作品一覧

  • イカの神経 ヒトの脳みそ
    3.7
    1巻660円 (税込)
    ヒトは神経の集積体である。アリストテレスが考えた動物精気にはじまり、カエル、イカ、アメフラシ、哺乳動物、さらにヒト脳へ――試行錯誤にあふれた実験の歴史とともに、神経の病、最新の脳生理学までをひもといていく。奇想と執念、愚行と新発見、今となっては常軌を逸した“人体実験”にいたるまで、あまたの科学者たちが挑んできた、人間行動を支配する「神経」解明への道のりとは。

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  • 天才と異才の日本科学史
    5.0
    1巻1,584円 (税込)
    科学の歴史を突き動かしたのは研究者たちの情熱と苦悩だった。脱亜入欧を唱え物理学の可能性を見出した福沢諭吉、戦争と国境を越え量子力学に挑んだ仁科芳雄、内向的だった幼少期を経てノーベル賞に輝いた湯川秀樹、ライバルと切磋琢磨し新理論を確立した朝永振一郎、時代を先取った研究で予言者と評された南部陽一郎。幕末、開国から、日本人初のノーベル賞、夢の原子力、原発事故まで。群像劇として150年を描ききる近現代科学史。

ユーザーレビュー

  • 天才と異才の日本科学史

    Posted by ブクログ

    知ってる色々の裏舞台や、天才視点から見た世界がとてもおもしろかったです。しかし如何せん読み手の私は凡才なので登場人物多すぎて誰が誰やら途中でわからなくなって「なんかすごい人出てきた!また出てきた!いっぱい出てきた!」的な読み方になってしまったのが非常に無念です。旧版は注釈もあるとのことなので、そちらを読む際には登場人物の氏名等をメモって整理しながら読みたいです。

    0
    2024年03月01日
  • イカの神経 ヒトの脳みそ

    Posted by ブクログ

    研究内容でいみじくも会社の名前がつまびらかにされました。
    顕微鏡周辺のハード面です。そうです。『浜松ホトニクス』
    ですよ。ノーベル賞受賞時には時折名前を出してまして。
    「神楽」の方(宇宙物理学)でもお世話になっているのでしょうね。
    宣伝しないから(する必要ないからですが)周知に至っては
    居りませんが、浜松はすごいのです。あそこを舞台に起業
    して成功を治めた会社のひとつです。
    浜松を舞台にした立志伝的なお話を作るべきでしょう。
    スズキ自動車やら豊田も含めて格好良く描き出しましょう。
    きっと今の若者たちに「夢」(dreem)を与えること必至。

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    2018年03月10日
  • イカの神経 ヒトの脳みそ

    Posted by ブクログ

     著者の性格なのか、歴代の脳研究者の人柄が好ましく感じられる。研究の進展は、著者の研究生活に重なるほど、始まったばかりなのだ。

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    2022年03月05日
  • イカの神経 ヒトの脳みそ

    Posted by ブクログ

    ヒトの脳=神経の塊。
    脳のことを知るには、まず神経のことを知ると良い。
    カエル、イカ、アメフラシ、ネズミ、ネコ。
    研究には様々な動物が使われる。
    そして、今では絶対できないであろう、ロボトミーなどのヒトの脳を使っての実験的な試み。
    電気信号と神経伝達物質。
    神経〜脳研究の歴史と現在地を知る良書。

    0
    2019年03月13日

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