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  • 日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?
    3.8
    1巻1,663円 (税込)
    人材マネジメントの世界で、社員の組織への貢献意識やモチベーションの高さを意味する、「エンゲージメント」という言葉が注目されています。このエンゲージメントについて、世界各国の企業を対象に米国の人事コンサルティング会社が調査した結果、驚くべきことに調査をした主要28か国の中で、日本は最下位でした。 そこで本書では、日米で人事コンサルタントとして活躍する著者が、アメリカや世界の企業社員の仕事観について、また、社員のエンゲージメントを高める方法を述べていき、日本企業の活性化を目指します。 これからの企業を担うビジネスマンに、ぜひ読んでいただきたい1冊です。

ユーザーレビュー

  • 日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?

    Posted by ブクログ

    良書 日本の労働問題を外国人の目からみた、問題を提起した書、中身もかなり濃い。

    結論は、「日本の時代に遅れた人事制度を見直し、経済の低迷から立ち直り生産性と収益性を上げ、より充実した人生を送ることを可能にしよう」

    気になったことは以下です。

    ・日本企業には社員を解雇する良いプロセスがない。このため、非人道的ないじめが横行。
    ・人事異動が上手に計画されていない。専門性スキルを備えたスペシャリストを育成できないでいる。
    ・エンゲージメント(組織に対する愛着心)が高いと、離職率も低いし、企業の成長率も高くなる。
    ・長時間勤務、サービス残業、休暇をとれない日本企業は、世界から見て異常。
    ・日本で

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    2022年02月03日
  • 日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?

    Posted by ブクログ

    著者になぜかTwitterでフォロー頂いたので読んでみた。日本の労働環境の課題がテーマに沿ってあげられており示唆に富む。
    他国のうまくいった例も多くあげられているが、その裏には当然弊害もあると思われるが、その辺りまでは触れられていない。市場が縮小した際に解雇された人が行く宛がなくなったり、経験上能力をまだ高められていない若者の失業率が高くなっていることが現代の政情不安に繋がっているような気もする。理想はいいとこどりであるが、現実はどこへ向かうのか。
    個人としては社外常駐SE(といえるか怪しいが)なので、社内外混合のルールや風土に従いつつ、待遇をコントロールしきれない他社要員も見る立場。できるこ

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    2017年04月26日
  • 日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?

    Posted by ブクログ

    日本企業の社員のほとんどは残業、予期しない転勤命令、つまらない相手との飲みニケーションは嫌いだと推測するが、それでも会社を辞めないのは、

    ・辞めても労働時間、給与面などの待遇が良くなるとは限らない
    ・そもそも転職マーケットが大きくない

    からだと思う。
    高度経済成長期に一つの会社で定年まで勤め上げることを前提に社会システムが構築されたので、今は過渡期にあるものの進化スピートは非常に緩やか。経営者としては従順な駒のように従業員を使える現在のシステムのが有利なので、その政治力も相まってなかなか変わる方向に舵は切られない。

    ヨーロッパに身を置いてみると、ここまで従順さを求められる日本企業のスタイ

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    2019年02月04日
  • 日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?

    Posted by ブクログ

    旧態依然とした日本の雇用制度を大きく変えない限り状況は変わらないのだろう。もっと従業員の自主性を信じて任せることが必要だと感じた。

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    2024年12月13日
  • 日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?

    Posted by ブクログ

    日本の人事管理やマネージメントスキル、働き方など現状を批評する視点を示してくれている良書だと考える。批判的なコメントもあるが、現状の環境変化の中で、このような見方、考え方をしっかり受け止めて方向を変えていく必要があると思う。
    組織として活かすか活かさないかは、それぞれのトップマネージメントの考え方や組織風土どう見るかでしょう。様々なバイアスを捨てきれないと、ネガティブな読み方となってしまうか!

    0
    2024年08月12日

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