作品一覧

  • 世界マヌケ反乱の手引書 ──ふざけた場所の作り方
    3.0
    まずは、大バカな仲間の作り方、イカサマな金集め作戦など、マヌケ反乱の基本から始まる! そして、最高にマヌケな面白いやつと友達になったり、なんだか知らないけど生きていけたりする空間、金持ちや大企業によって作られた、働きまくって金を使いまくるような消費社会とは無縁な場所を作ろう!!
  • 世界マヌケ反乱の手引書 増補版 ――ふざけた場所の作り方
    4.3
    金持ち優先社会で働きまくるのはもう飽きた! 面白い店や場所でとんでもない人々と繋がり、楽勝で生きよう! 第1章は基本の仲間の作り方。第2章は儲からない店の開き方。第3章では国内&海外のオルタナティブスペースのやり方を紹介。第4章では独自のパスポートや通貨を作り国境を超えて祭りを行う。文庫版は25頁分増補、スペースリストも増強! 解説 柄谷行人、ブレイディみかこ
  • 幸田露伴と明治の東京
    3.0
    1巻699円 (税込)
    明治を代表する文豪・幸田露伴の汲めども尽きない面白さは、いまなお新鮮であり、なんとも切ない懐かしさを覚えるものだ――。本書は、代表作『五重塔』の舞台となった日暮里の谷中霊園、生誕の地である現在の上野アメ横、人生の半ばを過ごした向島、隅田川近辺など、露伴ゆかりの地を訪ね歩き、作品の読みどころを紹介。学歴とは無縁、独学で一時代を築いた「明治の教養人」の魅力にせまる。文章と風景画で綴った新しい文学案内の書。
  • 貧乏人の逆襲!【増補版】 ――タダで生きる方法
    3.8
    大変だ大変だ! 「3人デモ」から、2万人規模の「原発やめろデモ!!!!!」まで呼びかける「素人の乱」のアジテーター・松本哉の代表作がついに文庫化。最終章と年譜を増補。「家賃をタダに」「俺のチャリを返せ」デモ等の独自のデモや、「こたつ闘争」「路上鍋」等大学内や路上でできる作戦も満載。第1章では、安い衣食住の方法を伝授。金がなくても自由勝手に生きられる。
  • 世界マヌケ反乱の手引書 増補版 ――ふざけた場所の作り方

    Posted by ブクログ

    こんなすごい人が世界中にいるなんて、「すごい」としか言いようがない。こんな…、マヌケとしか言いようがないのに、すごいと思ってしまうのは…なぜなんだ。読んだら、人生変わるレベルかも。

    0
    2024年11月01日
  • 世界マヌケ反乱の手引書 増補版 ――ふざけた場所の作り方

    Posted by ブクログ

    バカのためのアホバカ行動推薦書
     あらかじめ言っておけば、かういふフザケた文体でVOWみたいなノリのアホなメチャメチャをする内容は好物である。

     このひとは大晦日に山手線でちゃぶ台ひっぱりだして、ゲリラ宴会を敢行し、乗りこんでくるひとびとに酒をふるまったりするので、まったくアホで笑ってしまった。アレだ。椎名誠系列のアホかもしれない。新種の昭和軽薄体かもしれない。

     そんな低価格で楽しめる趣味を追求する内容の本で、文体もテンションが高く、ニッポンに愚痴を言いながら、エクスクラメーションマーク!!!ばかりの文章で進んでいく。その効果も相まって笑へる。海外のライヴ経営の話や、西欧の家を勝手に乗っ

    0
    2024年10月01日
  • 貧乏人の逆襲!【増補版】 ――タダで生きる方法

    Posted by ブクログ

    正直、第一印象は良くなかった。タイトルも表紙もなんだか軽い印象を受けたし、くだらないハウツー本かと思っていた。しかし読んでみたらとんでもない本だった。腹を抱えて笑った。愉快すぎてしょうがなかった。愉快なだけではなく、ちゃんと生活の知恵も載っている。私はこの本を読んでヒッチハイクに興味を持ち、実際にトライして成功した。出会えてよかったと思える本です。

    0
    2012年02月16日
  • 世界マヌケ反乱の手引書 増補版 ――ふざけた場所の作り方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んでいると、たとえば、「だめ連」よりははるかに筋が通った思想がなく、土地、場所を低費用で不法占拠しながらバカ騒ぎをし、最終的に既成事実として占拠に関して土地の権利者に認めさせる事例を称賛しているだけに見える。「バカセンターと呼ぶにはあまりに筋が通っていてしっかりやっているように感じるけど、ここはあえてバカセンターと呼びたい」(180頁)。筋が通っていてなぜ悪いのか。
    しかし、終盤では国境を越えた連帯――これはだめ連にはない――の必要を説きながら、「奴隷の処世術」(256頁)、「金もうけ最優先社会」(265頁)、「金持ち中心社会の奴隷のようなスタイル」(282頁)への抵抗として「小さい謎のスペ

    0
    2024年10月06日
  • 貧乏人の逆襲!【増補版】 ――タダで生きる方法

    Posted by ブクログ

    法政大学在学中の「コタツ闘争」や「俺のチャリを返せデモ」など、ユニークな活動で知られる著者が、貧乏でも好き勝手にやってきたこれまでの歩みの記録です。

    めざしているものは湯浅誠と同じ方向を向いていると言えそうですが、著者のやり方は行儀の良い「反貧困」運動とは一線を画しており、一言で言うと、とにかくメチャメチャです。また坂口恭平の一連の活動や、高村友也の提唱する「Bライフ」などが、私たちの生活を根底から見なおすといった穏やかな反乱とすれば、こっちはとにかく桁違いの破天荒ぶりに、読んでいて笑いが抑えられません。

    著者のことを知ったのは脱原発運動のときでした。原発はいらないという主張について尋ねら

    0
    2017年02月19日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!