作品一覧

  • 新・京都観光論
    -
    1巻2,200円 (税込)
    コロナ禍前の旺盛なインバウンド需要の到来で、観光公害が顕在化した京都。京都の観光を取り巻く問 題点はこれにとどまらず、多系統を抱える一方で1系統あたりの運行本数が少ないバス、東西方向の移動が不便な鉄 道、近接地にあるが乗り換えが不便な駅、隣接していても駅名が異なる駅など、いざ観光客の視点に立つと交通機関 に限っただけでも多々問題点を抱えている。 本書では、京都にゆかりの深い2名の著者が、京都観光の問題点を多面的に提起するとともに、ポストコロナ時代を 見据え、京都を訪れる観光客の満足度を高め、観光客のみならず市民の不満解消にもつながるさまざまな提言を行っ ていく。
  • 私の鉄道人生“半世紀”
    5.0
    国鉄からJRへ……波瀾の人生 駅員、車掌、国鉄旅客局課長などを歴任したリーダーが見てきたものとは。 鉄道ファンだったことから、国鉄に入社し、静岡駅の駅員や、御殿場線の本務車掌も経験。その後は本社の旅客局長や地方の鉄道管理局長として、特急車両の回送を活用した「ホームライナー」や、列車(汽車)が1時間に1本だった地方都市で電車を15~20分おきに運行するなど、現在も続く様々なアイデアを実現したことで知られる須田寛氏。国鉄の分割民営化後はJR東海のトップとして鉄道の発展に努めてきた著者が語る、国鉄・JRの65年。
  • 日本の観光きのう・いま・あす 現場からみた観光論
    3.5
    国においても「2020年に訪日外国人観光客数4,000万人」という目標を掲げている。本書は、「産業観光」等の新しい観光を提唱し、商工会議所、日本観光振興協会などで、永年、観光の仕事に携わってきた著者が、日本の観光の「きのう・いま・あす」を探る。観光客も観光地側もお互いが「観光するこころ」をもって一体化する、それが今後の地域づくり、「観光立国」の基盤、と強調。 須田 寛(すだ ひろし) 昭和29年4月日本国有鉄道入社。昭和62年4月東海旅客鉄道株式会社代表取締役社長、平成7年6月代表取締役会長、平成16年6月相談役。(公社)日本観光振興協会全国産業観光推進協議会副会長を務めるほか、日本商工会議所、名古屋商工会議所などで観光関係の活動に携わる。主な著書に「産業観光」「新しい観光」「昭和の鉄道」(いずれも交通新聞社)、「東海道新幹線II」(JTB)、「新・産業観光論」(共著、すばる舎)など多数。
  • 昭和の鉄道 近代鉄道の基盤づくり
    4.0
    1巻770円 (税込)
    トップリーダー必読。今、昭和に学べ! 長年にわたって日本の鉄道経営の中枢にいて、それぞれの時代の舵取りをしてきた著者が、環境問題、エネルギー問題などで鉄道に対する新たな期待が高まっている現在、今後のあるべき鉄道の展開を視野に入れながら、あらためて振り返った昭和の鉄道史。明治・大正の前史から、戦前の興隆期、戦時下、戦後復興期、高度経済成長期、昭和40年代以降の転換期までの、それぞれの時代の実像を多彩な資料とともに解説する。 須田 寛(すだひろし) 昭和6年生まれ。29年3月京都大学法学部卒。同年4月日本国有鉄道入社、昭和62年4月東海旅客鉄道株式会社代表取締役社長、平成7年6月同社代表取締役会長、16年6月同相談役。主な著書に『産業観光』『新・観光資源論』『東海道新幹線50年』『新・産業観光論』(交通新聞社)など。
  • 新産業観光
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 観光をめぐる国内外の情勢が大きく変化している昨今、日本の産業の観光資源としての役割がさらに注目されている。産業観光のニーズが生じた背景、具体的な観光資源、効果・期待、今後の課題といった多角的な視座を通じて、産業観光の総合的な手引きとなるよう意図した1冊。※本書は2009年3月に発行された出版物を電子書籍化したものです。
  • 実務からみた新・観光資源論
    -
    1巻1,508円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鉄道の旅客営業に長年携わり、日本の観光業とつながりが深い著者が、事例研究や具体例も随所に散りばめながら、観光資源の保護・支援、推進施策にいたるまで、実務者ならではの観点でまとめあげた1冊。※本書は2003年5月に発行された出版物を電子書籍化したものです。

ユーザーレビュー

  • 私の鉄道人生“半世紀”

    Posted by ブクログ

    「好きなことを仕事にするのは薦めない」と聞くとただの説教本だが、著者は鉄道友の会会長であり初代JR東海社長須田氏なので、重みが違う。
    少年時代から鉄道マニアで「車掌さんになりたい」彼が、日本国有鉄道の暗黒期を味わったことは悲劇かもしれないが、その渦中でも鉄道への愛を忘れず、JR民営化後に失墜した鉄道のイメージ回復に一役買ったエクスプレスシリーズCM等、マニア特有の視野の狭さや、偉ぶったところのない謙虚な姿勢が経営にも表れていたように思う。
    終盤に語られる鉄道友の会との関係や、鉄道遺産の保存など、終章まで著者の前向きな人格が伝わってくる良書だった。

    0
    2020年11月17日
  • 日本の観光きのう・いま・あす 現場からみた観光論

    Posted by ブクログ

    須田先生らしく実に教科書的な書き方で、読みやすいわけではないです。とは言え、観光に関する、そんなに値のはらない教科書として、この本は最適なように思えます。

    0
    2020年11月06日
  • 昭和の鉄道 近代鉄道の基盤づくり

    Posted by ブクログ

    昭和を中心とする時代(=国鉄があった時代)までの鉄道会社のサービスを時代ごとに分析した一冊。

    本の冒頭でも書いているとおり、鉄道の技術史的な本は多いのですが、サービス・経営の変遷はあまり取り上げられない。それをまとめた本としては貴重。

    主に国鉄の経営を営業面から取り上げている本なのですが、「対策が後手後手に回りやすい組織」の例としても興味深かった。特に、「戦後は運賃決定が法律(=決定者が議員)だが独立採算」という状態で、さまざまな対策が後回しになり、それがスト権ストなどの形で噴出した」という流れは、ある意味いまの多くの企業の現状でもあり、興味深かった。
    ただ、状況変化に合わせた経営判断を適

    0
    2017年07月17日
  • 日本の観光きのう・いま・あす 現場からみた観光論

    Posted by ブクログ

    <目次>
    はじめに   
    第1章  観光とは”なにか"~観光の「意味」と「役割」
    第2章  観光の”あゆみ”~観光の経緯(観光は太古から)
    第3章  観光の”すがた””かたち”~観光の要素と構造
    第4章  観光の”いま”~観光の現状と課題
    第5章  観光立国を”めざして”~「新しい観光」の提案
    第6章  観光を”つくる”~持続的観光へ
    第7章  観光を”まもる”~資源の保全、安全な観光
    第8章  観光を”ひろげる”~広域・国際観光展開

    <内容>
    まさに観光学の教科書。著者はJR東海の元社長、会長。非常にオーソドックスなテキストです。逆に斬新さやこれといった読みどころはありません。 

    0
    2017年03月15日

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