作品一覧

  • あきらめないこと、それが冒険だ エベレストに登るのも冒険、ゴミ拾いも冒険!
    4.4
    1巻1,222円 (税込)
    25歳のときに世界7大陸最高峰登頂に成功した野口健さんは、その後エベレストや富士山の清掃登山をはじめとする環境保護活動に精力的に取り組んでいる。そんな野口さんから子どもたちに伝える地球環境のメッセージ。
  • 父子で考えた「自分の道」の見つけ方:「正解」を選ぶのではなく、選んだ道を「正解」にすればいい!
    3.5
    1巻1,650円 (税込)
    アルピニスト・野口健さんの高校生のひとり娘・絵子さんは、山に心惹かれて9歳より本格的な登山に挑戦しています。 15歳でキリマンジャロに挑戦した時には5年に1度という吹雪に見舞われ、多くの登山者が下山する中、自ら決断しアタック、見事に父娘登頂を果たしました。 進学についても、中学から進級が見込める付属の高校ではなく、あえて厳しい道を選び海外現地高校に進学。 冒険家である父親も驚くほど、チャレンジ精神が旺盛です。 絵子さんは、小さいころは引っ込み思案だったといいます。 しかし今では登山やテレビ出演、学校生活でも積極的にアクティビティに参加し、青春を謳歌しています。 いったい何が自分の中で変わったのか。お父さんという存在が与える影響はあったのか。 この本では、父・健さんと娘・絵子さんの対話を通じて、「自分の道」を見つけるとはどういうことなのか、を一緒に考えていきます。 進学、就職、生き方……。人生は岐路の連続。 父と子で話し合って、進む道を考えるきっかけになる本です。
  • 震災が起きた後で死なないために 「避難所にテント村」という選択肢
    3.7
    1巻950円 (税込)
    えっ、日本の避難所は、ソマリア以下!? 東日本大震災の際には寝袋支援などを行ない、2015年には「野口健ヒマラヤ大震災基金」を立ち上げ、2016年の熊本地震では「テント村」の開設に取り組んだ著者。災害支援に取り組む中で知ったのは「日本の避難所は、ソマリア難民キャンプにも劣る」という現実だった……。じつは難民キャンプなど人道支援で、居住空間やトイレの数など「最低限これらの条件は守らなくてはいけない」スフィア基準という国際基準が定められているのだが、残念ながら、日本の避難所はその基準を満たせないことが多いのだ。避難生活で命を落とす人も続出する状況を、どうするか。そして、大切な生命を守るために何が必要で、日頃からいかに備えるか。著者のこれまでの支援活動で得られた教訓、被災者や避難所の現実、そして人と人のふれあいがもたらす感動の物語などを、笑いあり涙ありの豊富なエピソードとともに紹介。「生きのびる」ために、日本人として知っておきたい真実と必須情報を伝える必読の書。 【目次より】●第一章 東日本大震災で知ったこと ●第二章 ネパール大地震で体験したこと ●第三章 熊本地震「益城町テント村」はいかにしてできたのか ●第四章 日本の避難所はなぜ「ソマリア以下」なのか ●第五章 日本一笑顔の多い避難所をめざして ●第六章 避難所に「テント村」という選択肢を ●第七章 生きのびる力をつけよう

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  • 世界遺産にされて富士山は泣いている
    4.2
    阿川佐和子さん推薦! 「名誉欲はないけれど好奇心が人一倍。善人にみえるが案外のB面好き。そんな野口健だから、その言葉には真実がある」美しい「日本の象徴」でいま起こっていることは、日本社会が抱える問題そのものだ! 2013年6月、富士山は世界文化遺産に登録され、日本中が沸き立った。しかしその清掃登山に尽力し、「富士山が世界遺産になったらいいね」といいつづけてきた野口氏は第一報を聞いたとき、悔みに悔みきれなかったという。「清掃登山に全力を注ぐなかで、環境問題を超える富士山のほんとうの問題に気づいてしまった」。そう野口氏は語る。そこで彼がみたのは「日本の象徴」の背後で既得権にしがみつき、縄張り争いに奔走する「人間」の姿だった。そうしたなかでひたすら「世界遺産登録」だけを目的に準備が進められてきたことを、綿密な取材を重ねながら本書は描き出していく。そして、じつは今回の世界遺産登録にはユネスコからの「条件」がついていることを、どれだけの日本人が知っているだろうか。その「条件」をクリアできなかった場合、富士山は「危機遺産」入りもしくは世界遺産登録取り消しすらあり得るのだ! ならば、もつれた人間関係の糸をどう解きほぐし、日本の宝を「守る」ためにいま何をすべきなのか。そこで野口氏は「富士登山鉄道」など目から鱗のビジョンを次々に打ち出していく。そもそも江戸時代の富士山登山は「弾丸登山」どころか「スローな旅」だった。そうした「ほんとうの観光」のあり方をも描きながら、日本を代表するアルピニストが著した衝撃の一作。

