作品一覧

  • 島津四神伝 戦国屈強兄弟の九州統一軍記
    4.0
    1巻1,600円 (税込)
    時は戦国末期――。日本六十余州最南端に屈強を誇る大名がいた。鎌倉時代より薩摩・大隅・日向の三州を治めてきた島津家である。その志は四人の兄弟たちに受け継がれた。当主である長男・義久の下に、次男・義弘の采配、三男・歳久の知略、四男・家久の勇武、そして家臣団の奮戦をもって大友氏や竜造寺氏などを撃破し九州全土を席巻するまでに至り、天下人・豊臣秀吉と対峙することとなった――。最新資料を基に、戦国最強の島津四兄弟を描きぬく書き下ろし長編時代小説。
  • 大坂誕生
    4.0
    1巻1,600円 (税込)
    慶長20年、灰燼と化した大坂を再興すべく大御所・徳川家康から大命を受けた松平忠明は、大坂人との確執を知略と胆力で乗り越え、反徳川包囲網の中で次々と大胆な復興計画を練っていく──。第6回朝日時代小説大賞優秀作。
  • 島津の陣風 義久の深謀、義弘の胆力
    3.3
    1巻1,699円 (税込)
    慶長5年9月15日、関ケ原──。家康本陣めがけて、島津義弘率いる1500の軍勢が駆け抜けた! やがて改易を狙う徳川方と本領安堵を図る島津との虚々実々の駆け引きが始まる。義久・義弘ら島津家と家康・本多正信・黒田官兵衛など徳川方との知略を尽くした戦いが始まる。

ユーザーレビュー

  • 大坂誕生

    Posted by ブクログ

    面白くて一日で一気に読んだ。

    家康の外孫松平忠明が、家康の命令で大坂の陣で荒れ果てていた大坂の町を復興させるお話。
    大阪在住の私にとって、道頓堀や心斎橋の名前の由来が
    人の名前だったり、大坂城の三の丸を取り壊した後にできた
    地名が「内○○町」という地名になったことを知り、驚きました。

    0
    2015年07月08日
  • 島津四神伝 戦国屈強兄弟の九州統一軍記

    Posted by ブクログ

    戦国最強の島津4兄弟。源頼朝の子孫とも言われ、由緒正しき武門の家柄。
    捨てがまりに代表されるように、島津家の結束、忠誠心は凄まじい。
    戦国時代にこれほど強く、出る杭は打たれるの例えのように、有力武将に潰されてしまいそうなものなのに、幕末期まで続き、領土も減らさないという事は、自らを犠牲にしても、島津家の事を思う精神が強く息づいていたからなのであろう。

    0
    2022年01月29日
  • 大坂誕生

    Posted by ブクログ

    大阪というのはやはり独特というか、他とは違うという雰囲気があって、またその雰囲気を維持すべきであるという府民の気概もあったりして、いやそんな気がしたりしなかったりで。そんな大阪にも歴史あり、ていうかそんなこと言ったら東京に歴史なしというか、神奈川はもっとなさそうだ。ていうか歴史なら京都の圧勝だから、まぁそれは良い。
    でもって大名の息子のお坊っちゃん奮闘記である。お坊っちゃんは傲慢にして不遜であり、ちょっとでも下々と触れ合ったりするだけで褒められるんだからなぁ、やっぱちょっとズルいと思ってしまうわけですよ。ヤクザがオバァちゃんに席を譲るとスゲー良い人に見える、っていうアレ。
    最後まで偉そうにお坊

    0
    2021年09月12日
  • 島津の陣風 義久の深謀、義弘の胆力

    Posted by ブクログ

    2018.3.30完了
    義久はこうでないと。という強情さ。
    やはり島津は異端でないと。
    初めて読んだ作者だが、他にも手を出してみようかな。

    0
    2018年04月01日
  • 島津の陣風 義久の深謀、義弘の胆力

    そこそこ

    読みがいありました。
    義久の得体知れない恐ろしさ、家を守ることの難しさそのまま維新まで突っ走ってしまうのがわかる様な気がする作品でした。

    0
    2018年03月31日

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