木村朗子の作品一覧
「木村朗子」の「女たちの平安宮廷 『栄花物語』によむ権力と性」「現代語訳 中世稚児物語集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「木村朗子」の「女たちの平安宮廷 『栄花物語』によむ権力と性」「現代語訳 中世稚児物語集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
中世日本の男色(男性同性愛)物語アンソロジー。
編者解説によれば、
往時の彼らはセクシュアルマイノリティではなく、
プラトニックな関係であれ性行為を伴う間柄であれ、
それは男性の嗜みであり、
一般的な性的経験だった由。
■秋の夜の長物語
出家者とはいえ俗縁を絶ったわけではない男が
心の底から仏道に邁進する機縁として語られる
稚児との悲恋。
■あしびき
仏道に惹かれる儒学者である語り手の息子が主人公で、
父の想いを託されて比叡山の寺へ修学に。
短い稚児生活を経て出家し、
侍従の君と呼ばれるようになった彼は、
東大寺南東院の僧都に仕える稚児を見初め……。
■松帆浦物語
寺院