作品一覧

  • 小倉百人一首 21世紀によむ日本の古典
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    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今に生き、親しまれている「百人一首」を、歌の雰囲気を大切にわかりやすい言葉で訳し、楽しい解説を加えた、田辺聖子の「小倉百人一首」。
  • おに火の村のねずみたち
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    1巻1,320円 (税込)
    切り立った絶壁にかこまれた入江に,人間たちがすてた小さな村がありました.その村には,今でもねずみたちが住んでいます.お盆の夜,ねずみたちは,うきうきと楽しげです.ところがその時,化け猫が襲ってきたのです.昔ながらの行事を守って心をひとつにし,力をあわせて化け猫と闘う,勇敢なねずみたちの冒険談.

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  • ごんぎつね・夕鶴
    4.0
    1巻1,265円 (税込)
    どうぶつたちの無垢な心が人間に寄せる愛情のせつなさ。 〈収録作品〉新美南吉「ごんぎつね」「手袋を買いに」「赤い蝋燭」「ごんごろ鐘」「おじいさんのランプ」「牛をつないだ椿の木」「花のき村と盗人たち」、木下順二「夕鶴」「木竜うるし」「山の背くらべ」「夢見小僧」 。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
  • えんの松原
    4.0
    1巻880円 (税込)
    帝の住まう内裏のとなりに鬱蒼と広がる松の林。そこは「えんの松原」とよばれる怨霊たちのすみかでした。少年でありながら女童として宮中に仕える音羽は、東宮・憲平に祟る怨霊の正体を探るべく、深い闇のなかへと分け入っていきます。そこで彼が見たものは?……真実を求める2人の少年の絆と勇気、そして魂の再生の物語です。

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  • 鬼の橋
    4.3
    1巻825円 (税込)
    平安時代の京の都。妹を亡くし失意の日々を送る少年篁は、ある日妹が落ちた古井戸から冥界の入り口へと迷い込む。そこではすでに死んだはずの征夷大将軍坂上田村麻呂が、いまだあの世への橋を渡れないまま、鬼から都を護っていた。歴史上の人物、小野篁の少年時代を描いた第3回児童文学ファンタジー大賞受賞作、待望の文庫化。

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  • 二年間の休暇(上)
    4.6
    1~2巻715~770円 (税込)
    「十五少年漂流記」として知られるベルヌの代表作。1860年3月9日の夜、海上は、雲に覆われ、視界は最悪でした。その荒れ狂った海上には、15人の少年たちを乗せ、帆がほとんどたたまれた一そうの船が漂っていました。難波して、孤島に打ち上げられた少年たちが、ときに反目しながらも、様々な困難を乗り越えていきます。無人島での生活を、力を合わせて着実に築き上げていく様子に勇気をもらえることでしょう。

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  • 注文の多い料理店-宮沢賢治童話集1-(新装版)
    4.3
    1~4巻678~710円 (税込)
    ふたりのわかい紳士が猟にでて、山おくの西洋料理店にはいったところ、かえって自分たちが料理されそうになってしまうという、宮沢賢治の代表作『注文の多い料理店』をはじめ、『鳥箱先生とフウねずみ』『ツェねずみ』『クンねずみ』『ありときのこ』『やまなし』『雪渡り』『シグナルとシグナレス』『狼森と笊森、盗森』ほか、詩と名作童話15編を収録。

ユーザーレビュー

  • 注文の多い料理店-宮沢賢治童話集1-(新装版)

    Posted by ブクログ

    山の中でこのような店を見つけたとして、果たして自分ならどの段階で引き換えそうと疑えるだろうか。銃を預け、外套を脱ぎ、財布を預けて…。内容を知っていても読みたくなる名作。恐ろしいのにどこか愉快なかわいらしさがあって、一口菓子のような短さなのに、元気を取り戻す物語。

    0
    2025年11月07日
  • 銀河鉄道の夜-宮沢賢治童話集3-(新装版)

    Posted by ブクログ

    銀河鉄道の夜、キラキラ輝く鉱物のような美しさの中に静かに心を揺さぶられる切なさがある。
    何度読んでもじんわりと涙が滲む物語。
    個人的には『水仙月の四日』も好き。雪国ならではの自然の厳しさが雪童子や狼などのキャラクターによって幻想的に彩られる。辺り一面真っ白な世界に彼等が飛び回る光景が目に浮かぶ。

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    2024年10月16日
  • 鬼の橋

    Posted by ブクログ

    もっと たくさんの人に 読まれてほしい一冊
    もっと 児童文学の研究者の中で 推薦されてほしい一冊
    もっと この本を読んだ方と よかったねぇ
    を共有したい一冊

    物語の 面白さは むろんのことですが
    物語の 根底に横たわっている 日本的な情緒が
    たまらなく愛しい
    読み進めているうちに
    自分の中の「日本人」に思わず知らず
    気づかされます

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    2024年06月30日
  • 鬼の橋

    Posted by ブクログ

    小学生の頃に面白くて夢中で読んだ本。30代になり、来年小学校に上がる甥っ子へどんな本をプレゼントしようか迷っていた最中に思い出し、記憶が蘇った。

    登場人物の心情、動き、光景、匂い、質感、の描写が豊かで、自分もその場にいるような臨場感があった。
    痩せっぽちで薄汚い少女に自分を重ね、よい匂いのする年上の小野篁に憧れを抱いていたのかもしれない。鬼とは恐い存在ではなく哀しい存在なのだと子供心に記憶に残っているが、所々忘れてしまったようなので、また読み返したい。

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    2023年12月28日
  • 鬼の橋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こんなに面白いファンタジーだと、いままで気づかずにいたとは不覚。
    紹介しないと動かないと思うので、積極的にすすめていきたい。

    主人公は小野篁。
    井戸から冥界の入り口に迷い込み、そこで、冥界の番人と化している坂ノ上田村麻呂に出会う。
    このあらすじだけでもこんなに面白いのに!なぜ!気づかなかったのか!!
    しかもメインはそっちじゃなくて、人食い鬼の非天丸じゃないの…。

    子供達に勧めたいなあ。うまく紹介できるように準備したい。

    0
    2023年11月17日

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