作品一覧

  • 沖縄の不都合な真実

    沖縄の不都合な真実

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻990円 (税込)
    こじれにこじれる沖縄の基地問題の本質はどこにあるのか。見据えるべきは「カネと利権」の構造である。巨額の振興予算を巡り、繰り返される日本政府と県の茶番劇。この構図が変わらない限り、問題は解決できない。公務員が君臨する階級社会、全国ワーストの暮しに喘ぐ人々、異論を封じ込める言論空間等々、隠された現実を炙り出す。党派を問わず、沖縄問題の「解」を考えていく上で必読の書。
  • 外連(けれん)の島・沖縄――基地と補助金のタブー

    外連(けれん)の島・沖縄――基地と補助金のタブー

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,324円 (税込)
    沖縄振興予算をがぶ飲みするのは誰か。ベストセラー『沖縄の不都合な真実』に続く、沖縄支配階層の研究・第二弾! 「国王」翁長知事の肖像―― ・基地反対を武器に振興予算延長 ・結局、普天間基地存続に帰着する危険な構図 ・本気で辺野古移設を止める気がない法廷戦術 「『補助金はいらん』と一言いえば、辺野古移設の問題は大きく動く可能性があります。補助金は事実上基地負担の代償ですから、沖縄県が補助金受け取りを拒否すれば政府も困ります」(本文より) 沖縄振興予算をがぶ飲みするのは誰か。 基地負担の見返り=振興予算を認めた仲井眞前知事が、「沖縄の心を売った」と罵られた理由とは? 「日本というくびきから外して」といいながら永田町と霞ヶ関に通いつめ、すでに第六次(2022年度以降の10年間、総額3兆円超の見込み)振興予算延長を獲得! 沖縄支配階層の守護神がくりだす奸計(かんけい)と政略の、誰も指摘しない「不都合すぎる真実」を白日のもとにさらし、基地も補助金も減らす、真の自立の道を探る。 <目次より> 第1章 「外連(けれん)」の島・沖縄 第2章 英雄か悪漢か――翁長沖縄県知事の肖像 第3章 基地移設の矛盾と欺瞞(ぎまん) 第4章 行政処分の応酬と法廷闘争 第5章 琉球独立運動の悲劇 第6章 「被害者原理主義」が跋扈(ばっこ)する沖縄の歪んだ言論空間 第7章 基地負担の見返り=振興予算が沖縄をダメにする
  • はっぴいえんどの原像

    はっぴいえんどの原像

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻2,200円 (税込)
    『ゆでめん』から53年、はっぴいえんどとは何だったのか? 細野晴臣、大滝詠一、松本隆、鈴木茂から成る日本のロック・バンド〈はっぴいえんど〉の影響力は、それぞれの活躍により、より一層大きなものになった。しかし、その魔法のような音楽がどうして生まれたのか? どんな風に組み立てられていったのか? 70年代初頭の風景にどう共鳴していったのか? 納得のいくような説明を描く本に出会ったことがない。本書では、膨大な資料や、関係者インタビューをひもとき、60年代に彼らが音を出す瞬間までの道のりと、あの音楽が生まれた1970年代初頭のリアルな彼らを現代の視点から描き出す。『ゆでめん』から53年、その現場や、その音楽性の真実に触れながら、今こそ勇気をもって、はっぴいえんどの正体を語り尽くそうではないか! 著者は、パール兄弟他で活躍するミュージシャン・サエキけんぞうとはっぴいえんど人脈とも交流がある評論家、篠原章。 【目次】 序 たとえば渋谷とはっぴいえんど 第1章 はっぴいえんどができるまで 第2章 はっぴいえんどのバックグラウンド(1)~米軍基地と夜遊びカルチャー 第3章 はっぴいえんどのバックグラウンド(2)~反戦・反体制カルチャーとURC 第4章 はっぴいえんどと漫画カルチャー~『ゆでめん』は『ガロ』、『風街ろまん』は『COM』である 第5章 『ゆでめん』は『ア・ロング・バケイション』? COLUMN はっぴいえんどファンの原像 第6章 ミッシングリンクを埋める幻のライブ発見! 考察 「ゆでめんリスト」から読み解くはっぴいえんどの世界観 第7章 はっぴいえんどの新機軸~「です」調ロック語法とその影響力 第8章 3枚目『HAPPY END』の〝飛航〟状態 第9章 はっぴいえんどは日本とアメリカに「さよなら」できたのか? COLUMN はっぴいえんどラスト・コンサート~1973-9-21~リアルな体験記
  • J-ROCKベスト123 1968~1996
    値引きあり

