長期的に見て、国内の労働者は、付加価値を生み出せる一握りの労働者と超単純作業を行う労働者に二分される可能性がある
我が国のGDPの長期的な縮小傾向は避けられない
2050年に4割減小し、一人あたり実質GDPは2割減少
為政者のみならず、我々国民が「最善を期待するのではなく、最悪を想定する」姿勢を持つ
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ハイパーインフレ(45−49年で物価が98倍)
2050年 団塊ジュニアの4−7割が基礎的支出を賄えないレベルの貧困状態
積立金の枯渇 厚生年金2020年代後半 国民年金で2030年
このままでは社会保障のみならず、日本社会の機能不全が近い
今我々国民に求められるのは、現実可能のほとんどない「持続的経済成長軌道への回帰」頼りの議論に終始し、ごく普通に予想できる好ましくない将来から目をそむけることでなく、まず、起こりそうな現実を具体的に想定し、そこから、今、行うべきことは何か考えることなのです
2018年年50万、2030年代なかば年90万人、2040年代100万人単位で人口減少
経済が成長せず、国家の所得再分配機能が十分に機能しなくなるという前提で、現実的な社会保障システムをいかにデザイするか
我々国民は、日本の国家財政の状況と社会保障制度の構造的脆弱性を知れば、今の日本に最善を期待する余裕などはないと理解するはずです。今の日本に求められるのは、残念ながら最悪を想定することなのです。
ジャック・アタリ 最も重要で影響力のある国の一つとしての日本は、没落し、舞台から姿をこすことになる
今直面している事態は、良し悪しの問題なのではなく、環境適応による生き残りの問題である
現在のGDP規模の維持を取り上げることは現実的ではなく、一人あたりの実質GDPの維持とすることが妥当ではないか
持続的な経済成長に頼ることなく、現行の経済的豊かさをいかに維持するか
二宮尊徳 遠くをはかるものは富み、近くをはかるものは貧す」
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