作品一覧

  • ロレックスの経営史:「ものづくり」から「ゆめづくり」へ
    完結
    -
    全1巻2,970円 (税込)
    時計の「価値」とは何か―デザインマネジメントから、ロレックスの魅力を解明する 今や誰もが認める世界的な一流時計メーカー・ロレックス。50年以上にわたって世界をリードしてきた高級ブランドは、驚異的な成功例にもかかわらず、これまで日本国内、海外を問わず、学術研究の対象となったことはなかった。スイスの小さな時計製造会社は、第二次世界大戦を乗り切り、アメリカの広告代理店とのコラボレーションを通して、いかにして時計をステイタスシンボルに変えることに成功したのか。スイス、アメリカ、イギリスの資料から初めて明らかにするとともに、ヨーロッパの製造業がいかにして製品により価値を与える戦略を採用し、「ものづくり」戦略から「ゆめづくり」戦略へとシフトしていったかを実証する。世界的な成功に至るまでの経営史とデザイン・マネジメント秘話。
  • 「機械式時計」という名のラグジュアリー戦略
    4.0
    1980年代瀕死の状態にあったスイス機械式時計産業を、見事V字復活させたスウォッチグループ。その奇跡の経営戦略を描いたスイス原書の日本語版。

ユーザーレビュー

  • 「機械式時計」という名のラグジュアリー戦略

    Posted by ブクログ

    スウォッチグループの歴史と共にスイス時計産業の勃興とそのブランド戦略の変遷を解説する。
    学問的な見地から詳細に説明されており、出典やデータなどは非常に細かく正確だが、読み物としては少々煩雑に思われる。

    1960年代のスイス時計産業の構造的な問題は比較的小規模な事業者が多角的なラインナップを揃えようとして非効率な経営をしていた。そこに日本企業の機械式時計の輸出とクォーツショックにより壊滅的打撃を受けた。復興に向けてニコラス・ハイエックは多数の企業をまとめて再編し効率化を図り、低価格帯ブランドのスウォッチによりシェアを取り戻した。更にブランドのラグジュアリー戦略としてオメガのプロモーションを行い

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    2018年11月23日

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