作品一覧

  • ヅカメン! お父ちゃんたちの宝塚
    4.2
    1巻770円 (税込)
    「女なのに男の格好をして……一体どこがいいんやろ?」 鉄道員一筋だった多々良源蔵は定年直前、それまで全く関心のなかった宝塚歌劇団の〈生徒監〉に任命された。 突然娘たち(タカラジェンヌ)の”お父ちゃん”となったことに戸惑いつつも真摯に向き合ううち、その眼差しに変化が――。 大道具、プロデューサー、演出、父兄…… タカラヅカを支える男たち=ヅカメンが織りなす、七つの奮闘物語。
  • うちら、まだ終わってないし
    3.0
    1巻770円 (税込)
    元男役のアラフィフOG、再び舞台に立つ。 コロナ、病気、誹謗中傷、予算難…次々と訪れる苦難。 「私たちはもう、“夢の国の住人”なんかじゃない」 歌劇団を退団後、シングルマザーとなっていたアラフィフの元男役・ポロは、舞台のプロデュースを決意する。 集めたのは、歌劇団時代に0番を務めたスターではなく、個性光るバイプレイヤーたち。だが素人プロデューサーの前には次々と難題が。 あがきながら懸命に走り続けた彼女たちが、晴れ舞台から見た景色とは――。
  • ヅカメン! お父ちゃんたちの宝塚
    3.6
    1巻1,120円 (税込)
    宝塚歌劇団は2014年で100周年。女性のみで構成された劇団だと思われがちだが、実は多くの男性が支えている。タカラジェンヌたちから親しみをこめて「お父ちゃん」と呼ばれる生徒監、プロデューサーや大道具などの舞台スタッフのみならず、宝塚受験時代からずっと応援し続けている父親や兄弟たちも、誇り高き「ヅカメン」である。宝塚歌劇団を支える男たち=ヅカメンに捧げる、オマージュ小説!

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  • ワイルドでいこう 疾走する車いす
    5.0
    1巻792円 (税込)
    無理・無理・無理――反対されればされるほど諦めない。 私、千絵には先天的な身体障がいがある。筋力がないからすぐ不機嫌そうな顔になるけど、いろんなことに興味津々なんだからな。パンクロッカーに憧れて髪をオレンジ色に染めたり、大きいプールで泳いだり。 ある日、仲間のフジタが障がい者プロレスで戦う姿に触発され、私もリングに上がりたくなって――。 障がいとともに、常に“ガチンコ”で生きる人々の、笑って泣ける傑作小説! 【『涙あふれて As Tears Go by』改稿・改題作品】

ユーザーレビュー

  • ヅカメン! お父ちゃんたちの宝塚

    Posted by ブクログ

    宝塚を支える男性たちの物語。軽いコメディかと思ったけど、じんわりと涙が出そうになります。みんながんばっている。心温まるお話。

    0
    2025年09月29日
  • ヅカメン! お父ちゃんたちの宝塚

    Posted by ブクログ

    宝塚歌劇はいつ見ても華やかな舞台で、元気になります。
    そんな舞台を作り出しているのは、生徒さんだけではなく、彼女達を支えるおじ様方の存在があるのだと、知ることができた作品です。
    宝塚の舞台を観たことがない方も、宝塚を愛する方も、舞台をつくりだすプロの生き様を知って欲しいと思います。

    0
    2024年08月31日
  • ヅカメン! お父ちゃんたちの宝塚

    Posted by ブクログ

    今作品で小説をデビューと書かれていたので、期待せずに読み始めたものの、私も宝塚ファンの端くれなのでめくるめく舞台裏の物語に夢中になって読みました。
    生徒監なんて絶対無理やわと思っていたはずなのに、あっという間に「お父ちゃん」になる多々良さん。真面目で誠実な人柄が滲み出ていて好感度ばっちり。
    心温まる話ばかりで、こんな人生ばかりだったらいいのにね…!なんて思いながら繰り返し読んでしまう。

    「るんぱさん」こと真山葉瑠さんのあとがきも茶目っ気たっぷりで素敵でした。
    ME AND MY GIRL(1995)の執事ヘザーセット、
    WEST SIDE STORY(1998)のシュランク刑事、スカステでチ

    0
    2024年07月10日
  • ヅカメン! お父ちゃんたちの宝塚

    Posted by ブクログ

    ハートフルで歌劇への愛が溢れた作品だった。
    ノンフィクションかと思うくらいリアル!サンバって実在するのかと思ってwikiで調べちゃった。

    宝塚歌劇団というと女性のイメージしかないけれども、こんなにもたくさんの男性が舞台を支えていたとは。

    最初は歌劇に全く興味もなく少し否定的な部分もあった人たちが最後には全力で応援してくれる存在になるのが微笑ましかった。そしてサンバさん。1話ではとても優しくて少女のような人だと思った。でも読み進めるうちに「信頼できる格好いい人」というイメージにガラッと変わった。名脇役がいるから舞台が輝くのだろう。

    どこまでがリアルなことなのか分からないけど、宝塚を目指す人

    0
    2022年10月19日
  • ワイルドでいこう 疾走する車いす

    Posted by ブクログ

    帯の『時速6キロで突き進む、・・・』は最後まで読んで、やっと出てきました!お話として、大変面白かったです。
    途中、救いはあるのかなとドキドキしましたが、最後フランクルの様に、登場人物が自分に出来ることを頑張っている様子が出てきて、ちょっと感動。

    以下、感じたこと。
    障がいのある方を見て、健常者がギョっとする描写が度々出てきます。素人ですが、特別支援学校があるお陰で、健常な子どもが障がいのある方をほぼ見ないで大人になってしまうせいだと思いました。効率が悪いのかもしれませんが、地元の学校で受け入れることで、障がいへの偏見が受容に、また多様性が進んで、暮らし易い世の中になるんじゃないかなと思いまし

    0
    2021年12月31日

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