ジョージ・フリードマンの作品一覧
「ジョージ・フリードマン」の「100年予測」「近代の終わり 秩序なき世界の現実」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ジョージ・フリードマン」の「100年予測」「近代の終わり 秩序なき世界の現実」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
21世紀はまだアメリカ時代の幕開け。
まだまだ始まったばかり。
世界大戦で疲弊したイギリスの海軍拠点を手に入れ、世界の海を支配したアメリカは、まだ青年期。地政学的にどこを見ても盤石。
よし、まだまだ米国株は買いですね。
しかし、ロシアについて大局で当たりまくってる。2009年に書かれたものだが、15年後の現在では。衝突がポーランドやバルト三国ではなく、ウクライナであったことが違うぐらい。資源輸出国としてロシアは力をつける。衝突は冷戦時よりも局所的で、アメリカは軍事支援のみ行い、ロシアを疲弊させる。
そしてロシアの自壊。これは時間の問題。
Posted by ブクログ
アメリカ人 アメリカという国のことを知る上で役に立つ本だと思います。
アメリカの成り立ちインディアンたちに対する分析 意見とか
アメリカという国は人類史上最大最強最凶最悪の軍事国家だとしか思えません。
倫理とか道徳とか人道とか善とか正義とかそういうこと以前に力づくでそうやって軍事的戦争的なことばかりをして成り立って今まで来た国だと思います。
アメリカの今までの実業家、政治家、軍人たちは 確かにすごいです。
ですがちょっと調べればわかることですが、皆 先住民たちを迫害し、虐殺し、追い出し、利用し、食い物にしてきた人たちばかりです。
日本人も日本も今だに散々好き放題やられてきています。
それとアメリカとか世界中では弁護士とか法律系の人たちが随分と重要な仕事をたくさんしてきていたことが分かります。
何かの色々なことのたびに少しずつアメリカの国が国民がまとまっていったというのはとても的確な意見です。
日本も日本人もそうでした。
それと、色々な映像や写真で見るアメリカ人の白人や黒人の女の子たちとかが可愛いなとか綺麗だなとか思っていても、本書の中でそういう人たちが何か戦争のたびに工場で物資を作って送って戦争に協力していたことが書かれています。
よく考えてみましたら、そういったアメリカの白人 黒人の女の子たちが私たち日本人のご先祖様達を殺し、障害者にし、日本中を爆撃することに協力してきた共犯者たちなわけです。
ですから、過去から今までのアメリカ人たちの日本人に対する経緯、世界中に人に対する経緯を考えれば、たとえ何があろうとも結局アメリカ人とは距離を取って接していくしかないということだと思います。
Posted by ブクログ
本書でインタビューされてる人たちの著書を是非読んでみたいと思いました。
プロローグー人類の未来は明るいかー
いまこそ現実を直視せよ
我々はいま「近代の終わり」という歴史的結節点を迎えているのではないかという思いにとらわれた。近代を一貫して特徴をづけてきたグローバリゼーション、その元になっていた理性、認識、秩序といったものへの信頼が大きく揺らいでいる。これこそ現在の我々が感じる漠然とした不安の正体なのかもしれない。
その先にある人類の未来は明るいのか、あるいは暗いのか……。読者の皆さんが識者の意見に賛同する しないは別として、きっと新しい視点をこの対話から学べると思う。その学びを共有することができたら望外の喜びである。
ブライアンレヴィン
ソーシャルメディアで拡散されるステレオタイプ
予防の観点が抜けていた
カートアンダーソン
「ファンタジーランド」と化すアメリカ
「真実」や「現実」を創作できるという信条
個人主義が間違った方向に加速した
人々の不安が陰謀論を生み出す
ジョージフリードマン
いまのアメリカにはテクノクラシーや金融に携わる支配階級と、経済的もしくは文化的に負け組になった衰退階級による分裂が生じています。
専門家には物事を狭い範囲でしか見られないという弱点があります。小さな点では特化しているものの、他へ影響まで注意がゆきわたらない。
日本は安全保障上の戦略を示すべき
北朝鮮の核攻撃に一番弱い国は日本だ
日本が経済規模に相当する軍事的立場を有していないのは明らかです。そのアンバランスは今すぐにでも修正する必要があります。
