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国鉄からJRへ……波瀾の人生
駅員、車掌、国鉄旅客局課長などを歴任したリーダーが見てきたものとは。
鉄道ファンだったことから、国鉄に入社し、静岡駅の駅員や、御殿場線の本務車掌も経験。その後は本社の旅客局長や地方の鉄道管理局長として、特急車両の回送を活用した「ホームライナー」や、列車(汽車)が1時間に1本だった地方都市で電車を15~20分おきに運行するなど、現在も続く様々なアイデアを実現したことで知られる須田寛氏。国鉄の分割民営化後はJR東海のトップとして鉄道の発展に努めてきた著者が語る、国鉄・JRの65年。
Posted by ブクログ 2020年11月17日
「好きなことを仕事にするのは薦めない」と聞くとただの説教本だが、著者は鉄道友の会会長であり初代JR東海社長須田氏なので、重みが違う。
少年時代から鉄道マニアで「車掌さんになりたい」彼が、日本国有鉄道の暗黒期を味わったことは悲劇かもしれないが、その渦中でも鉄道への愛を忘れず、JR民営化後に失墜した鉄道...続きを読む
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