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  • 登り続ける、ということ。 山を登る 学校を建てる 災害とたたかう
    5.0
    1巻1,540円 (税込)
    世界7大陸の最高峰を登頂した野口健さんは、過酷な登山を続けながら、ネパールでの学校建設や植林、国内外での震災の復興支援などに取り組んでいく。なぜ、困難に挑み続けることができるのか。野口さんから若い読者へ贈る、ゆるぎない信念のメッセージ。

ユーザーレビュー

  • あきらめないこと、それが冒険だ エベレストに登るのも冒険、ゴミ拾いも冒険!

    Posted by ブクログ

    児童書としては、素晴らしいと思う。
    構成の良さ、読みやすさ、誰も知らない世界、人としての理想。
    色々な事を知って大人が読むと他の感想も出てくるが、子供には読むように薦めたし、子供も熱中して読んでいた。

    0
    2025年02月28日
  • あきらめないこと、それが冒険だ エベレストに登るのも冒険、ゴミ拾いも冒険!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     私はこの本に出てきた「今、悪い方向に向かっているものは訂正し、良くしていき、未来へ繋げていく。」その言葉に心を打たれた。そして、良い未来に向けて生きていくことが冒険だと思った。

    0
    2023年04月29日
  • 登り続ける、ということ。 山を登る 学校を建てる 災害とたたかう

    Posted by ブクログ

    〈本から〉
     頂上は、はるかに遠く、雲の上にそびえている。本当に登れるんだろうか? 見ているとそう思う。信じられない気持ちで歩き始める。
     右一歩、左一歩、右一歩、左一歩。このくりかえしで、確実に頂上は近づく。やればやっただけのことはある。そんな気持ちで歩く。(略)。

    現場に行く。現場で自分の目で見る。そのとき「ぼくになにかできることはないか」と発想する。現場に行く前は、そこがどんなところで、なにが起こってるのか調べる。でも実際に現場で見るものは、調べた知識とは少し違う。調べた知識は「平ら」。でも現場で見るものは「立体」だ。現場に行くと、平らな知識がモコモコふくらんでくる感じがする。においも

    0
    2021年08月20日
  • 登り続ける、ということ。 山を登る 学校を建てる 災害とたたかう

    Posted by ブクログ

    『世の中には日なたと日かげがある、世界を見るなら日かげに注目するべき、真実は日かげにある』という話がとても印象に残った。とても立派なお父様だったのだなと思った。
    そして『していい無理と、してはいけない無理』があることも、体感してきた野口さんの言葉だからこそ、とても説得力があり、響いた。
    お話の本筋ではないけれど、エピソードとしてあった富士山清掃の部分で、これを読むことが出来た子ならば、SNSでの批判意見を書き込んだり相手を傷付けるような無責任なコメントをするような人には育たないだろうなとも思えた。
    高学年に読んでいて欲しい1冊。読書感想文にも、是非。

    0
    2021年08月14日
  • あきらめないこと、それが冒険だ エベレストに登るのも冒険、ゴミ拾いも冒険!

    Posted by ブクログ

    人生を生きる上で大切なことがシンプルに書かれている
    文章は愚直だけど、その内容は瑞々しい
    小学校高学年向けだと思うが、大人にも十分おすすめ

    ▶︎一番大事なことは、自分がしたいことをして満足できるかどうか。人が進む道と同じ道を進むことが大事なのではない。自分の道を見つけて自分の満足できる道を自分の力で進むことが大事。そうすれば、たとえ失敗しても、自分は自分なりにやった、しょうがないと満足して思える。

    ▶︎ぼくは点にすぎない。ぼくは青い空を見上げて、しみじみと透き通った世界を感じていた。美しくて透明な気持ちにおそわれていた。その時ぼくは何か大事なことを発見したような気がして感動していた。日頃の

    0
    2021年03月20日

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