海上交通路を確保できる軍事力を持つことです。大きな問題は、原材料のほとんどを輸入に頼っていること。国益の基本は国の存続に不可欠である原材料へのアクセスの維持です。
軍事的に弱く豊かな国というのは非常に危険な立場にある。
そこで戦略に基づき軍事力を築いていくことになりますが 、日本の場合、自衛隊という形はあっても、その戦略が見えてきません。もし戦略があるのであれば表に出すべきです。
北大西洋地域、マラッカ海域における海上交通路を確保することが大切だ。それを事実として認識している。ならばどうしたらいいのか、それを外に向かって表明していないことには、我々にはその戦略が伝わりませんし、具体的にどう武装したらいいか 話し合うこともできません。
日本には第二次世界大戦で敗北した トラウマがいまだにあり、それゆえに権威を持ってアメリカと話ができない立場にあります。また今や中国の方が強力な軍事力を有しているため、中国に対しても強く主張することには躊躇がちです。南北朝鮮に対して さえ強く出られないでいる。
北朝鮮は自分たちが生き延びることに最も関心を持っています。そのためには核保有が必要不可欠な策であると考えている。
もしも北朝鮮が他国への攻撃を目論んだ場合には、核ミサイルの射程内でなおかつ軍事的に脆弱な国はどこであるか、日本は自分たちが置かれている現実を直視しなければなりません。
イワンクラステフ
アメリカ軍のアフガンからの屈辱的な撤退
政府軍の士気喪失は決定的に重要な要素でした。 状況の把握において最も難しいのは当事者の動機であることを我々はまざまざと再認識させられました。
今後10年で起こることが予想されるのは、自国だけで地政学的なプレイヤーになるこりとはできない、トルコ、ロシア、インド、日本、EUといった ミドルパワー 国家の活動の活発化です。
今後大きな変化が見られるのは国家同士の関係よりむしろ、身近な社会の中でしょう。我々の社会の中で起きている変化に注目が集まるのです。今後は 地域の現状に即した 調整が進むため、世界秩序よりも地域秩序が大きく変化し、多元的な世界が訪れるでしょう。
日本は米中対立の狭間で、今後想定される 舞台はアジアであり、日本があらゆる場面で自前で対処できるよう政策面で軍事化しても私は驚きません。 今や戦争も定義が以前と相当変わっています。現在のサイバー戦争や経済戦争の観点から見れば昔の戦争観にとられていてはいけないでしょう。
また日本は少子高齢化という大問題に直面しています。
アダムトゥーズ
分断に向かう欧州とアメリカ
ヨーロッパ経済の回復はスピード感にかける
世界が変わりつつある事実を認識しなければならない
経済の未来を担う人物、学者たち
ジェロームパウエル、イザベルシュナーベル、クリスティーヌラガルド、ギータゴピナート、ジョシュメイソン、ダニエラガボール
ヴァレリーハンセン
グロ−バリゼ−ションの起源を大航海時代とするのは遅すぎる
ヨ−ロッパの歴史家は以前より、西暦一〇〇〇年に大きな関心を持っていた
西暦1000年頃に中国と中央アジアの歴史、バイキングスカンジナビア人がカナダに上陸したこと、中国からインド アラビア半島 アフリカに至るまで海上交易でつながったこと、西暦1000年頃に世界でなにかがおきている。
内藤湖南は宋朝を近代のはじまりと見ていた。
欧州中心主義ではなく、西暦1000年頃から始まる 宋朝こそが近代史の起源。
バイキングが1000年頃までにアメリカ大陸北東部だけでなく、ユカタン半島にまで到達していた証拠が出てきている。
「戦士の神殿」の壁画に描かれている捕虜は、ブロンドで目の色が明るく、肌の色は白い。
ジョージエストライク
健常者優位主義を乗り越えられるか
デイビィッドファリアー
「人新世」に生きる人類の避けられない未来
我々のほとんどはどれほど先のことを考えてもせいぜい数年後、「将来の夢」という場合は十数年先のことまでは想像するだろうが、それでも10万年後の地球となると思いをはせる人は皆無といえる。
「いま」は未来からみれば「過去」である。「人間がやることで影響のないものなどなく。すべては繋がっている」「ディープタイム」という地質学的スケールから我々の「いま」の行動を顧みる重要性がわかる。
何千世代にもわたって、あらゆるものの中に人類の痕跡が残り続ける。
