作品一覧

  • 原発・放射能 子どもが危ない
    3.8
    1巻660円 (税込)
    放射能にもっとも弱いのは、細胞分裂が活発な子どもたちだ。低線量被曝は「ただちに」健康に影響は与えない。しかし、どんな低線量の被曝にもリスクがある。十年後、二十年後に後悔しないために、今、大人が知っておくべきこと、具体的に子どものためにできることは何か。できる限り子どもを被曝から守るため、反骨の原子物理学者と長年チェルノブイリ子ども基金に関わってきた小児科医が、原発の最新情報を踏まえて、事実をわかりやすく伝える必読の書。

ユーザーレビュー

  • 原発・放射能 子どもが危ない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    友人が貸してくれました。
    小説でもなにのに、新書を読んで泣きそうになるなんて初めて。小出先生がどんな思いで反原発を訴えつづけてきたのかがひしひしと伝わってきました。
    少なくとも私は、政府や原発賛成派の人たちの「福島原発の事故は収束している」だとか「放射性物質があったとしてもただちに影響はない」だとかいう言葉より、小出先生の「もうすでに日本中が放射能に汚染されていて、私たちは汚染された世界を受け入れて生きていくしかない」とか「もはや完璧に汚染されていない食品だけを食べ続けるなどということは不可能」という言葉の方がずっと信じられる。それは本当に信じたくないような事実だけど、でも今ここにいる私たちが

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    2013年04月09日
  • 原発・放射能 子どもが危ない

    Posted by ブクログ

    子供が危ない。本当に。
    大人も危ない。本当に。

    政府、東電は犯罪者である。
    ウソの報道。報道規制。
    利権、金の問題を解決しない限り、原発の再稼働はあり得ない。

    管元首相、枝野元官房長官、東電幹部、
    あなた達は近い未来、全世界から裁かれる。犯罪者であると。

    あなた達は近い将来、全日本人から裁かれる。殺人者であると。

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    2011年11月14日
  • 原発・放射能 子どもが危ない

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読んだ放射能本。
    長年、原子力に向き合ってきた小出先生だから言える
    一貫したメッセージにあふれている。

    首都に住む人間として、原発の問題から目を背けることは
    許されないのではないか、と省みた。

    フクシマの人たちを前に、電気が無くては暮せないから
    原発は仕方なかったんです、と誰が言えるだろうか。

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    2012年02月29日
  • 原発・放射能 子どもが危ない

    Posted by ブクログ

    福島の原発が自分が考えていた(報道されていた)より、相当にひどい状況にあるということを知った。また、自分が今妊娠しているため、胎児への影響ということも含め、今後の人への影響がとても怖くなった。

    原子力について研究してきた人間による「原子力は人間の英知を超えている」という表現には重みを感じずにはいられない。

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    2011年10月14日
  • 原発・放射能 子どもが危ない

    Posted by ブクログ

    低線量の放射能による癌も、一般の癌と何も区別はつきません。
    いわば「放射能の完全犯罪」です。十年後、数十年後に後悔しないために
    今、絶対に知っておくべきこととは?

    一般に信じられている放射能についての誤解を解きながら
    データや図表を駆使して、原子物理学者と小児科医の立場から
    「子どもと放射能」についての正しい知識を伝えます。

    「私は、未来の子どもたちから、つまりこれから被曝をしながら
    生きていかなければならない子どもたちから
    『お前はどうやって生きてきたのか』と問われるでしょう」(小出裕章)


    【目次】
    第一章 何があっても子どもたちを守らなくてはいけない──小出裕章

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    2014年08月15日

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