【感想・ネタバレ】ワイルドでいこう 疾走する車いすのレビュー

あらすじ

無理・無理・無理――反対されればされるほど諦めない。
私、千絵には先天的な身体障がいがある。筋力がないからすぐ不機嫌そうな顔になるけど、いろんなことに興味津々なんだからな。パンクロッカーに憧れて髪をオレンジ色に染めたり、大きいプールで泳いだり。
ある日、仲間のフジタが障がい者プロレスで戦う姿に触発され、私もリングに上がりたくなって――。
障がいとともに、常に“ガチンコ”で生きる人々の、笑って泣ける傑作小説!
【『涙あふれて As Tears Go by』改稿・改題作品】

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Posted by ブクログ

帯の『時速6キロで突き進む、・・・』は最後まで読んで、やっと出てきました!お話として、大変面白かったです。
途中、救いはあるのかなとドキドキしましたが、最後フランクルの様に、登場人物が自分に出来ることを頑張っている様子が出てきて、ちょっと感動。

以下、感じたこと。
障がいのある方を見て、健常者がギョっとする描写が度々出てきます。素人ですが、特別支援学校があるお陰で、健常な子どもが障がいのある方をほぼ見ないで大人になってしまうせいだと思いました。効率が悪いのかもしれませんが、地元の学校で受け入れることで、障がいへの偏見が受容に、また多様性が進んで、暮らし易い世の中になるんじゃないかなと思いました。

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2021年12月31日

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