作品一覧 2022/05/06更新 悪の紋章 試し読み フォロー 独裁者のラブレター 試し読み フォロー 複眼の映像 私と黒澤明 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 橋本忍の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 複眼の映像 私と黒澤明 橋本忍 菊島隆三、小國英雄と並んで黒澤明の全盛期を支えた脚本家、橋本忍の自伝。 伊丹万作に師事した後、黒澤明と出会い、『羅生門』が生まれるまで。またその後『七人の侍』の地獄のような脚本製作の話、また天才監督の野村芳太郎との出会いなど、日本映画の黄金時代を支えた人たちの驚くような話の数々に舌を巻く。 国立フ...続きを読むィルムアーカイブから出ている『脚本家 黒澤明』展、『羅生門』展の図録なんかと合わせて読むと、より黒澤明、橋本忍、そしてその周りの人たちのスゴさが理解できるかな、と。 Posted by ブクログ 複眼の映像 私と黒澤明 橋本忍 脚本という企画。 それは、監督という相手あってのもの。 この共同関係と対立関係が、作品に緊張を生む。 Posted by ブクログ 複眼の映像 私と黒澤明 橋本忍 物心ついてからの黒澤明作品といえば「影武者」であり「乱」だった。巨匠の作品は私にはどうもわからないようだと何十年も彼の作品を見ることはなかったが、たまたま映画館でみたデジタルリマスター版の「七人の侍」に度肝を抜かれた。このあまりに鮮烈な作品のことが知りたくて本書を手に取った。戦いにも似た共同脚本とい...続きを読むう形式を初めて知った。橋本氏は黒澤明は職人から芸術家になったという。80年代の作品がどうにも理解できず重苦しさだけが残った理由が分かったような気がした。「夢」を観てみようと思う。 Posted by ブクログ 複眼の映像 私と黒澤明 橋本忍 映画で重要なことは何か。脚本はどういう役割でどう作られるべきなのか。その答えが書かれている。まさしく、ある時期までの黒澤映画は「複眼の映像」なのだ、ということがこの本の”テーマ”だ。 脚本家として出発したこの人らしく、この本の書かれ方もとても脚本的。たとえば、感情を直接描かず、風景や画面、もしくは行...続きを読む動や仕草で示している。 映画をそれなりに深く楽しみたい人にはとても示唆に富む一書。 Posted by ブクログ 複眼の映像 私と黒澤明 橋本忍 まず、久々にのめり込んで読んだ そもそもこれが日本を代表する脚本家の技なのであろう・・・ 映画ファン、黒澤ファン必読 また、職人と芸術家の差異、プロフェッショナルとは何か、など、仕事論としても価値ある一冊 明らかに名著です Posted by ブクログ 橋本忍のレビューをもっと見る