作品一覧

  • アディクション ゲームにハマりすぎたウッキー
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    1巻2,420円 (税込)
    かわいい動物が主人公になって、アディクション(依存)の症状を解説します。 実際に自分や友達に同じことが起きたとき、心と体にどんな影響があるのかを知っておくと心の準備ができます。 また対処法も説明しているので、困ったときは試してみましょう。 悲しみや怒りといった感情をどう扱っていいかわからない子と一緒に読む絵本です。
  • 新設コンクリート革命 長持ちするインフラのつくり方
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    1巻3,740円 (税込)
    東北被災地で火がついた「新設コンクリートの品質確保・高耐久化」は、いまや全国へ波及しています。そのきっかけを作った研究者・技術者が方法やノウハウ、思想を伝授します。 2011年、短い工期で莫大な量の鉄筋コンクリート構造物を造らざるを得なくなる出来事が発生します。東日本大震災の復興によって、国土交通省東北地方整備局がこれまでに管理していた橋梁数の1割に値する量が、今後10年間で新たに完成します。 他方、東北地方の管理者らは供用中のコンクリートに対してある悩みを抱えていました。凍結防止剤の影響による塩害や凍害で、当初の想定よりも早期に劣化する例が多発していたのです。高度経済成長期以降、施工方法や使用する材料などはほとんど変わっていません。このまま従来の方法で造っては、復興後、早期に劣化することは目に見えていました。 そこで、一部の識者が立ち上がって、東北地整の発注担当者を説き伏せ、「今分かっているメカニズムや知見、最新の技術を駆使すれば、前より品質が劣化することはない」という理念のもと、新しい品質確保・高耐久化の取り組みを標準にしました。 あれから5年ほどがたち、その潮流は全国に広まっています。本書では、品質確保・高耐久化の方法やノウハウ、またその背景にある考え方や哲学などを、現場で実践している専門家に執筆してもらいました。
  • インフラメンテナンス大変革 老朽化の危機を救う建設DX
    3.7
    1巻3,850円 (税込)
    近年、インフラの老朽化危機が社会問題となっています。人手や財源の不足で老朽化した全ての施設を更新・補修するのは難しく、不具合が生じてから修繕する「事後保全」に陥るインフラが増えきました。点検、診断、措置、記録に至るメンテナンスサイクルを適切に回し、予防保全型の維持管理に転換することが求められています。2025年1月に埼玉県八潮市で起こった道路陥没は下水道管の老朽化が要因の一つと推測されており、忍び寄る「インフラ危機」への対応は待ったなしといえます。  そういった状況のなか、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期では、新技術を実務に活用する状態を指す社会実装を進めています。特徴は、生産性100倍などの目標に向けて、維持管理サイクルの「超高速化」に向けて様々な新技術を投入する点。さらに、大手企業やスタートアップ、高速道路会社、小規模自治体など、多様な主体が参画し、100社以上の機関の協力を得て各地の実際のインフラで新技術の実証を進めている点も珍しいといえます。  本書籍では、SIPのプロジェクトを取り仕切る東京大学の石田哲也先生と日本大学の岩城一郎先生の協力の下、こうした最新のインフラメンテナンス事例を紹介しています。実務に携わるインフラ管理者や補修・補強の設計に関わる建設コンサルタント会社、それから工事に携わる建設会社はもちろんのこと、老朽化問題に関心を寄せる一般のビジネスパーソンにぜひ読んでいただきたいです。

ユーザーレビュー

  • インフラメンテナンス大変革 老朽化の危機を救う建設DX

    Posted by ブクログ

    走り読み程度
    冒頭にある次の言葉は私を、これから土木業界に復帰する私を勇気づけるものだった。
    ”公共投資は資産を消費するものではなく、蓄積されるものである。資産の収益率が資金調達コストを上回る限り、公共投資は政府のバランスシートを強化する。インフラは整備に伴う雇用の増大など景気刺激としてのフローの効果にとどまらず、ストックとしての役割が本質的である。”
    土木工事によるインフラは40年50年と長期にわたって、国民が安心で便利な生活を支えているのだから、その目に見えない経済効果たるや凄まじいものがある。
    社会実装へのボトルネックはいくつもあるが、その最たるものは国民の土木やインフラへ無関心だ。みな

    0
    2025年09月03日
  • インフラメンテナンス大変革 老朽化の危機を救う建設DX

    Posted by ブクログ

    これから急速に、道路や橋梁、トンネルなどの老朽化が進む時代が訪れる。特に、高度経済成長期に整備されたインフラの老朽化は、高齢化と人口減少が急速に進む傾向から若干遅れて進行することが分かった。
    ゆえに、インフラの補修必要性が顕在化してからは、地域の人口も減り、予算も充てることが出来ない事態が予想される。既に補修対象のインフラとして松竹梅のランク付けがなされていることにショックを受ける。
    インフラの劣化は指数関数的に進行するので、早期に発見し補修に取り掛かれば、費用も時間も少なくて済むとのこと。そのために、普段の点検が重要であり、レーザー技術を生かした非破壊検査や、地域住民による清掃活動の意義があ

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    2025年07月17日
  • インフラメンテナンス大変革 老朽化の危機を救う建設DX

    Posted by ブクログ

    気候変動による災害激甚化、少子高齢化による担い手不足など、インフラを取り巻く外部環境は過酷となっていくものの、安心安全な社会のために技術者は対応する必要がある。新しい技術開発、住民参加のインフラメンテナスにより、インフラ老朽化へ対応という課題を解決しなければないと改めて思った。

    0
    2025年06月27日

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