    J-ROCKベスト123 1968~1996

    ビジネス・実用

    -
    1巻490円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本のロック・ヒストリー。伝説のはっぴいえんどからミスチルまで一挙収録! これだけは聴いておきたい名盤ガイド! ――ロカビリー、GS時代を経て、日本のロックはいかに進化したのか? フォークルの誕生、伝説のバンド・はっぴいえんどからミスチルまで、これだけは聴いておきたい名盤1123アイテムを厳選収録! 細野晴臣インタビュー、サエキけんぞうの〈J-ROCKヒストリー集中講座〉など、日本のロックのすべてがわかる1冊。

ユーザーレビュー

  • はっぴいえんどの原像

    Posted by ブクログ

    永遠の名曲、パール兄弟の「バカヤロウは愛の言葉」に倣って言えば、本書はサエキけんぞう・篠原章の「はっぴいえんどは愛の言葉」、二人の「はっぴいえんど愛」が溢れかえっています。ただしその愛は、はっぴいえんどに心を持っていかれたファンの言葉としてではなく、音楽家と学者というプロフェッショナルとプロフェッサーというダブルプロとして語られています。最近、はっぴいえんどを日本のロックのはじまりとして語る神話に疑問を投げかける論考にも触れたりしますが、世界的な音楽の流れの中での偶然が必然となった特異点がこのバンドであることは間違いありません。今回、その特異点が生まれる源流として米軍基地の子弟たちの私設放送局「Radio T-e-e-n」がFEN「Teenager On Parade」になっていくというアメリカのポップスの流入経路を明らかにしていること、「中川三郎ディスコティック」を嚆矢とする、いやいや鹿鳴館文化人脈まで遡る「夜遊び文化」を指摘していること、また、その真逆の日本の反体制運動と音楽の関係をつまびらかにしていること、そこにはURCというレーベルや岡林信康というミュージシャンで、はっぴいえんどに直接繋がっていくこと、そんなこんな日本音楽平野を流れる川の支流をいちいち挙げていて、なぜあの時代にはっぴいえんどが生まれたか、を語ろうとしているのが丁寧です。一方、4人が直接影響を受けた人々のリスト、「ゆでめんリスト」の名前をこれまたいちいち解説している章も秀逸で、特にミュージシャンやバンドやアルバムをいまさらにYouTubeで検索して聴きながら読むのは濃厚な読書時間となりました。あの時代、彼らの音楽を作った原材料の音楽に浸ることは1960年代最終の世界音楽潮流を感じる体験でした。そして4人は出会い、まさに、はっぴいえんどはその後に音楽にとっての、はっぴいすたあと(?)地点になって、別れていくのです。やはり、神話か!ユーミンがデビュー50周年を迎え、村井邦彦が日経新聞「私の履歴書」で人生を振り返り、高橋幸弘と坂本龍一が召された、このタイミングでこの本を手にしたのもちょっと偶然?必然?

