宮津大蔵のレビュー一覧
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ハートフルで歌劇への愛が溢れた作品だった。
ノンフィクションかと思うくらいリアル!サンバって実在するのかと思ってwikiで調べちゃった。
宝塚歌劇団というと女性のイメージしかないけれども、こんなにもたくさんの男性が舞台を支えていたとは。
最初は歌劇に全く興味もなく少し否定的な部分もあった人たちが...続きを読むPosted by ブクログ -
帯の『時速6キロで突き進む、・・・』は最後まで読んで、やっと出てきました!お話として、大変面白かったです。
途中、救いはあるのかなとドキドキしましたが、最後フランクルの様に、登場人物が自分に出来ることを頑張っている様子が出てきて、ちょっと感動。
以下、感じたこと。
障がいのある方を見て、健常者がギ...続きを読むPosted by ブクログ -
宝塚の舞台を裏で支えるヅカメンの奮闘や初めて知る独自の宝塚ルールが面白かった!
登場人物がリンクしていて生徒の成長も感じられる。生徒監に大道具や演出、父兄などと関わって共に支えたり支えられたり。
何度もじーんときました。
皆さんの努力とプロ意識には本当に脱帽です。
読めばきっと、もっと宝塚の事が好き...続きを読むPosted by ブクログ -
宝塚が好きだったので、手に取りました。宝塚の舞台を作っているのはタカラジェンヌだけではない!!と感じました。宝塚を愛するすべての人におすすめ。Posted by ブクログ
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面白かった!
宝塚は観たとはないけれど、元タカラジェヌの女優さんはドラマで活躍されていますよね。
華々しいステージと衣装と女性とは思えない威厳もあり美しくもある彼女たちの裏方で、宝塚を支えている「お父さん」たちの活躍が何ともほほえましく感じられる。
筆者の宮津氏に感謝!Posted by ブクログ -
宝塚歌劇大好き。
この作品で宝塚に関わる男性の方の仕事内容が知れてすごく面白かった。
そして子供のころから宝塚を目指し、その夢を叶えるためだけに頑張ってる少女や家族のお話も感動しました。
面白くて一気に読めて心が温かくなりました。Posted by ブクログ -
宝塚初心者の私です。この本はフィクションですがかなりノンフィクションに近い設定なのだろうと思います。読み終えると、舞台の隅っこにいるジェンヌさん一人一人を応援したくなり、この舞台を支えている舞台からは見えないたくさんの方達に感謝の言葉を言いたくなります。
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私は普段、本屋さんで『ビジネス』と書かれた棚に陳列された本を読むのが好きで、今回著者の宮津先生に紹介していただいて、小説を始めて読みました。
私は宝塚歌劇団のことは何も知りませんが、この本からは宝塚歌劇団だけでなく、仕事に対しての意識や組織力、夢や目標へ向かっていく上で大切なメンタルマネジメントな...続きを読む -
同じ主人公男の目線で話が進んでいくものかと思いきや、章ごとに主人公の男性が変わった。宝塚歌劇とどんな関わり方をしていくかが異なる。しかし、どの話にもサンバという男役他、ちらほら前の話の登場人物が顔を出し、話が進む事に月日が経過している。
1話/阪急梅田駅長を退職し、月組の生徒監に
2話/一人娘が入...続きを読むPosted by ブクログ -
宝塚歌劇団がステキなショーを行うために
たくさんの人が関わっているのだと
当たり前ながらに思いました。
これは宝塚歌劇団はもちろんのこと、
どのようなことであっても、
自分の知らないところで
たくさんの人が関わって成り立っていることが
たくさんあると考えさせられました。
私は宝塚歌劇団を観劇した...続きを読むPosted by ブクログ -
おもしろかった!
宝塚ファンだけども知らない世界を知ることができた。
宝塚の舞台ってジェンヌさんだけでなく、いろいろな人に支えられてできているんだなと感じた。Posted by ブクログ -
人生には思い通りいかないこともある。その中でどう生きるか。望んでいなかった仕事だが、先輩や後輩に刺激を受けて、少しづつ魅力を感じ始める主人公の姿が印象的だった。私は就活が目前に迫り、将来や仕事に漠然とした不安を抱えている。だが、仕事のやりがいは思いもよらないところで見つかると知り、気持ちが少し軽くな...続きを読むPosted by ブクログ
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宝塚歌劇団を支える男たちのアンソロジー。
「宝塚なんて観たこともない!」「女子供の観るものだ!」と言っていた男性たちが宝塚に魅了されて、宝塚を支える存在になっていく物語。
宝塚の生徒たちのお世話をする「お父ちゃん」や、舞台を作る大道具さん、娘が宝塚に合格するためにサポートするお父さん…
宝塚に出...続きを読むPosted by ブクログ -
何かの拍子で宝塚に触れる事になった生徒監、受験生の父、音楽学校生の結婚する兄、大道具、生徒のリストラ担当の男性達の日々。彼らの見守る中、舞台に穴を開けたくないと大声で泣き叫んだりはしゃいだり性転換と言ったりする様が生身の血の通った人間ぽくて、こういうのも親しみ易くて良い。不合格の子のその後も温かい。Posted by ブクログ
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宝塚に関してド素人の私にとっては、とても面白く読むことができた。フィクションとはいえ、かなりこれに近いことが行われているのだろう。深いなー、宝塚!Posted by ブクログ
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宝塚に興味を持ち始めたばかりなので、最初の「お父ちゃん」の話はとても面白かった。2話目のマリコのお父さんは魅力がなくて、読んでてうんざりしてしまった。よくいるわ、こういう視野狭窄親父…。ある意味リアルだった。マリコとアイコの友情が素敵だっただけに残念。
出てくるタカラジェンヌたちは皆魅力的なのだけ...続きを読むPosted by ブクログ -
アラフィフの歌劇団元男役の主人公が、今は様々な道に進んだ元歌劇団の仲間たちと舞台を作り上げる物語。
自分達らしく好きなことを頑張る姿って素敵だな。
物語の中で主人公たちが作り上げる舞台がとてもおもしろそうで、実際にこの舞台があったら観に行きたいのに!
Posted by ブクログ -
宝塚ファンなので手に取ってみました。
宝塚歌劇を支える男性たち(生徒監、組プロデューサー、大道具、生徒さんの父、兄)にスポットを当てた、連作短編小説。
ファンとして色々ツッコミたいところはあったけど、生徒監が阪急電鉄の駅長退職者が多いとか、組プロデューサーの仕事内容とか、「へぇー、そうなんだ」と感...続きを読むPosted by ブクログ -
やっぱりヅカはええよなぁ。
地元で生まれ育ち、たぶん、都会の人が映画を観る感覚でふつうに観てきた。
ベルばらブームは肌で感じたし、「たのきんトリオ」絶世期に、「下敷きに挟む」アイドルはトシちゃんじゃなくて大地真央、って同級生も多かった。
長い間観てなかったけど、故郷を離れると里心からかむしょうに...続きを読むPosted by ブクログ