【感想・ネタバレ】日本神話入門 『古事記』をよむのレビュー

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Posted by ブクログ

すごく面白かった。日本の神様って個性的だ。
まず、スサノオというのが面白い。やりたい放題の人(神)だったんだなぁ。国引きの神話の語り口も実にリズミカル。
「国来、国来(くにこ、くにこ)といって、せっせと汗をかいて土地をひっぱてくる様子が手に取るようだ。
この国の成り立ちが少しは見えてきた気がする。
オオクニヌシとスクナビコナの喧嘩の話も面白かった!!! 重い荷物を運んで遠くに行くのと、うんこを我慢して遠くに行くのではどちらが耐えられるか勝負するなんて、それが神様の所行か!!とつっこみたくなる。

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2014年11月23日

Posted by ブクログ

文学や伝承として、日本の神話を読み解いています。宗教的にじゃないところがとてもよかったです。
表紙も大胆で、素晴らしいです。

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2013年07月07日

Posted by ブクログ

ジュニア新書という区分けに読むことへの抵抗があったが、読み始めると日本の始まり(起源)の神話のことがよくわかる。基本のことを知っていろいろな場所を見たり、歴史の本を見るとより面白い。ここまで神話をわかり易く書くまでには相当いろいろ研究をした結果なのだろうと想像します。歴史をめぐったらまた戻りたい本の一つだと思います。

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2015年10月17日

Posted by ブクログ

日本の神話からの歴史。

大東亜戦争以前までは『古事記』や『日本書紀』を通して日本の神話の歴史を歴史の教科書として教えていたらしい。

この本を手に取ったのは、日本の神話を知らなかったから。
ギリシャ神話や北欧神話など、典型的なゲームっ子な自分はゲームで知った。
日本の神話も同様。

しかし、これは何かおかしい、と思った。
自分の住んでいて好きな国で生まれ育った国の神話をまともに知らない。

本書はそんな期待に応えてくれる。
日本の神話から主な部分、有名な逸話などを抜き出し、解説込みで紹介している。

自分が持っている現代の日本人のイメージとはやや違ってもいるが、どれも素直に受け入れられる価値観がある。
今はそれを知れただけでも十分だ。

他国の神話も知ることで国民性が見えてくるのでは無いか。
本書は日本を知るしるという点で入門に悪くない一冊。

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2011年04月02日

Posted by ブクログ

“日本の神話というばあい、まずあげなければならないのが『古事記』である。……(中略)……この本は、『古事記』をよむというかたちで、日本神話のもっとも興味深い部分をとりあげ、そこに込められた古代からのメッセージに耳を傾けようとしたものである。”(本書x頁より引用)

とあるように、『古事記』を中心に日本神話を概略した書だが、大国主命と少彦名命の国造り神話(本書第3章)と、出雲の国引き神話(本書第8章)については、『播磨国風土記』、『出雲国風土記』が参照されている。記紀神話に限らず、風土記も含めた日本神話についてざっくりとしたイメージを掴みたいと思った時に読むと良いかもしれない。

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2021年01月02日

Posted by ブクログ

ジュニア版ということで、とてもわかりやすく書いてあります。古事記の内容知りたいって人にはオススメです!

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2009年10月04日

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