作品一覧

  • コーポレート・ガバナンス
    3.8
    1巻814円 (税込)
    低迷する業績、頻発するスキャンダル。悲鳴をあげる日本企業にとって、ガバナンス(企業統治)の見直しは必須である。1990年代以降、会社法施行・改正によって企業はどう変わったのか。そもそも銀行をはじめとする日本企業のガバナンスにはどのような特徴があったのか。実証分析によって通説がくつがえる。

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ユーザーレビュー

  • コーポレート・ガバナンス

    Posted by ブクログ

    会社法改正も、某塚家具の親子間紛争も、 東芝の不正会計発覚も、シャープの減資も、猫も杓子もコーポレート・ガバナン ス。

    法律や経営といった「型」の側面から解説 されるものも多いなか、そのインセンティブでガバナンスが維持できるんですかとい う数字の側面から書かれているので理解が しやすい一冊。

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    2015年05月18日
  • コーポレート・ガバナンス

    Posted by ブクログ

    話題の本を読んでみました。日本型ガバナンスの検証と銀行のガバナンスの検討により通説を揺るがすもの。深刻な銀行危機をもたらしたのは、銀行自身のコーポレートガバナンスの問題であったとするなど、検討すべき箇所が多いです。再読による分析が必要ですね。

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    2015年01月31日
  • コーポレート・ガバナンス

    Posted by ブクログ

    欧米型、日本型、東アジア型のコーポレートガバナンスを読み解きながら、あるべき統治の形を探っているように思える一冊。
    200ページに満たない新書サイズには、膨大な調査や分析により得られた知見が凝縮されている。

    本書ではガバナンスの「効かせ方」に軸足を置いており、もう少し現場よりのガバナンス実践についても知りたいところだ。

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    2021年03月07日
  • コーポレート・ガバナンス

    Posted by ブクログ

    脚注もなく、さらっと書かれているが、ベースとなっている先行研究の積み上げが半端でない。新書だからといって、侮るなかれ。

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    2020年11月05日
  • コーポレート・ガバナンス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昨年の売れ行きランキングからチョイス。
    著者の花崎正晴氏は、ブルキングス研究所や政投銀を経て、現在は一橋大院教授。

    感想。
    面白かった。価格740円は安い。仮説→実証研究の流れとか参考になる。

    備忘録。
    ・2012年、日本の法人数は195万社あって、うち3万が中堅・大企業。ここがコーポレートガバナンスの議論の対象か。
    ・米国では従来から独立色の強い社外取締役が、取締役総数の過半数を占めることがSECから求められている。
    ・エンロン→アーサーアンダーセン消滅へ。
    ・ストックオプションや業績連動型報酬といった、エージェンシー問題解決策(インセンティブスキーム)は、次の2点に限界有。①業績や株価

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    2015年01月16日

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