作品一覧 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 独裁者のラブレター - 小説 / 国内小説 1巻660円 (税込) 新興マルギダ国の独裁者アント・カーネの来日を絶好のチャンスとして、カーネ暗殺を計るマルギダの革命派。一方、日本の商社・富士物産と大協実業は、マルギダ進出を狙って激しいしのぎをけずっている。大協実業の秘密社員・島田は、会社のためばかりでなく、彼自身の意地と、マルギダ革命派の美しい女グローズへの恋を賭けて、どこまでもカーネ暗殺を追求しつづける。革命家の暗躍、企業間の葛藤、政治、死、恋。『私は貝になりたい』の筆者が、もっとも今日的な主題を乾いた男性的筆致で描く、スリルあふれる長編サスペンス小説。 試し読み フォロー 悪の紋章 - 小説 / 国内小説 1巻660円 (税込) 小菅刑務所の門を2年ぶりで出て来た稲村清一は、やさしく頬をなでるシャバの風に逆らうように、ペッと唾を吐いた。「悪徳警官」のレッテルを貼られ、麻薬運搬の罪に服した彼は、完全に無実だった。彼は復讐の鬼になっていた。自分を裏切った妻との憎悪の再会、「共犯者」だった男の突然の死、謎の乗用車の追及などが、すこしずつ真相を語りそうになりながら、しかし、事件の背景は複雑にひろがり、政界・財界の大立物の身辺につながって行く。名作『私は貝になりたい』の作者が、新風の文体で現代の悪の姿を描いた本格的な長篇推理小説である。 試し読み フォロー 複眼の映像 私と黒澤明 4.4 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻865円 (税込) 息詰まる創作の現場、あの名作の秘話が今、明かされる 「生きものの記録」以後はどうも冴えない作品ばかり――。『羅生門』『生きる』『七人の侍』の共同脚本家が見た映画人、黒澤明の真実 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 橋本忍の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 複眼の映像 私と黒澤明 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.4 (14) カート 試し読み Posted by ブクログ 菊島隆三、小國英雄と並んで黒澤明の全盛期を支えた脚本家、橋本忍の自伝。 伊丹万作に師事した後、黒澤明と出会い、『羅生門』が生まれるまで。またその後『七人の侍』の地獄のような脚本製作の話、また天才監督の野村芳太郎との出会いなど、日本映画の黄金時代を支えた人たちの驚くような話の数々に舌を巻く。 国立フィルムアーカイブから出ている『脚本家 黒澤明』展、『羅生門』展の図録なんかと合わせて読むと、より黒澤明、橋本忍、そしてその周りの人たちのスゴさが理解できるかな、と。 0 2023年07月20日 複眼の映像 私と黒澤明 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.4 (14) カート 試し読み Posted by ブクログ 脚本という企画。 それは、監督という相手あってのもの。 この共同関係と対立関係が、作品に緊張を生む。 0 2020年01月03日 複眼の映像 私と黒澤明 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.4 (14) カート 試し読み Posted by ブクログ 物心ついてからの黒澤明作品といえば「影武者」であり「乱」だった。巨匠の作品は私にはどうもわからないようだと何十年も彼の作品を見ることはなかったが、たまたま映画館でみたデジタルリマスター版の「七人の侍」に度肝を抜かれた。このあまりに鮮烈な作品のことが知りたくて本書を手に取った。戦いにも似た共同脚本という形式を初めて知った。橋本氏は黒澤明は職人から芸術家になったという。80年代の作品がどうにも理解できず重苦しさだけが残った理由が分かったような気がした。「夢」を観てみようと思う。 0 2019年02月14日 複眼の映像 私と黒澤明 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.4 (14) カート 試し読み Posted by ブクログ 映画で重要なことは何か。脚本はどういう役割でどう作られるべきなのか。その答えが書かれている。まさしく、ある時期までの黒澤映画は「複眼の映像」なのだ、ということがこの本の”テーマ”だ。 脚本家として出発したこの人らしく、この本の書かれ方もとても脚本的。たとえば、感情を直接描かず、風景や画面、もしくは行動や仕草で示している。 映画をそれなりに深く楽しみたい人にはとても示唆に富む一書。 0 2017年03月30日 複眼の映像 私と黒澤明 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.4 (14) カート 試し読み Posted by ブクログ まず、久々にのめり込んで読んだ そもそもこれが日本を代表する脚本家の技なのであろう・・・ 映画ファン、黒澤ファン必読 また、職人と芸術家の差異、プロフェッショナルとは何か、など、仕事論としても価値ある一冊 明らかに名著です 0 2012年01月08日