作品一覧

  • 思索の副作用
    -
    1巻471円 (税込)
    ニュースが溢れている。追うまでもなく、いくらでも降ってくる。ノックもなしに、いきなり上がり込んでくるやつまでいる。それをつまみ食いして、いつも満腹になった気でいようというのが、当世流なのかもしれない。  だからこそと、天邪鬼の私は思う。ニュースというどこかで起きた事実をなぞっていくのではなく、それを一度は腹に入れ、自分の脳みそをもって思索にふけってみる。それが、大切なことなのだと思う。別に証拠はないけれど。  ところが、都合の悪いことに「下手の考え休むに似たり」などという諺がある。さらには「ごまめの歯ぎしり」とも言う。それをひっくるめてやろうとしているわけだから、とても威張れたものではない。それを知りつつメゲない気概を買って、多少の暴論妄言はお許しいただければと、伏してお願いする次第である。
  • 自動運転 ライフスタイルから電気自動車まで、すべてを変える破壊的イノベーション
    3.4
    1巻1,650円 (税込)
    自動車産業はこれから20年間に、ガソリン車の発明以来100年以上なかった巨大な変化に見舞われる。その原動力となるのが自動運転技術だ。すでに一部の機能は実用化が始まっているが、これが広く普及することで、社会のありようは大きく変わる。「クルマを所有しないことが当たり前になり、免許のない人や高齢者でも低い料金でどこにでも移動でき、しかも交通事故も交通渋滞も激減し、駐車場も不要」という、「見たこともない社会」の実現につながる。本書では、なぜこうした変化が起こるのか、社会はどう変わるのか、自動車関連産業および周辺産業はどんな影響を受けるのか、自動運転社会はどんな道筋を通って実現するのか、自動車技術に詳しいジャーナリストが予測する。
  • 相克のイデア マツダよ、これからどこへ行く
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自動車メーカー、マツダの革新をデザインで引っ張ってきた人物、前田育男に問う。 伝統と革新、不易と流行、マスとニッチ、合理と無駄、光と影…。その相克の果てに見る夢とは。そして、その光景を胸に彼はマツダをどこに連れて行こうというのか。 「RX-8」や3代目「デミオ」といった名車のデザインを手がけ、2009年にデザイン部門のトップに立つや、デザインプロセスを大胆に変革、「魂動」コンセプトの下、生命感あふれるデザインの車を生み出してきた前田。現在は常務執行役員デザイン・ブランドスタイル担当を務め、マツダを「豊かな」ブランドにするべく疾走を続けている。その前田は言う。ここまでは来た。ただ道は遙かに遠く、葛藤はこれからも続くと。 本書は、その答えを探る談論の記録である。 目次 【第1章】たまらぬものなり 【第2章】「攻め」と「自己抑制」 【第3章】80年代に私たちが失ったもの 【第4章】ときには、心が折れることもある(ゲスト:京焼窯元 真葛 六代宮川香齋氏、宮川真一氏) 【第5章】ロータリーエンジンと日本刀(ゲスト:刀工 高見國一氏) 【第6章】「やっぱり言い訳は、あかんと思います」(ゲスト:古美術商 てっさい堂 貴道俊行氏、貴道裕子氏) 【第7章】で、マツダはこの先どこに行く? (ゲスト:武蔵野美術大学 学長 長澤忠徳氏) 【第8章】100点満点では人の心は動かせない(ゲスト:漆芸家 七代金城一国斎氏) 【第9章】ちょっとアレはないわ 【付 論】70年前の「相克」~インダストリアル・デザイナー小杉二郎氏が手がけたクルマの仕事~
  • 日本刀 神が宿る武器
    -
    1巻1,833円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最も強く、美しい武器、日本刀。豊富な写真でその謎を探る。 世界最強の刃物とされる日本刀は、武器であると同時に美術品であり、ときとして神器として崇められる存在である。 平安期にさかのぼる歴史、驚異的な機能の秘密を探るとともに材料となる玉鋼の選別から鍛え、焼入れ、研ぎ(鍛冶押し)まで、日本刀作製の全工程を、当代随一の刀匠、河内國平氏の作刀作業を豊富な写真とともに開示する。

ユーザーレビュー

  • 自動運転 ライフスタイルから電気自動車まで、すべてを変える破壊的イノベーション

    Posted by ブクログ

    「自動運転」のタクシーが、現実のものになるのに、もうすぐだという。にわかには、信じられない。
    この本は、未来を予言しているのではなく、日本を元気にするために目指すべき姿を表したものだという。
    アーノルド・シュワルツェネッガーの、「トータル・リコール」を思い出した。

    0
    2015年01月21日
  • 相克のイデア マツダよ、これからどこへ行く

    Posted by ブクログ

    個人として「やりやいこと」 と企業として「やるべきこと」の狭間で悩むのは、特にアーティスト系の思考をもった人に多いと思います。
    マツダが近年、この「やりたいこと」と「やるべきこと」を調和して企業のエネルギーに変換している点は世界が評価している点ですよね。
    ここが最近のトヨタにも深い影響を与え、トヨタとマツダの連携と発展が生まれてくるのだと思います。
    本書の中でも語られているとおり「マツダよ、これからどこへ行く」は深い興味や関心があります。
    結果として企業の課題(車が売れること)が達成されることを願ってやみません。

    0
    2022年07月29日
  • 相克のイデア マツダよ、これからどこへ行く

    Posted by ブクログ

    車の買い替えを検討していて、マツダが今のところ第一候補なので。著者の前田さんの本は以前も読んでいて、マツダのデザインの考え方は知っていたが、実際に試乗してみて、車を調べてみて、本書を読むと理解が進む。この10年、車種ごとのネーミングをやめ、数字で統一し、デザインも魂動デザインという日本を意識したものにし、車種ではなくマツダというブランドを主張し、グローバルで人気が高い。そのデザイン思想、ブランドの考え方がよくわかる。マツダファンばかりではなく、ブランドを考えている人にも良書。 #MAZDA #Brand

    0
    2020年07月17日
  • 自動運転 ライフスタイルから電気自動車まで、すべてを変える破壊的イノベーション

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・日産自動車は、2016年から2020年にかけて段階的に、自動運転技術を導入することを2014年7月に表明した。この計画によると、2020年には高速道路、一般道路を含めて人間の操作がほぼ不要な自動運転が実現する見通しだ。世界で最も自動運転の技術が進んでいると言われている米グーグル社は、すでにステアリングもアクセルもブレーキもない実験車両を試作し、テスト走行を始めている。自動運転の技術は遠い夢物語ではなく、近い将来の現実の世界の話なのである。

    ・①交通事故の激減、②交通渋滞の解消、③電気自動車の普及によるCO2排出量の大幅な減少、④少子高齢化社会への対応、⑤物流コストの大幅な低減と人手不足への

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    2017年06月03日
  • 自動運転 ライフスタイルから電気自動車まで、すべてを変える破壊的イノベーション

    Posted by ブクログ

    自動運転車は2020年頃までに実用化するということで、技術的な解説に加えて世の中の変化も予測していて、刺激的でした。自動運転車になれば車は所有からシェアリングに変わり、必要があるときだけ呼び出す利用方法になると予測しています。本当かな?

    0
    2014年10月21日

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