の情」だけは持ち続けたい。

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    2012年08月26日
  • 競争戦略としてのグローバルルール 世界市場で勝つ企業の秘訣

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    スタンダードに対する考え方が、日本と海外では違うことを例を上げて説明している。たとえば、日本人はスタンダードとしてルールが決まれば杓子定規に守ろうとするが、海外では到達目標ととらえているということである。
    最低限守らなければならないルールについては、日本人と海外との間に違いはないと思うが、守れなければ守らなくていい、だけどこの方向を目指そうねというという類のルールは誤解するととんでもないことになってしまう。
    ルールを作ることは理想を作ること。この考えはとても良い。ルールを守れなくても、少なくとも現状維持できる。なんとプラス思考なんだろう。

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    2012年06月17日
  • 競争戦略としてのグローバルルール 世界市場で勝つ企業の秘訣

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    これは良書!!筆者の問題意識と私の問題意識が一致した。前職では東南アジア諸国の法整備支援関連を行っていたが、これはルールを輸出するひじょうによい試みだろう。
    ・大学の統計の先生が、あなたは・・をすべきだと思いますか、などという規範を問うアンケートは意味なし。唯一意味あるのは、過去に・・したことがありますか、という事実を問う質問
    ★全く同意。
    ●グローバルルールの作成までには、
    最初に理念、次いでアジェンダ設定、そしてモデル作り、最後にルールに至る流れ。被虐趣味はよろしくなく、海外のルールが日本にとってまずいときがあるのは、そもそも理念を共有できなかったことが多い。
    ・モデルとしては、省エネのト

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    2012年04月29日
  • 競争戦略としてのグローバルルール 世界市場で勝つ企業の秘訣

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    本書は企業がグローバルに活動するに当たっての各種ルールに焦点を当てた本ですが、このテーマを扱っている本の中ではとてもわかりやすく好感が持てました。というのもこれまで世の中に出回っているルールものの本は、対象読者が各企業の法務部など実務担当者向けで、細目が解説されていてなど、正直私などは数ページでギブアップするのですが、本書はむしろ企業経営者・経営幹部を対象にしている点に好感が持てました(※ある意味ブルーオーシャン市場で勝負している本とも言えるでしょうか)。
     また「競争戦略としてのグローバルルール」というタイトルですが、これが唯一の戦略だ、というトーンではなく、本書にもあるように第3の戦略とし

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    2023年04月26日
  • ロビイングのバイブル

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    バイブルというより、ケーススタディ集です。
    規制だけでなく、マスコミも含めた広い意味でのPR活動の重要性を解くと同時に、その人材が日本に足りないため、日本の国際競争力の低下を危惧している愛国的な面も。
    行政とのつながりながら、仕事をたまたま経験しているので指摘の重要性は理解する。さすがに議員を通じて立法までは、ちとハードル高いなぁ、と。

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    2019年12月26日
  • 競争戦略としてのグローバルルール 世界市場で勝つ企業の秘訣

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    ルール策定への活動を重視しないといけない、という話。
    ロビー活動の実話とかもあり、なかなか面白かった。

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    2016年10月05日
  • 競争戦略としてのグローバルルール 世界市場で勝つ企業の秘訣

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    この種の「パブリックアフェアーズ」に関する書籍は少ないので貴重です。ロボット掃除機やスイカなどいい事例を教えてもらいました。

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    2012年07月09日
  • ロビイングのバイブル

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    ロビイングの「バイブル」というほど実践的ではない。
    ロビイングの考え方とかなりざっくりな事例紹介本。
    欧州や米国の政策決定プロセスを簡潔にまとめていたり、実用性もあるが今ひとつ実践に生かすには物足りない。

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    2023年02月20日
  • ロビイングのバイブル

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    2021.53
    政策起業家研究で、ロビイストとの違いを明確にするための研究。

    本では「企業」が「公益」のために「自社製品の売れる環境をつくる」活動とあったが、果たしてそれは可能なのか?

    商品やサービス次第では可能かもしれないが。。

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    2021年08月16日