作品一覧

  • マルクス 資本論 シリーズ世界の思想
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    1~8巻1,650~3,278円 (税込)
    経済の停滞、政治の空洞化……資本主義が大きな転換点を迎えている今、マルクスの本文に立ち返りこの世界の仕組みを解き明かす。本文の抜粋と丁寧な解説で読む、画期的な『資本論』解説書。
  • 甦るリヴァイアサン
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    1巻1,595円 (税込)
    近代政治という「怪物」の正体に迫る。現代世界は「万人の万人に対する闘争状態」か? 「国家権力」は「悪」なのか? 悪名高きホッブズのテーゼの真意を原典に即して解明し、アレント・ネオコン・ネグリ=ハートの思想と対峙させながら、近代政治哲学を切り開いた古典を「希望の書」として読み直す。(講談社選書メチエ)

ユーザーレビュー

  • ホッブズ リヴァイアサン シリーズ世界の思想

    Posted by ブクログ

    ホッブズについては「万人の万人による闘争」という言葉が一人歩きしているが、その真意が分かる本。このホッブズの思想に対して、人間は国家がなくとも道徳感情による秩序を保ち得るという反論がある。しかしホッブズは単純な図式で国家や法が無ければ、暴力に支配される世界が誕生するという事は言っていない。

    私はよく一人の人間に「支配者と奴隷」が同居するという喩えを用いるが、ここでの奴隷は、従属する気質の事を言っており、我々は自身のこの従属的気質を集団における共同幻想に捧げる事で、その集団に帰属していくのだと考える。一方で個々に潜む支配者は身体を規律的に制御させるだけではなく、自他の帰属する共同幻想を作る役割

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    2025年04月27日
  • ホッブズ リヴァイアサン シリーズ世界の思想

    Posted by ブクログ

    このシリーズ、古典の長めの本文抜粋と現代視点の解説を並べるっていうのはとてもよい形式だと思う。古典そのまま読むのは実際無理だし。

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    2022年04月11日

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