橘ジュンの作品一覧
「橘ジュン」の「孤独・孤立社会の果て 誰もが当事者になる時代【特別版】」「最下層女子校生~無関心社会の罪~(小学館新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「橘ジュン」の「孤独・孤立社会の果て 誰もが当事者になる時代【特別版】」「最下層女子校生~無関心社会の罪~(小学館新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
少し飾った言い方になりますが、今の日本では何が良いことか、悪いことかという倫理感や、
こうすることが生きる上で最も大切なことだという行動規範や道徳がありません。
そして、倫理感や行動規範、道徳を、誰からも教わることも、ありません。
個人がバラバラのまま、生きています。
結果、必然的に、利己的かつ快楽だけを目的として生きる人たちが、かなりの数、出現しています。
「そういう者」たちが、どんどん増殖する構造が、日本社会にあり、それが最近鮮明になったと思います。
そういう者たちが、犯罪を起こすまで(子供の虐待を含めて)、
今の日本社会は、「そういう者」たちを野放しにしています。
この点で、日本社会は
Posted by ブクログ
■自己否定感と、大人社会への不信感
街にたむろする若者の中には
居場所や行き場所がなく、
頼れる保護者がいない実情がある。
保護者に”いらない存在”として扱われてきた心の傷は深く、
表面上は屈託なく笑顔で話していても、
心のうちには
「生まれてこなければ良かった」「生きていても仕方がない」という気持ちが
溢れている。
同時に、家庭環境を要因とした別の生きづらさも抱えている。
親自身が生活苦や社会からの孤立などの問題を抱えてきたため、
親をモデルとする対人関係のとり方や社会性を身に付けることができずにいた。
年齢相応の社会経験もつんできていない。
なにより
そうした若者をいちばん行きづらく