作品一覧

  • 雇用身分社会
    -
    1巻1,012円 (税込)
    労働条件の底が抜けた? 派遣はいつでも切られる身分。パートは賞与なし、昇給なしの低時給で雇い止めされる身分。正社員は時間の鎖に縛られて「奴隷」的に働くか、リストラされて労働市場を漂流する身分――こんな働き方があっていいのか。この三〇年ですっかり様変わりした雇用関係を概観し、雇用身分社会から抜け出す道筋を考える。

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  • 働きすぎの時代
    4.0
    1巻858円 (税込)
    いたるところから働きすぎの悲鳴が上がっている。労働時間が1日10時間を超えるほどに長ければ、疲労とストレスがたまり、最悪の場合は死に至ることになる。本書では、グローバリゼーション、情報技術、消費社会、規制緩和などに着目して今日の過重労働の原因に迫る。まっとうな働き方ができる社会を作っていくために、いま何が必要なのか。

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  • 就職とは何か 〈まともな働き方〉の条件
    -
    1巻858円 (税込)
    「就職新氷河期」と言われる状況下、入学早々「就活」に振り回される学生たち。長く厳しい競争をくぐり抜けて晴れて正社員になっても働き過ぎ、過労が待っている。一方で非正規雇用の身には漏れなく貧困がついてくる……。理不尽極まりない近年の就職をめぐる若者の地獄絵を克明に描き出し、その緊急改善を訴える。怒りと励ましの書。

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  • 過労死110番 働かせ方を問い続けて30年
    5.0
    1巻572円 (税込)
    「過労で人が死ぬはずがない」といわれた当初から、遺族の声なき声に耳を傾け続けてきた無料電話相談。今や「KAROSHI」は、英語の辞書にも載る日本発の言葉となった。だが依然として過労死・過労自殺が減る兆しは見えない。「過労死」を死語にするための一歩として、その救済のための闘いの歩みをたどり、今後の課題を見据える。

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ユーザーレビュー

  • 過労死110番 働かせ方を問い続けて30年

    Posted by ブクログ

    本当に本当に、重い内容でした。
    でも、これは現実を知るという意味でとても勉強になります。
    僕は教員という立場で読んで、自分のことをすごく考えました。
    教員の皆さんは読んで欲しいです。

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    2022年07月28日
  • 過労死110番 働かせ方を問い続けて30年

    Posted by ブクログ

    過労死が大きな社会問題として取り上げられるようになるきっかけを作った当事者たちが、その当時の状況を振り返る。話が具体的で、当時の様子がよくわかる。

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    2019年11月19日
  • 働きすぎの時代

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    働きすぎの時代はあった。超過勤務を支払わなくても、法律違反をしているとの認識がない管理職。

    グローバル化
     海外での労働管理に直面すると、日本での管理方法の課題がわかるかもしれない。
    情報革命
     情報の集中は防げたが、新たな格差は作った。
    消費社会
     使うことがいいことだとうのは、背景として働くことがいいことだがあったのかもしれない。
    規制緩和
     規制緩和は、働きすぎを防ぐ意味もあるかもしれない。

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    2011年09月26日
  • 働きすぎの時代

    Posted by ブクログ

    「働きすぎ」を導く要因を、企業を取り巻く環境、働き方に関する環境、商品市場をめぐる環境、労働市場をめぐる環境という四つの側面から分析し、さらに「働きすぎにブレーキをかける」ための提言を行っています。「提言があればよい」というものでないことはもちろんなのですが、本書の場合は前段の分析が十分に行われているため、提言もうなずくところが多いものとなっていると思います。日本では、賃金・労働環境の面でもジェンダー差別が非常に強く、そのことが30〜40代男性の労働強化につながっているという点については、私も最近考えていたところでした。(20060128)

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    2009年10月04日
  • 働きすぎの時代

    Posted by ブクログ

    好きなことには時間があるだけ集中的に打ち込めるものだが、仕事は必ずしもそういうときばかりではない。自分も「働きすぎ」と感じるときが多くなってきている。本書では「働きすぎ」のおこる理由を、グローバリゼーション情報資本主義、消費資本主義の罠(ワークアンドスペンドサイクル)、フリーター資本主義(労働時間の2極分化)などより分析していた。自分のなかの「労働」に対する位置付けについて考えるための有用な情報源になったと思う。

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    2009年10月04日

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