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    2023年04月13日
  • 沖縄の不都合な真実

    Posted by ブクログ

    日経新聞支局長と元大学教員により、沖縄について書かれた本。一般の人が知らない沖縄の事情を詳しく調べ上げ、丁寧にまとめていると思う。人物名もはっきり書かれており、データも詳細で参考になった。
    「基地の見返りとして沖縄に配分されている巨額の振興資金を含めて「公」や「権威」に依存して自立への道を自ら封じている保守的な沖縄の体制と、その体制を事実上支えている日本政府の姿勢が問題なのです」p16
    「基地の見返りに投入されている振興資金は、保革を問わず沖縄では大歓迎されます。振興資金は、基盤の脆弱な沖縄経済を支える屋台骨だと考えられているからです。辺野古のある本島北部にも莫大な振興資金が投入されました。が、振興資金も特効薬ではありません。一過性の、麻薬のようなもので、それがなければたちまち痛みが出てきます。病巣は放置されたままです。振興資金は、一部の人たちを利するだけで県民全体には浸透しないという問題も抱えています。復帰以来、11兆円という巨額の振興資金が投じられてきましたが、全国最高の失業率と全国最低の県民所得、そして全国でいちばん深刻な所得格差は一向に改善しません。沖縄にとって最大の問題である「貧困」は、辺野古移設問題の陰に隠れて、表に出てくることさえ稀です」p16
    「沖縄には、自分たちの現状を変えたくないという、真の意味での保守的な社会集団が存在するということです。「基地には反対だが、基地の見返りである振興資金に依存する公主導・官主導の経済はこのまま続けたい」という集団です」p17
    「沖縄の基地を減らせば減らすほど、特別な振興予算もガソリンや泡盛の特別な減税措置も大幅に減らせます。沖縄振興だけのために1000人の職員がいる内閣府沖縄総合事務局も、沖縄振興のためだけの銀行である沖縄振興開発金融公庫もなくせます。その分、国民の税負担は減ります」p27
    「(辺野古移設)沖縄側のキーマンは建設会社、東開発会長の仲泊弘次氏でした」p31
    「(アメリカ統治「琉球列島に関する民事ハンドブック」)「琉球人は粗野な振る舞いから、日本人に「田舎から出てきた貧乏な親戚」と差別されている。潜在的な不和の種は政治的に利用できる」米軍は、「琉球」「琉球人」という言葉を多用して、本土と沖縄は違うという意識を植え付けます」p68
    「琉球大学は米国主導でつくられ、創立記念日はリンカーンの誕生日です」p68
    「米兵が「胡屋」「古謝」を誤読して定着した「コザ」が好まれるのも、米軍の上手な沖縄支配の名残でしょう」p69
    「一見「反戦」に見える沖縄の声の本質は「反日」です。その結果、本土と沖縄が分断され、基地問題が内政問題化してきました。そのことは、在日米軍の安定運用を図る米国の狙いとピタリと重なっています」p70
    「米軍基地の割合は本土77%(789平方km)沖縄23%(232平方km)です。本土には沖縄の3.4倍の米軍基地があります」p71
    「沖縄以上の住宅密集地に米軍飛行場がある本土の普段の生活を是非、見てほしいと思います。そうすれば、なぜ日本一危険な米軍基地が、実は普天間ではなく厚木だと言われているのかがわかるはずです」p72
    「普天間基地は終戦時の1945年に完成しました。一方、ニュースなどでよく取り上げられる普天間第二小学校は、その24年後の1969年に宜野湾市が危険を承知であの場所に建てたものです。軍事飛行場に隣接して小学校を建てた例は、世界でも沖縄だけだと思います。最も驚いたのは普天間飛行場所属のパイロットでしょう」p75
    「県内市町村所得ランキングの上位を占めるのはすべて基地のある市町村です(1 嘉手納町、2 北谷町)。所得伸び率を見ると、トップは東村、2位は嘉手納町でした。つまり、基地さえなくなれば経済成長できるという話はこれらの数値を見るだけで眉唾だということがわかります」p87
