久保田沙耶の作品一覧

「久保田沙耶」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 漂流郵便局 届け先のわからない手紙、預かります
    漂流郵便局の成り立ちについて、本書のはじめに次のような注意書きがあります。
    「漂流郵便局はプロジェクト型のアート作品であり、日本郵便株式会社との関連はありません」
    そもそもは瀬戸内国際芸術祭2013の出品作品です。しかし、2020年8月時点においても、香川県の粟島に現実にこの郵便局は存在しています。...続きを読む
  • 漂流郵便局 お母さんへ 届け先のわからない手紙、預かります
    瀬戸内芸術祭の作品のひとつである、漂流郵便局に届いたお手紙紹介シリーズの第二弾。涙なしには読めない。作者のあとがき内の、届け先のわからない手紙を送るということの儀式性の話がとてもよかった。

    「それはまるで自分の祈りかたを見つけるための通過儀礼のようにも感じられるのです」「大切なのは意思疎通そのもの...続きを読む
  • 漂流郵便局 届け先のわからない手紙、預かります
    どこかの小さな島の入り江、

    雁木のある港の防波堤の端を
    いっぴきの犬をつれて散歩させている
    一人のおじいさん、

    石の狛犬、朱い実をたわわにつけた山桃、
    なぁるく湾曲ししている入り浜、

    朝もやに包まれたオミナオシ、
    一匹の白いシバヤギ、

    古い家の軒下の細い道を右手にバケツを持って
    野良着と頭...続きを読む
  • 漂流郵便局 お母さんへ 届け先のわからない手紙、預かります
    久しぶりの漂流郵便局。まだ頑張ってらっしゃったんだ。
    届け先のわからない手紙。
    今回はお母さんへという内容。
    様々な方たちのお母さんへの気持ち。
    面と向かって言えなかったままだったりしても、みんな有難いと思ってるっていう気持ちが嬉しい。

    私はどうなのかな?と考える。複雑な家庭環境だったから正直そう...続きを読む
  • 漂流郵便局 届け先のわからない手紙、預かります
    ほんの一瞬で心を
    ここでは無い何処か清らかな場所へさらわれる。
    そんな圧巻の読書体験をした。

    迫力とか、盛り上がりとか、そんなものはなく
    たったひと突き、胸の核心をトンとやられる感じ。

    きっとそのくらい、「手紙」には魂が宿っていて
    その上それが誰が書いた、とか
    誰に宛てられた、なんてことは関係な...続きを読む

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