近所の現象から書き始めることは、自分が住む場所の未来の化石を見ることにつながります。
マルコポーロがクビライ・カーンとの最後の謁見の際に述べた言葉「あらゆる形がそれぞれ自分の都市を見いだすまでは、新しい都市が生まれつづけることだろう。そして、あらゆる案が出尽くし、形が崩れるとき、都市の終末が始まる。」
都市は人類がつくり出したとてつもない 産物です。100年前には想像もつかなかった都市の姿が今目の前にある。そしてこの先も都市が築かれていくことに希望を感じさせてくれるのがこの言葉なのです。
生物多様性は危機に瀕しており、人類は生物の管理人ではありますが 王様ではありません。いかに生物絶滅を阻止する方向に舵を切れるか。未来の化石記録には我々が絶滅の危機をどこまで放置したかがしっかりと残るのです。
いま見られる 進化のほとんどは、人為的な変更が加わられた結果だと、さまざまな研究の中で言われています。
私たち人類が他の種の分布域やその行動、場合によってはその外見に変更を加え、生態系を変えてしまったせいなのです。
本来であれば長い時間をかけて起こる変化が人の一生のうちに起こってもおかしくない。そう思うと不安を覚えずにはいられませんが、 一方で、我々がすぐに変化を起こせるという点には希望を持っていいと思います。
インターネットは目に見えない空気のようなものです。世界中至るところで利用でき、そのデータはクラウド化していると言いながら実際には実体を持った巨大なデータセンターの中で保管されている。これらのセンターは世界各地にある。
人間がやることで 影響の出ないものなどなくすべては繋がっている。この深いところでのつながりをまず理解することが変化への第一歩です。
大事なのは、我々がいまやっていることの影響がどれだけ長く残るか忘れてはならないということです。自分の身の回りにあるものの行為でもその影響は10万年後まで残るかもしれない。
我々が時代のレガシーを残すという事実を思い起こさせてくれるものに囲まれているのは幸運だと思います。未来の化石になる可能性がある物質に囲まれているからこそ、それをきっかけに未来にどのような化石を残したいかを考えることができるし、考えなくてはという気になれるのです。あなたが行うことの帰結として未来を生きる子孫の生活が変わってしまう。その視点から考察を続けることはとても価値があるのです。
Posted by ブクログ
このような本を読みたかった。2100年の世界を大胆に予想する野心作。1900年の日本人が今の日本を創造することだに出来なかったように、今後の世界が闇であることにワクワクが止まらない。
21世紀を未だ若いアメリカの世紀と位置づけ、今後はアメリカを中心に世界が回るとしている。確かにアメリカが世界の覇権を握ったのは早くて1945、遅くて1989であり、まだ百年も経っていない。価値間によって力を激らせるアメリカは移民によってこれからも活力を持つ。アメリカの基本的地政学戦略では北米大陸及び海洋を握ればよいのであり、分裂するイスラム世界などテロの脅威ではあっても安全保障の脅威ではないという指摘はうなづける。人口減少によってアメリカ式のライフスタイルが広まり、コンピュータが中心となる世界にも首肯するが、膨張する資本主義の行先はどうなるのか気になる。
その中で筆者は中国/日本/ロシア/トルコ/ポーランド/メキシコに注目する。
中国→経済成長の歪みに対抗できず自壊するとしているが本当にそうだろうか。人口減少により覇権は厳しいだろうが、地域大国としては残る気がするが、今後訪れる台湾危機で崩壊する読み?
ロシア→今回の露宇戦争で自壊するだろう。見事な予想。
日本→人口減少!アジアの国はどこも厳しいので相対的に地域大国化するのだろうか。中国と競り合うだろうが。
トルコ→今の調子でアメリカが中東を操縦している限り、地域大国は難しそう。
ポーランド→EUで主導権を握る展開はわかるが、それ以上は難しそう。
メキシコ→移民が国境線の変更を生むという指摘はかねてから思っていた。今世紀末に対立が起こるのは頷ける。
人口動態についての分析が弱いような気がした。確かにこの形で行けば面白いが、あくまで地政学的なものであり、現実はそうはいかないのではないか。
ただ今世紀の日本の課題は対中戦略であり、人口減少が続く中如何に東アジアで主導権を握り続けられるかである。日中韓台で少子化への根本的解決策を提示したものが地域大国となりそう。