    「(沖縄は)高失業率・低所得が定着し、経営者が圧倒的に強い前近代的な弱肉強食の資本主義社会になっています。琉球大学OBのエリートを中心とした閉鎖的な支配階級が県内権力と一体化しているため、沖縄には県内権力を批判するマスコミや労組、学識者などの左翼勢力が育ちませんでした。女性や子供、障害者ら社会的弱者が放置され、中小、零細企業の労働者は搾取されています。これが沖縄における最も深刻な基地被害です」p90
    「多額の税金をつぎ込んで実施されてきた振興策は、目だった産業をつくれませんでした。公民館やホール、公園や野球場、運動施設、大規模な観光施設などに使われ、中小企業や個人には回らず労使関係をゆがめました」p92
    「(日本銀行那覇支店レビュー)県内ではオーナー企業や中小企業の割合が高いこともあって労働組合の組織率が全国比で低いことが挙げられる。この結果、雇用・賃金に関する経営サイドからの不利益案件が、大きな抵抗もなく実行されており、こうした労使関係の枠組みが、県内の労働分配率の低さなどといった取得環境の悪化に繋がっている」p93
    「沖縄のジニ指数は0.339と全国一です」p94
    「所得が1000万円を超える納税者の割合が、沖縄は10.2%で全国9位。ベスト10で大都市圏でないのは沖縄だけです」p94
    「支援なし民間学童保育は7割が沖縄。子育てへの支援が日本一貧弱です。盲、聴覚障害者養護老人ホームの未設置、自治体のバリアフリー構想ゼロなのも沖縄だけ。NHK受信料を支払っている世帯は42%。五割を切るのは沖縄だけ。年金加入率も最下位。給食費の未納も日本一です。離婚率は9年連続ワースト。生涯未婚率は男性22.3%(1位)、女性9.7%(2位)。「日本で最も結婚が難しく離婚しやすい県」のイメージがすっかり定着しています」p94
    「沖縄だけは県版がないので、沖縄の記者は全国紙に地元ニュースを出し抜かれる心配がありません。だから、全国紙の影響を受けずに県当局と一体化した紙面がつくれるのです」p109
    「(利権問題)本来なら沖縄のメディアは、率先してこれらの問題に本格的な調査を行い、沖縄に流れ込む基地関連の金をめぐり政財間の癒着構造ができていることをあばくべきではないのか」p110
    「(沖縄の)企業所得はほぼ全国並み。ところが、資産所得比率は大阪(2位)、東京(3位)を引き離してダントツ1位です。資産所得の4割が基地使用料で、地主約4万人のうち年間100万円以上の使用料を受け取る地主が46.2%(約1万8000人)存在します。これも、沖縄経済を歪める大きな要素です」p124
    「年収300万円未満の家計は50.14%で全国一」p125
    「①所得が公務員に偏在している ②所得上著しい公民格差が存在する ③政治的影響力のある公務員が経済的イニシアティブを握っている ④結果として「民」優位ではなく琉球王朝以来の「公」優位の経済社会が温存されている」p138
    「沖縄は県土に占める埋め立て面積が全国で最も多い県ですが、観光資源である美しい海を自らつぶすのは、建設、土木、砂利、コンクリート、建設資材、運送業など裾野の広い建設業界で生計を立てる県民が多いためです」p147
    「(辺野古移設反対運動)自治労沖縄、沖教組、沖縄国家公務員労働組合など公務員系の組合が主力です。大規模な民間労組がない沖縄では、労組といえば公務サービス関係の労組を指しています」p153
    「守られているのは、オール沖縄の「県民益」ではなく、「公務員益」であり、「組合益」であり、一部の「企業益」であり、「政治家益」ではないでしょうか」p173
    「自分の本を地元の出版社に依頼して自費出版しようという思いも叶えられないほど、沖縄における「表現の自由」や「言論の自由」に対する意識は麻痺しているのでしょうか」p191
    「日本による沖縄差別を問うのであれば、沖縄本島による奄美・宮古・八重山地方に対する差別と収奪の歴史にも「落とし前」をつけなければなりません」p205
    「大事なのは被害者沖縄に寄り添うことではありません。沖縄の基地を減らし、見返りの振興策と減税措置をなくすことです。沖縄に基地があることは、膨大な税金を消費するのですから本土にとっては経済的にはマイナスなのです。このことが理解されれば、「沖縄の基地を減らせ」という声は沖縄よりもむしろ本土で強まると思います」p213

