片山洋一のレビュー一覧
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戦国最強の島津4兄弟。源頼朝の子孫とも言われ、由緒正しき武門の家柄。
捨てがまりに代表されるように、島津家の結束、忠誠心は凄まじい。
戦国時代にこれほど強く、出る杭は打たれるの例えのように、有力武将に潰されてしまいそうなものなのに、幕末期まで続き、領土も減らさないという事は、自らを犠牲にしても、島津...続きを読むPosted by ブクログ -
2018.3.30完了
義久はこうでないと。という強情さ。
やはり島津は異端でないと。
初めて読んだ作者だが、他にも手を出してみようかな。Posted by ブクログ -
読みがいありました。
義久の得体知れない恐ろしさ、家を守ることの難しさそのまま維新まで突っ走ってしまうのがわかる様な気がする作品でした。 -
話の進みが悪い感じも受けつつも、最後は安定感ある進み方でスッキリしました。
今度から窮地になった時は心の中で、……捨てガマリぞ!!!と言うことにします。Posted by ブクログ -
関ヶ原での島津の退き口、その後の島津の生き残りをかけた島津義久、義弘らの徳川との駆け引き。
戦国時代において、島津の陣風、とくに捨てがまりについては、凄まじく、まさに最強と言える。
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ドラマせごどんで人気沸騰中の薩摩。
関ヶ原の戦いで、西軍につきながらも見事に薩摩まで逃げ帰った関ヶ原の退き口から、家康によって本領安堵されるまでを詳細に、かつ活き活きと描き切った面白さ。
せごどんを観て島津家に興味を持ったなら、今読んだらきっと面白い一冊になります。Posted by ブクログ -
関ヶ原での「島津の退き口」から、島津家が本領安堵を勝ち取るまでの権謀術数を描く。冒頭の関ヶ原のシーンは、臨場感に溢れる、いかにも薩摩隼人な戦いぶりで、退き口のハラハラドキドキが楽しめる。その後は、虚々実々入り混じった、歴史の教科書にはのっていない水面下の駆け引きが島津義久、徳川の本多正信、黒田如水な...続きを読むPosted by ブクログ