作品一覧

  • 古事記の語り口
    -
    1巻8,580円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『古事記』には意外なところに遊びがあり、笑いがある。遊びと笑いが口承と記載言語にまたがって、それら二つの側面ないし要素を独自に組織しているわけで、その組織の仕方にこそ『古事記』固有の歴史性がある。
  • 日本神話入門 『古事記』をよむ
    4.0
    口承で伝えられた神話・説話・歌謡を数多く収める日本最初の書物『古事記』は,私たちの遠い祖先がどのように夢み,感じ,生活していたかを語ってくれます.おなじみ国生み神話から因幡の白ウサギ,海幸・山幸,大和三山伝説など,物語にひびいている古代人の声に耳を傾けながら,神々の笑いさざめく神話世界を案内します.

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  • 和歌史のなかの万葉集
    -
    1巻7,480円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の歌が万葉集からのち失ったもののなかに万葉の万葉たる所以を見出す。歌についての明確な意識の確立は、必ずしも歌の創造性や豊富化をもたらしはしない。万葉集から古今集へ、定型化と洗練に向かう過程で、多くのものが失われた。万葉を万葉たらしめている要の石-初期万葉、人麻呂、憶良などの作品を中心に論じる。

ユーザーレビュー

  • 日本神話入門 『古事記』をよむ

    Posted by ブクログ

    世界の国の神話って沢山あるけど、その中でも神話の中に出てくる人物が今も脈々と続いてる国って日本だけだよね?これが奇跡じゃなくて何が奇跡なの?と思う。こんな奇跡みたいな国に産まれるご縁を貰えたことを誇りに思ってる。

    阪下圭八
    1927年東京に生まれる。1950年鎌倉アカデミア文学科卒業。1953年法政大学文学部日本文学科卒業。その後、日本文学協会、法政大学文学部助手を勤め、1962年法政大学大学院博士課程単位取得。1963年東京経済大学専任講師。同助教授をへて、1972年東京経済大学教授。1998年定年により退職。現在、東京経済大学名誉教授。2011年12月没(本データはこの書籍が刊行された当

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    2025年06月13日
  • 日本神話入門 『古事記』をよむ

    Posted by ブクログ

    すごく面白かった。日本の神様って個性的だ。
    まず、スサノオというのが面白い。やりたい放題の人(神)だったんだなぁ。国引きの神話の語り口も実にリズミカル。
    「国来、国来(くにこ、くにこ)といって、せっせと汗をかいて土地をひっぱてくる様子が手に取るようだ。
    この国の成り立ちが少しは見えてきた気がする。
    オオクニヌシとスクナビコナの喧嘩の話も面白かった!!! 重い荷物を運んで遠くに行くのと、うんこを我慢して遠くに行くのではどちらが耐えられるか勝負するなんて、それが神様の所行か!!とつっこみたくなる。

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    2014年11月23日
  • 日本神話入門 『古事記』をよむ

    Posted by ブクログ

    文学や伝承として、日本の神話を読み解いています。宗教的にじゃないところがとてもよかったです。
    表紙も大胆で、素晴らしいです。

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    2013年07月07日
  • 日本神話入門 『古事記』をよむ

    Posted by ブクログ

    ジュニア新書という区分けに読むことへの抵抗があったが、読み始めると日本の始まり(起源)の神話のことがよくわかる。基本のことを知っていろいろな場所を見たり、歴史の本を見るとより面白い。ここまで神話をわかり易く書くまでには相当いろいろ研究をした結果なのだろうと想像します。歴史をめぐったらまた戻りたい本の一つだと思います。

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    2015年10月17日
  • 日本神話入門 『古事記』をよむ

    Posted by ブクログ

    日本の神話からの歴史。

    大東亜戦争以前までは『古事記』や『日本書紀』を通して日本の神話の歴史を歴史の教科書として教えていたらしい。

    この本を手に取ったのは、日本の神話を知らなかったから。
    ギリシャ神話や北欧神話など、典型的なゲームっ子な自分はゲームで知った。
    日本の神話も同様。

    しかし、これは何かおかしい、と思った。
    自分の住んでいて好きな国で生まれ育った国の神話をまともに知らない。

    本書はそんな期待に応えてくれる。
    日本の神話から主な部分、有名な逸話などを抜き出し、解説込みで紹介している。

    自分が持っている現代の日本人のイメージとはやや違ってもいるが、どれも素直に受け入れられる価値

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    2011年04月02日

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