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    2018年10月30日
  • 沖縄の不都合な真実

    Posted by ブクログ

    基地をめぐる沖縄のリアクションにどこか病んだ雰囲気を感じてはいましたが、本書を読んで完全に病んでいるとわかりました。

    基地をめぐる沖縄の反応の裏には吐き気がするような利権構造が横たわっている、それはわかりました。しかし一番驚かされるのは(対米課題や基地問題といった外政ではなく)沖縄の内政状況です。これまで数兆円規模の振興予算が注ぎ込まれたにもかかわらず沖縄内政は圧倒的な格差を生んでおり、(ジニ係数をはじめとした)さまざまな指数にそれがあらわています。基地問題によってある意味それがマスクされている。

    色々と参考になった1冊でした。

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    2017年06月15日
  • 沖縄の不都合な真実

    Posted by ブクログ

    沖縄の基地反対運動について、実際は、運動に参加している層は公務員の労働組合の人間が多数を占めていること、沖縄の官民の給与格差が大きいのにも関わらず、国からの振興金が公共事業に使われ、本当に必要とされていることに届いていないこと、などを主張し、沖縄の構造的差別とそれをもたらしている層を批判する本。
    安全保障云々の問題から沖縄の基地問題を考えることが多かったが、本書のように沖縄経済や社会構造に焦点を当てている本に出会うことはなかった。その意味では貴重な本だと思う。沖縄の基地をめぐる問題は沖縄の社会構造や歴史、伝統に関わる難しい問題であることを痛感した。

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    2016年09月23日
  • 沖縄の不都合な真実

    Posted by ブクログ

    翁長知事の言動が、どうにも腑に落ちない。「オール沖縄」って、沖縄県民って、そんなにひとくくりにされる県民性なの? 辺野古の移設取り消しの理由にある、法的に瑕疵があったと思われるって、言う「思われる」って何? なぜ国連人権委員会で演説なんてしたの?

    てなことで、読んでみた本。ただこの本は1月に出版された本なので、これらの疑問に対応した答えを用意しているわけないので、一応お断りを。でもなんとなく構造が見えてきた。


    ざっくり言っちゃうと、沖縄には基地と振興予算をめぐる巨大な利権があって、一部の人たちにしか金が渡らない。だから格差社会化している。全国ワーストの生活水準の原因は、政府と一部の沖縄の既得権益者の強固な地盤を崩すことができないから、というような主張。


    それでもって、オール沖縄とかいうスローガンのもと、すべての責任を政府や本土へ押し付けるのは、沖縄内部にある腐敗構造から県民の目をそらせるためで、なんの解決にもつながらない、ということが言いたいのだと思う。


    翁長知事もその既得権益者からの支持を取り付けたから当選したのであって、県民の目を欺くことに一役買ってる、とまでは言ってないけど、ニュアンスとしてはそんな感じ。


    詳しくは本書を読めばわかるので、深入りしない。
    基地を無くしたら沖縄は豊かになると県民は思っているのかもしれないが、基地を無くさずこのまま振興予算を獲得し続けたいという既得権益者たちの影響力が強いので、まずそこを倒すことに目を向けなくてはいけない。


    でも、こんなこと言おうものなら、こっぴどく叩かれるらしい。沖縄内部に原因を求める良識ある沖縄言論人の言葉も新聞や出版界では封殺されるようだ。許される発言ではないけど、百田尚樹が沖縄の新聞社を潰せと言った背景がわかった。


    間違いなく、この本は沖縄では売れない!
    もしかしたら本の流通経路から弾き飛ばされて店頭に並んでさえいないかもしれない。
    でも、この本は本土の人間がいくら納得したところでほとんど無益。沖縄県民が読まないと意味がない。沖縄県民が変えるしかない問題だから。

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    2017年08月15日

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