【感想・ネタバレ】イカの神経 ヒトの脳みそのレビュー

あらすじ

ヒトは神経の集積体である。アリストテレスが考えた動物精気にはじまり、カエル、イカ、アメフラシ、哺乳動物、さらにヒト脳へ――試行錯誤にあふれた実験の歴史とともに、神経の病、最新の脳生理学までをひもといていく。奇想と執念、愚行と新発見、今となっては常軌を逸した“人体実験”にいたるまで、あまたの科学者たちが挑んできた、人間行動を支配する「神経」解明への道のりとは。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

研究内容でいみじくも会社の名前がつまびらかにされました。
顕微鏡周辺のハード面です。そうです。『浜松ホトニクス』
ですよ。ノーベル賞受賞時には時折名前を出してまして。
「神楽」の方(宇宙物理学)でもお世話になっているのでしょうね。
宣伝しないから(する必要ないからですが)周知に至っては
居りませんが、浜松はすごいのです。あそこを舞台に起業
して成功を治めた会社のひとつです。
浜松を舞台にした立志伝的なお話を作るべきでしょう。
スズキ自動車やら豊田も含めて格好良く描き出しましょう。
きっと今の若者たちに「夢」(dreem)を与えること必至。

0
2018年03月10日

Posted by ブクログ

 著者の性格なのか、歴代の脳研究者の人柄が好ましく感じられる。研究の進展は、著者の研究生活に重なるほど、始まったばかりなのだ。

0
2022年03月05日

Posted by ブクログ

ヒトの脳=神経の塊。
脳のことを知るには、まず神経のことを知ると良い。
カエル、イカ、アメフラシ、ネズミ、ネコ。
研究には様々な動物が使われる。
そして、今では絶対できないであろう、ロボトミーなどのヒトの脳を使っての実験的な試み。
電気信号と神経伝達物質。
神経〜脳研究の歴史と現在地を知る良書。

0
2019年03月13日

「学術・語学」ランキング