作品一覧

  • ペコロスの母に会いに行く
    4.3
    1巻748円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 父を亡くした年、80歳の母の認知症が始まった。10人姉弟の長女でしっかり者の母。酒飲みの夫と二人の息子を抱え、懸命に生きてきた。 「だけんもう、何もかんも忘れてしもて良かろー?」 ようやく身軽になれた母に、僕は会いに行く。時にほがらかな少女に、初々しい妻になる母に。 母ちゃん、ぼけてよかったな――。 第42回日本漫画家協会賞優秀賞受賞、ベストセラーとなり映画化された、笑いと感動のコミックエッセイ。新たに18篇を収録! エッセイ・伊藤比呂美
  • ペコロスの母の忘れもの
    5.0
    1巻1,300円 (税込)
    大好評を博した『ペコロスの母に会いに行く』『ペコロスの母の玉手箱』『ペコロスの母の贈り物』に続く、第4弾となるエッセイ漫画。ほのぼのした画風で、亡くなった母のつぶやきが切なく心に響くハートウォームストーリー。
  • ペコロスのいつか母ちゃんにありがとう~介護げなげな話~
    3.0
    1巻1,089円 (税込)
    介護げなげな話ぶっちゃけます!  漫画『ペコロスの母に会いに行く』が、2013年日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した“ペコロス”こと岡野雄一さんによる、初のイラストエッセイ。  認知症になった母の自宅介護5年間を中心に、漫画では描ききれなかった本音を炸裂させた爆笑エッセイです。  母親の“ぼけ”を少しずつ受け入れつつ、今考えると「母ちゃんはどれだけ寂しかったのだろう」と思うこと。  注意書きの貼り紙が家の中で少しずつ増えていったこと。  寝かせたまま移動できる車椅子に乗せていたら、顔が伸びたようになってしまったのを見て、大泣きしたこと。  介護する家族たちが通る道を歩ききった岡野さんは、「母からもらったものは、今でも気付いていないくらい多い」と言います。  でも、真っ最中の時は、親不幸なことをしているんじゃないかと思っていた。  岡野さんが救われたのは、  「いいんですよ、それが岡野さんのメシのタネになるんだから」  と言ってくれた人がいたから。  だから今度は、岡野さんが“ぶっちゃけ爆笑介護体験”で、真っ只中の人、これから立ち向かう人へ、「プチ親不幸」と「ガス抜き」を勧めます。
  • ペコロスの母の贈り物
    完結
    4.4
    全1巻1,300円 (税込)
    認知症の母との日々をつづり大きな共感をよんだ『ペコロスの母の玉手箱』の続編。母を亡くし、より色濃くよみがえる母の姿。少年期の思い出では、昭和の生活が新たな郷愁をさそう。「週刊朝日」の連載に書き下ろしを加えた待望の新刊。
  • ペコロスの母の玉手箱
    4.2
    1巻1,300円 (税込)
    長崎を舞台に、認知症で施設に暮らす91歳の母の「今」と「昔」を、64歳の息子がどこまでも優しく切なく漫画で描く。ベストセラー『ペコロスの母に会いに行く』の作者の第2弾。週刊朝日で好評連載中。
  • ボケて幸せな生き方 「ペコロスの母」に学ぶ(小学館新書)
    -
    1巻770円 (税込)
    忘れることは悪いことばかりじゃない。 ベストセラー『ペコロスの母に会いに行く』著者が勧める、認知症との付き合い方。認知症を過度に恐れ、「予防法」や「治療法」ばかりが取り上げられるが、著者はこう言う。「忘れることは悪いことばかりじゃない」。母親を介護した経験から、「いい思い出だけが残る」「本来の自分に戻れる」「穏やかに最期を迎えられる」といった、これまで語られてこなかった認知症のポジティブな側面を紹介。その上で、認知症の人やその家族に対して、「認知症は病気じゃない」「年取ったらボケるのは当たり前」「ボケをネタにすればいい」などなど、明るい認知症との付き合い方を伝授する。
  • ペコロスの母に会いに行く

    Posted by ブクログ

    著者(ペコロスさん)が、認知症と脳梗塞で施設に入っている母に会いに行き、そこでのやり取りを面白おかしく描いたコミックエッセイ。

    若い頃は夫(ペコロスさんの父)の酒癖に悩まされたにも関わらず、認知症になってからはその夫がよく訪ねてきて一緒に出かけていたと言ったり、子供の頃や若い頃に亡くなった友人や子どもが現れ(見えているようで)、一緒に話したりする様子が微笑ましくもあり切なくもある。
    亡くなった人との良い思い出だけが見えるのであれば、認知症になるのも悪くないかもしれない。

    認知症だった自分の母と接していたとき、余裕がなく、ともするとその反応にイライラしがちだったが、著者の母親に対する温かい眼

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    2024年03月16日
  • ペコロスの母に会いに行く

    Posted by ブクログ

    たまたま長崎に行った時にペコロスさんが長崎出身だということを知って手に取った。
    私も母が認知症だったからわかるわかる!と共感する点が多かったな。
    母を思い出したいときに読み返したりします。
    介護は大変なことばかりだけど、たまにほっこりしたり
    嬉しいこと言ってくれたり…
    実際介護真っ只中だと特に大変さしか感じないから居なくなって読んで気づくことが多いかもしれないけど。

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    2021年08月01日
  • ペコロスの母の玉手箱

    Posted by ブクログ

    「8月24日、母は車椅子から自由になった」。一ヶ月弱悩んだ末、(嚥下能力の低下による誤嚥性肺炎防止の)胃ろう造設を決断し一年半…だんだんに発語が皆無になっていった。対面して「施設に入った頃は『おー待っとったぞ』…『さあ帰ろうか父ちゃん(すでに亡い)も待ってる』」会話もあった、切なく思い出したり/給料をまともに持って帰らないことが度重なり、給料日には迎えに行くようになった「美味か魚と良か酒用意してますけん」…仕事のストレスから大酒。酒の上での父の失敗の尻拭いは数え切れない。年始回りで息子を連れていても飲む…

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    2019年03月21日
  • ペコロスの母の忘れもの

    Posted by ブクログ

    亡夫上場企業勤務遺族年金もある老後/幸福とは、人生の目的とはなんだろう。「定年後」の人生を分岐する「老親の介護」/「死が恐ろしいのは自我が消滅するばかりではなく存在した記憶が失われるからであり、完璧なコミュニケーションが実現すれば死は恐れるに足りなくなるのではないか」(ヴォクト『非Aの傀儡』解説)/「忘れもの」は思い出したとき、価値が倍増する/ペコロスの母ではないが、先に夫が認知症になって施設に入り、時は流れ妻が独居できなくなるも「あの人と同じところはイヤ!」認知困難でも感情的軋轢の記憶は残る…人生の清算

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    2019年03月21日
  • ペコロスの母の玉手箱

    Posted by ブクログ

    「ペコロスの母に会いに行く」の続編。
     前作同様にユーモアと愛情と優しさに溢れた内容。
     戦争に関連するエピソードが若干増えたかも知れない。
     主人公のみつえさんのセリフの中で特に心に響いてきたのが「うーんと遠くまで寝むとった」。
     残念ながら当作品連載中に、主人公の岡野みつえさんが亡くなられたとのこと。
     享年91歳……ご冥福をお祈りします。

    0
    2018年01月04日

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